- 知れば恐ろしい日本人の風習/河出書房新社
怖い: /5- 興味深い: /5
千葉 公慈さんの- 「知れば恐ろしい日本人の風習」を読みました。
曹洞宗の住職さんである
千葉氏による
日本の風習のお話でした。
「恐ろしい」とタイトルで
いわれてしまうと
怖い妄想がいっぱい広がってしまいますが
こちらは「怖さ」よりも興味深さで
楽しめましたよ。
お正月から大晦日までの
風習を順に追っていき
最後にわらべ歌や遊び
昔話の由来を
考察されています。
「かごめかごめ」の歌とか
いろんな本で話題にされますよね。
諸説あり過ぎて私も大混乱だったんですが、
千葉氏の
「歌詞の意味よりも
身体表現の面白みが優先することも多い」に
一票入れたいです。
子どもたちの動作や
リズムを重視してこんな歌詞に
なっちゃったってことですかね。
他の歌詞の解釈が
怖すぎるんですよね。
どの説明も分かりやすく
書かれていて
おもしろい本でした。