イラスト: /5
ストーリー: /5
村上春樹さん訳の「ポテト・スープが大好きな猫」を読みました。
以前東野圭吾さんの絵本「サンタのおばさん 」を読んだ際に
night-rainbowさんに頂いたコメントで存在を知りました。
根っからのテキサスっ子であるおじいさんは
ねずみも魚も捕まえないやせっぽちの雌猫と
住んでいました。
ある日居眠りをしている猫を置いて、おじいさんは
一人で魚釣りに出てしまって……
とにかくイラストが気に入った絵本です。
気位が高い雌猫のキャラクターも微笑ましい。
特に魚を前足で押さえておじいさんにいろいろ
”お話”をしている猫のイラストがものすっごくかわいい。
リアルな猫らしさを失わないコミカルな絵、
たぶん猫好きのハートをガッチリ捕まえるだろう、と……
ウチの犬もたまに”お話”してます。
一生懸命クチを縦横に開けて声を出しているんですが、
何やってるんでしょうね、あれは。
「あうあうあうあうあー」としか聞こえないのですが、
じっと顔を見るんですよ。
たまに「へー、そうなんだ」と相槌を打つと、
調子に乗って
「あうあうあうあうあうあー」と、続けたりします。
悪いけど、全然意味わかんない……
それはさておきやっぱり絵本、いいですね。
短い物語でもイラストの細部を見たりしていると
けっこう時間がたっているものです。
子どもの頃から絵本のイラストは細かく描かれているものが
特に好きでした。
細々とした生活用品や食品のイラスト、洋服、看板……
長編小説もいいけど、時間をかけて絵本を読む、
っていうのもたまにはありですね。
night-rainbowさんありがとうございました。