- つぼやきのテリーヌ The cream of the notes 2 (講談社文庫)/講談社
興味深い:/5
刺激的:/5
森博嗣さんの
「つぼやきのテリーヌ」を読みました。
森氏らしい視点の
エッセー100連発でした。
何だか肩の力が
抜ける感じがいいですね。
自分の趣味に没頭して
たまに小説を書くという
羨ましい生活が垣間見えます。
私もこんな隠居生活を送りたいです。
そして、森氏のエッセーを
読むと毎回いかに自分が俗物的であるか
思い知りますよ……。
他人の評価は気になるし
大勢の人が「いい!」と言う物が欲しいし、
”有名人”も”流行”も気になるし、
自分で決めたことでも
意見されると大きく揺らぎますし、
揺らいだあげく「やっぱ、やーめた!」ってなるし……。
そういう感覚が
いかにナンセンスであるか。
読めば読むほど
プチプチ心に刺さりますね。
よし、明日からは
なんか、こう……えっと、がんばる!