桐野夏生『デンジャラス』読了♪
ゆっくりゆっくり読み進めていましたが、本当に素晴らしい作品でした。
『デンジャラス』は文豪・谷崎潤一郎と谷崎に寵愛される女たちの物語。
語り手が谷崎の代表作の1つでもある『細雪』の雪子のモデルにもなった重子というところもさすが。重子は谷崎の妻・松子の妹なんですよ~
谷崎は私も大好きな作家の1人で、読み始めるとしばらくは谷崎作品一辺倒になってしまうという中毒性のある存在です^^
何よりも印象的だったのはラストの章。
谷崎も重子も松子も年老いてゆく中での心理描写。いくつになっても…というか、年を重ねたからこその嫉妬や欲望、自尊心。
そのような感情のゆれの表現が本当にゾクゾクするうまさで、しばらく余韻に浸ってしまいました。
また久しぶりに谷崎潤一郎の作品も読み返してみようかな。
もちろんまずは『細雪』から!
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