3/13 こわいほん | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

今月も13日は金曜日!

毎月13日開催の読書会
「こわいほん」に行ってきました。

今回は初めましてな方もいらっしゃって
読みたい本もたくさん見つかり
なんだかお菓子もらってしまって……

最高に楽しい夜でした。
ではでは、本メモです。

ゼロの迎撃 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/宝島社

安生正さんの「ゼロの迎撃

既読ですが、
あまり細かな内容を覚えていなくて
ご紹介者さんのネタバレしそうな
発言にハッと
様々なことを思い出したりしました。

そうでした、
これ、面白かったんでした。


沈黙の春 (新潮文庫)/新潮社

レイチェル・カーソンさんの
「沈黙の春」

農薬の危険性をいち早く指摘した
本書は有名ですが
案外ときちんと読んだ方は
少ないのではないでしょうか。

わたくしも、学生の頃に
先生にオススメされて
ふわーっと流し読みした程度なんですよね。

こういう機会に読んでおくのが
よさそうです。


KAPPA (徳間文庫)/徳間書店

柴田哲孝さんの「KAPPA」

妖怪が好きなわたくしとしては
かなり興味を惹かれた1冊です。

水辺で上半身が引きちぎられた死体が
発見されるという事件が発生して
寄せ集めのような変わったメンバーで
事件を解決するというお話みたいです。

河童……
その正体がまたびっくりみたいです。
これは読みます。


Tengu―長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)/祥伝社

柴田哲孝さんの「TENGU」

「KAPPA」から続く話みたいです。
時間オーバーで詳しくは
お聞きできませんでしたが、
こちらも「KAPPA」とセットで気になる本ですね。


怪談徒然草 (角川ホラー文庫)/角川書店

加門七海さんの「怪談徒然草」

既読でしたが
例によって例のごとく
記憶があまりなく……

最近、また怪談が
読みたい気になっているので
近々再読したいですね。

かなり怖かったという
ご紹介者さんの談に
そういえばすごく恐ろしかったという記憶が。

あまりのことに記憶を
封印したんですかね。

怨霊になった天皇/小学館

竹田恒泰さんの
怨霊になった天皇

崇徳天皇を中心に
怨霊になった天皇を
わかりやすく書いた本書。

既読ですが
読書会での話が盛り上がり、
また読みたくなりました。

崇徳天皇、すごいんですよね。
祟りっぷりが。

かなり読みやすいので
わたくしからもオススメの一冊です。


おとぎ話の忘れ物 (ポプラ文庫)/ポプラ社

小川洋子さんの
「おとぎ話の忘れ物」

樋上久実子のイラストをもとに
小川洋子さんが
赤ずきんや人魚姫などの
おとぎ話をモチーフにした短編集とのことです。

紙の質もよくて
イラストもステキな本なのですが、
ちょっと怖いストーリーになっているようですね。

かなり興味あります。
これは読みます。


自選 谷川俊太郎詩集 (岩波文庫)/岩波書店

谷川俊太郎さんの
「自選谷川俊太郎詩集」

そういえば、谷川氏の詩を
きちんと読んだことって
なかったかも、です。

「日本語のカタログ」というのが
ご紹介者さんのイチオシみたいです。

これは読みたいですね。
最近、短歌のお勉強してるので
いい詩に触れたいと思ってたんですよ。




図説 死因百科/紀伊國屋書店

マイケル・ラルゴさんの
「死因百科」

これは、欲しいです。
世界各国様々な「死に方」を集めた
分厚い本です。

猟奇殺人の被害者や
「まさか!」と驚くような死に様が
245項目の死因を50音順で読めるらしいです。

これ、何で出てるの
気づけなかったんでしょう。
こういうの大好き。

購入検討中です。

ご紹介者さんの談では
小さいお子さんがいるご家庭など
普段気づかない身の回りにある
死の危険を見つけられる、とのことです。

意外と実用的ですね。




ユージニア/角川書店

恩田陸さんの「ユージニア」

既読ですが
やはり記憶が……。

飲み物に入っていた
毒物でたくさんの人が亡くなった事件を
様々な人の視点で語るというストーリー。

全編通して
どんよりとした薄暗さが
漂っているそうです。

そういえば、ネット読書会の
テーマ本だったことを
今、思い出しました。

そのときは湊かなえさんの
「告白」と対比させて読むという感じでしたね。
余談でした。


告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)/双葉社



こちらも話題に上りました ↓
恩田陸さん「Q&A」

Q&A (幻冬舎文庫)/幻冬舎

未読なので
読もうと思います。





天国旅行 (新潮文庫)/新潮社

三浦しをんさんの「天国旅行」

様々な心中をテーマにした短編集です。

既読ですが
新しい視点でした。

この中の短編の
「星屑ドライブ」が恐ろしいことです。

死んだ恋人の霊が
まるで生きているかのように
そばにいるのが見えるというお話。

さほど怖い文体じゃなかった気がしますが、
死んでいる恋人がそばに居続けるっていうのは
想像するとぞっとしますね。

ちなみに、「天国旅行」というタイトルは
THE YELLOW MONKEYの曲名を引いているとのことで
ちょっと盛り上がりました。


MOTHER OF ALL THE BEST/アリオラジャパン


THE YELLOW MONKEY……
学生時代を思い出します。




そして、わたくしの
紹介本はこちら ↓↓

奇譚を売る店/光文社

芦辺 拓さんの「奇譚を売る店」

またブログをUPしますが、
作家の男が買ってしまった古本を
もとに展開する連作短編で
ちょっとこわーいオチが
ついているというお話です。



今回も読みたい本いっぱい。
参加者様方
ありがとうございましたー。