ハッとする: /5
笑: /5
naminnieさんのお話を聞いて
読んでみたくなった一冊です。
穂村弘さんの「整形前夜」を読みました。
相変わらずのステキな感性を持つ穂村弘さんの
笑える日常エピソードに加え、
本職である歌人の素顔が
うかがえる一冊でした。
穂村弘さんのエッセイは
本当におもしろいですね。
今回も笑えました。
菓子パンを本棚に詰め込んだために
秩序が乱れていく
穂村氏のお部屋。
子どもの頃に
「人とは違うものを」と選んで
意地で飲みきった嫌いなトマトジュースの話。
そんな思わずふふっと笑えてしまう話のなかで
マリリン・モンロー、本名ノーマ・ジーンの
整形前夜に思いを馳せた
歌人らしい感性がキラリと光るお話などなど。
そして、小説と詩歌の違いについての
穂村氏のお話は
ハッとしました。
「なるほど」と思うとともに、
「この方は本当に歌人なんだなぁ」と
改めて感じました。
あ、失言でした。
すみません。
いや、でも、
エッセイが面白すぎるから……。