起業したい30代女性専門コーチ市川真由美です。
今日は起業家の生活費についてお話したいと思います。
起業する際に必要最低限の生活費を確認して欲しいと思います。
面倒ですか?
これは、会社にお勤めの方もした方が良いと思うのですが、毎月決まった額をお給料としてもらえているので、あえて確認しなくても何となく生活ができてしまっているでしょう。
でも、起業したら事業が軌道に乗るまでは、収入がいくら入るのかわからないし、経費を生活費から出すことにもなります。
また、専業主婦で旦那さまのお給料で生活ができている人が起業する場合も、経費をかけて起業して、万が一収入が入ってこない場合もあると考えた方がいいので、確認してください。
どんな場合も、必要最低限の生活費を把握すればお金に対する心配は消え、安心が始まります。
まずは大きな出費から…
住宅にかかるローンや賃料
生命保険や損害保険
子供の学費やお稽古代
これは、金額が大きいだけに無理があったら一番に見直す対象になります。
次にそれ以外…
水道光熱費
携帯電話・固定電話代
食費
日用品・衛生代など
これは、見直しても金額がそれ程下げられないものではありますが、日頃から必要ないものは極力出さないように気をつけましょう。
最後に…
健康保険や年金など社会保険代
税金など
これは、会社に勤めていたらお給料から差し引かれていたものを、自分で振込手続きをするようになるので、予定し忘れがちなので気をつけましょう。
これ全てを収入の6割の中におさめたいところです。
ただ、経験上子供の学費は一定期間この6割におさまりきれない時期もあります。
我が家は子供2人が大学1年生と4年生で重なった1年間は特別期間としました。
また、子供が一人暮らしをしている期間は生活費が二重になり、その期間は特別期間としました。
一定期間で終わりが明確になっていれば、その期間は、6割以外の余剰資金から特別に必要最低限の生活費に持ってきても良いと思います。
あくまでも、それが必要な費用で惜しみなく出したいと思えるかどうか、です。
以前お伝えした、消費なのか投資なのかを基準にしましょう。
今現在の必要最低限の生活費、出せましたか?
出せたら、この生活費をどこまで落とせるかを検討して下さい。
起業したら収入が一定ではなくなります。
必要最低限の生活費は一度落とせるところまで落としてみましょう。
生活スタイルを起業に向けて変えることで、自分自身を起業家にするのだとコミットすることができます。
逆に考えると、必要最低限の生活費が6割以内になるだけの収入は最低取れるだけの事業計画をしっかり立てて下さい。
そして、事業が軌道に乗るまで必要最低限の生活費が補填できる貯金があるのか?
または、事業が軌道に乗るまでは別の収入を確保したままで進むのか?
などなど、よく検討して下さいね。
必要最低限の生活費を心配しながらだと、せっかくやりたい仕事で起業しても、思う存分楽しめません。
事業に夢中になるためにも、この必要最低限の生活費を算出する地味な作業を面倒がらずに、一度やってみてくださいね。
明日は、起業家の自由に使えるお金の使い道をお話したいと思います。