レースは予選と決勝の2レース。
シード選手は決勝レースのみ。
予選は700mと短いものの、ポジション取りやコーナーでの攻め方がさすがXCライダー。少しの隙間でもガンガン攻めて行くのに落車が起こらず、見事なバイクコントロールでした。
決勝は25名。横一列のスタートです。
フラッグと同時にスタート!
片面ペダルが見事にはまらず出遅れてしまい10番手で第1コーナーへ。
ホールショットはJNCCチャンピオンの小池田選手。
出遅れたもののコーナー毎にポジションを上げて5番手でゲレンデの激坂区間に突入。
小池田選手のパワフルな登坂を追走。
勾配が一番きつくなるところで捉え、一気に抜きました。
勝負はここからです。2人のMTBライダー、内嶋選手と兼岡選手の追走から逃げなくてはなりません。
コミュニケーションツールのBONXを使用していたので後続とのタイム差を伝えてもらいました。
シングルトラックに入る時点で6秒差。
これならいける!と思ったと同時にクラッシュ。ロード用ペダルのバネが固すぎて外れず、倒れたままもがくように外して再乗車。
後続に追いつかれてしまいました。
そこからは綺麗なライン取りをすることができ、再度独走。
石ゾーンもベネリのユニットに助けられ、足を付かずに突き進み、あと少しで最難関区間を抜けられる!と思ったところでまたクラッシュ。
観客が多いところでの転倒は恥ずかしかったですがロードシューズで岩場をダッシュ!
捻挫しそうになりながらも猛ダッシュ!ここで完全にオールアウトしました。
ここからがeBIKEの本領発揮!
オールアウトして足がガクガクでもペダルを回せばグングン進みます。
筋力トレーニングの補助と同じような効果があり、本来の実力以上の能力を引き出してくれます。
後ろは混戦。後半3位争いはヤマハのパワーが炸裂しました。
兼岡選手との差を確認できてからはたくさん転がる石を踏まないように丁寧に下り、上りはモーターに助けてもらいながら走りました。
最後はベネリのメンバーに迎えられトップでゴール!
そしてそのまま...
全てを出し切って立っていることもできなくなってその場に倒れ込みました。
酸欠&筋肉が限界を超えました。
4位でゴールの内嶋選手。
eBIKEでも見事なコントロールのウイリーでゴールです。
ゴール後すぐに表彰式。立派な盾をいただきました。
シャンパンファイトなんていつぶりでしょうか。最高に幸せでした!
ベネリのブースに戻るとスタッフみんなで集合写真!
やったぜ!!
ノンアルコールビールで乾杯!喜びを分かち合うことができるチームに入れて幸せです。
次戦はまだ未定ですがこれからもたくさんeBIKEレースが増えると思います。
どのメーカーもプロライダーを投入すると宣言していました。
出力調整をしてハンデキャップレースをすることも可能です。
たくさんの可能性を秘めたeBIKE。
より多くの方に楽しさを知ってもらえるように精力的に活動していこうと思います。
使用バイク ベネリ タジェーテ2018(ハンドル幅変更)