「修道院のお菓子」素朴でおいしそうでした | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。


修道院のお菓子―スペイン修道女のレシピ (天然生活ブックス)/地球丸
素朴:42424242 /5
おいしそう:食食食 /5


丸山久美さんの
「修道院のお菓子」を眺めました。


スペインの修道院で作られているお菓子を
もとにしたレシピだそうです。

あまり知らなかったのですが、
修道院とお菓子の関係は
深いのですね。

中世の頃、大きなかまどが
あったのがお城と修道院だけ
だったのだとか。

――で、行事に使ったり、
王侯貴族へ献上されるお菓子は
修道院で作られていたそうです。

修道女になったら
おいしいお菓子が
いっぱい食べられるって
ことじゃないらしいですよ。
残念ながら……。

最近では一般の人たちに
お菓子を販売している修道院もあったりして、
「修道院のお菓子」が
身近になっているようですね。

世間知らずで、
トラピストクッキーくらいしか
思い浮かびませんが……。

前置きが長かったですが、
そんな修道院の素朴なお菓子のレシピが
こちらの本です。

写真もキレイで、修道院のお菓子の雑学が
アレコレ載っているので
読み物としても楽しかったです。

余ったミルクで作る、とか
固くなったパンで作る、とか
現在のエコ志向にマッチしたレシピも
ありましたよ。

おもしろかったです。