MTBクロスカントリー女子は8月27日火曜日
台風直撃の予報で毎日何度も天気予報をチェック。大雨予報から小雨になり、曇りに変わっていった。
マトリックスの小森選手と一緒に京都から伊豆に向かう。
車移動だったので余裕を持って移動し、シャトルバスを予約していた駐車場で早めの昼食を済ませる。
曇り予報だったけれど結構な雨量。雨ガッパを着たけど暑く、傘は危ないし、濡れながら見るのがいいと判断。
シャトルバスは決まった時間だけでなく、どんどん出発。会場まで約30分の移動だった。
ベロドロームの横に着き、空港並みの手荷物検査があり、ここでクーラーボックスとさよならとなった
15時スタートだけど12時過ぎに会場に着いた。
ベロドロームに入ることができたのでせっかくだから入ってみると機材が到着した直後だったみたいで最新のバイクを見ることができた。
ロータスのフレームはどう表現するのがいいかわからないくらい不思議な形をしていた。
デローサは対照的にすごくシンプルで無駄なものが全くないようなデザインだった。
ピナレロは曲線が多く、風の流れが見えるようなデザイン。
ロードバイクはどのメーカーも似たような形になってきているけれど、トラックバイクは各社大きく違うデザインでコンセプトに違いがありワクワクした。
早くにMTBコースに入ったところで何もすることがないけれどジッとしていられなくて会場に移動した。
入り口では熱中症対策として、塩飴と冷感タオル、うちわが配られていた。
小さい日の丸を握りしめて歩いていると、
「その日の丸はどこで買えるんだ?」と重鎮オーラ漂うおじさんに声をかけられた。
ポーランドと書かれた服をきていたけれどオリンピックグッズショップでいろいろ購入していたのでスタッフなのか、選手の家族なのかよくわからなかったけれどたくさん日の丸を持ってきていたのでプレゼントした。
重鎮オーラが消えて観光客のおじさんの笑顔になった。
早歩きでコースに向かって歩いていると
「アブサロン?」と一緒に観戦に来ていた先輩が言った。
振り返るとそこにはアテネオリンピック、北京オリンピックMTBクロスカントリー男子 金メダリストのジュリアン・アブサロンがいた。
これがオリンピック会場か。。。
すごく硬い表情だったアブサロンに
「スーベニア!」
と言って富士山が描かれた扇子をプレゼントした。
扇子を開いてすごく笑顔になってくれた。100円ですけど。。。
この時点ですでにしっかりと膝が震えていた
いそいそとコースに向かって歩いているとさっきのポーランドのおじさんが
「Gift for you」
と言ってカバンを探り始めた。ギフト???すごい物が出てくる予告かもと思っていると名刺をくれた。
そこには
「President」
と書かれていた。ポーランド車連の会長だった。
クヴィアウトコスキーのボスだって。重鎮オーラは本物だった。
続く