「幻香」初・浅見光彦シリーズです。 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。


幻香/内田 康夫

香水の話おもしろい:あったか気分あったか気分あったか気分 /5
読みやすい:GOODGOODGOODGOOD /5


内田康夫さんの
「幻香」を読みました。


浅見光彦のもとに封書が届いた。
国井由香という知らない女性からで
香水のいい香りがする。

殺人事件に関することで助けて欲しいと、
一方的に語る手紙に従い、
光彦は差出人との待ち合わせ場所へ向かったが、
そこで待っていたのは2人の刑事だった。



初めての「浅見光彦シリーズ」です。
作品がたくさんありすぎて
迷ってしまったので、
すぐに借りられるこの作品にしてみました。

浅見光彦シリーズはドラマでもやっていたので
読んだことがない私でも
入りやすかったです。

実はドラマもチラッとしか
見たことがなかったんですが、
そんな私でも設定を知ってくるくらい
国民的名探偵ってことですね。


この作品は、香水をつくる調香師の
殺人事件の謎を追うという内容で
香水の話がいっぱい出てきます。
そういう専門職のお話はおもしろいですね。

しかも文章が驚くほど読みやすいです。
さらっとすべるように読めるので
ちょっとばかり物足らないような
気もしちゃうんですが、
その辺は表裏一体ですかね。

このシリーズは作品が多過ぎて
全部は読めなさそうな気がしますが、
あと2、3冊くらいは読んでおきたいところです。