「深海魚のレシピ」 | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

深海魚のレシピ: 釣って、拾って、食ってみた/地人書館


平坂寛さんの
「深海魚のレシピ」を読みました。


日本の様々な海へ行き
深海魚をとって食べるエッセーです。

まったく見たこともない深海魚を
とって調理したり
いっぱい食べるとよくない魚を
大量に食べてみたりとチャレンジ満載。

軽快な文章でさらっと読める
楽しい一冊でした。

釣りの世界も奥深いですね。
あえて深海魚を釣るなんて
考えたことなかったです。
しかも食べるとか……。

深海魚は浮力を得るために
たくさんの油脂を蓄えていたり
身が水っぽかったりするのが
常のようですが、調理次第で
おいしく食べられるものもあるようですね。

目がピカピカしてて
結構グロテスクな姿なのですが
その生態には興味津々です。
深海は謎だらけ。
ロマンですね。

ぜひとも続編を出していただきたい一冊でした。