笑い：
/5
なるほど：
/5
穂村弘さんの「現実入門」を読みました。
ぱんださんにオススメいただいた本です。
このエッセーは
以前読んだ穂村氏のエッセー「世界音痴 」から
企画されたもののようです。
そのエッセーの中で穂村氏が
列挙された未体験のこと(献血とか合コンとか)を
ひとつずつ体験しようという、趣向です。
穂村さんは30代後半で初めてしゃぶしゃぶを
食べたという未体験の強者です。
しかし私もまともに
しゃぶしゃぶを食べたことがないので
人のことは言えませんね。
しゃぶしゃぶの鍋を
囲むことはよくある気がするのですが、
肉があまり得意じゃないので、
肝心のしゃぶしゃぶ肉を
食べたことあるような、ないような……。
一口くらい食べたかな。どうでしょう。
とにかく、穂村さんが未体験ならではの
視点で面白おかしく体験談を書かれています。
非常に面白いです。
やはりこの感性、ステキすぎますね。
この方にもっといろいろと
体験してもらってエッセーを書いて欲しい、と
思ってしまいます。
献血で「不特定の異性と性的接触をもった方」は
献血できないと知り、「ぼくは駄目だ」と
笑いながら、さらりとカミングアウト。
おもしろい。
おもしろいけど、こんなに赤裸々でいいのですか。
と、笑ってしまいまいた。
他には「健康ランド初体験」、「街角の占い」
「モデルルーム見学」や「大相撲観戦」などなど……。
どれもおもしろかったです。
ぱんださん、ありがとうございました。