心のブレーカーが落ちたとき、沢山の本を読みました。その中で、とても強く記憶に残っている本があります。
『質問思考の技術』
私たちは毎日毎日、自分と一番会話をしています。
その時に自分に投げかける「質問」に少し注意すると、劇的に人生を変えられるというものでした。
”学ぶ人の質問” なのか ”批判する人の質問” なのか…
当時の私は、きっと悪いことが起こるから最悪な事が起こってもショックを受けないように心の準備をしておこう…そんな考え方でした。
その上、何か思い通りにならないと、
「だれだれのせいで私の人生がこんなになっている」
「なんであんな人とかかわってしまったのだろう」
「私はやっぱりだめな人間だ」
「なんで私はいつもこうなんだ」
こんな風に自分と毎日会話していました。
この本によると、これこそまさに ”批判する人の質問” 。
よみながらビックリしたのを覚えています。
私の事が書いてある。。。
本の中の主人公が、物語の中でコーチと話すうちに、”批判する人の質問” →”学ぶ人の質問” を自分に投げかけるようになり、仕事もプライベートも好転していきました。
えっ?なにこれ?
私もこんな人生を送りたい!!
わらにもすがる気持ちでした。
本を何度も読み返し、”学ぶ人の質問” をしてみました。
「これから何ができる?」
「私にできる事は何?」
「何をしていた時が一番楽しかった?」
「いま何がしたい?」
「どうしたい?」
本を読みながらなら楽しい気持ちになって、そんな質問も出来たのですが、少し本から離れると忘れてしまい ”批判する人の質問” に逆戻り。
誰に頼ることもなく一人で考えながら行ったり来たり…亀が歩くくらいの変化だったので本当に時間がかかりましたが、気付いた時は、 ”学ぶ人の質問” が普通になっていました。
その頃はコーチって何かもよくわからなかったですし、誰にも相談していなかったので、本当に時間がかかったし、辛かった。
人生のコーチがそばに居てくれたら、楽しくワクワクしながらスピーディーに人生を好転させられたでしょうね。
そんなこんなで、無駄に時間は掛かりましたけど、今では ”学ぶ人の質問” しかできない人になっています♪