「婚活したらすごかった」”すごい”というか勉強になりました。 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

婚活したらすごかった (新潮新書)/石神 賢介

なるほど:GOODGOODGOODGOODGOOD /5
婚活したくなる:☆☆ /5


石神賢介さんの
「婚活したらすごかった」を
読みました。


婚活という言葉を聞くようになって
久しいですが、
こちらは真面目に婚活を始めた
石神氏による体験ルポです。

ネット婚活やお見合いパーティー
結構相談所の体験者、
また相談所の人へのインタビューにより
現在の婚活事情がわかります。

タイトルから
ちょっと笑える体験記みたいなものを
想像していましたが、
思ったよりも真面目な内容でした。

貢がされちゃったり、
ちょっと変わった女性に会ったという
笑えるお話もありましたけれど。

結婚相談所に積極的な男性をリクエストした
女性が相談員に「いません」と、
言われたエピソードがあり、
ちょっと驚きました。

積極的にパートナーを探せる男性は
結婚相談所への登録が少ない……とか。

最後の砦のようなイメージでしたが、
結婚相談所にも向き不向きというのが
あるのですねー。

「登録された男性の中で
 あなたが交際してみたいと思う男性はいますか?」
というインタビューに一瞬黙る複数の相談所スタッフの女性。

なかなかショッキングな
インタビュー内容です。


女性は年収の高い男性に注目し、
男性は容姿のいい女性に注目する。

プロフィールを見るとその人の自己評価が
透けて見えちゃったり……。

著者の体験から
導き出されたいろいろな傾向に
「なるほどー」と納得しちゃいます。

いろいろと
面白かったです。