- 沈底魚 (講談社文庫)/講談社
ドキドキ: /5
急展開: /5
曽根圭介さんの
「沈底魚」を読みました。
警部補の不和は
現職の国会議員に
中国のスパイがいるという情報を聞く。
しかし上の決定により
なぜかそれは捜査されなかった。
ところが、女性キャリアの凸井が
やってきて
急遽捜査が開始される。
不和は上層部の動きに
不信を感じるが――。
お久し振りの曽根作品ですが
今回はホラーではなくて
スパイ物でした。
二転三転する急展開の連続に
やや頭がついていかないところも
ありましたが、
結構スリリングで楽しめましたよ。
しかし、まぁ、個人的な意見ですが、
曽根作品はホラーっぽい作品の方が
好みでしたかね。
いろんなジャンルが書けるんだなぁと
ビックリでしたが。
過去に読んだ曽根作品
「鼻」
「あげくの果て」