起業するために営業を経験したくて入った会社での3年間は、驚きの連続でした。
飛び込み営業やテレフォンアポイント営業も経験しました。
日常生活の中で、人から無視されることにも、きつい言葉を浴びる事にも慣れていない(普通慣れていませんよね)わけですから、修行のような毎日。
そんな中少しずつお客さまも増え、既存のお客さまからのご紹介がうまれた時は、本当に嬉しかった♪
応援して下さる方が増えてきたことを感じ始め、仕事が楽しくなっていき、お休みの日も必ず仕事を持ち帰りイメージトレーニングをしたり、仕事に没頭しているうちに営業成績もどんどんのび、表彰されるようになっていったのです。
やると決めたら、自分でゴールを決めて達成するまではその事に没頭する事の意味をこの時に覚えたように思います。
ある程度のレベルまで行くと、その先は本当に楽になりました。
それまでは、とにかくやりきる事を自分に約束し、達成した時は大きな自信になっています。
大きな自信を持って、私はその会社を退職し、起業に向けて準備を始めたのです。
その時、私は40歳を過ぎていました。
「会社を辞めて起業するなんて、なんて無謀な事をするの?」
「辞めるなんてもったいない」
「絶対にうまくいくはずがない」
「馬鹿なことするな」
「何歳だと思っているんだ!!!そんな事するのはやめなさい!!」
周りからはそんな声ばかりが聞こえました。
それでも、何歳からでもどんな事でもやろうと思えばできると私は信じていたので、何の計画も無い状態で退職を決めました。