パリ〜ルーベでスカイやロット・ユンボなどは旧型デュラエースのホイールを使用していました。
https://www.cyclowired.jp/image/node/261338
予想される旧型ホイールをを選択した理由は一つ。
リム幅だと思われます。
現行のWH-R9100-C60-TU、WH-R9100-C40-TU共に28mmです。
僕が使用しているHED STINGER5も同じ28mmです。
そのため、25mmのタイヤを使用するとリムが外にはみ出します。
ワイドリムが出るまでは「タイヤよりリム幅が広い」なんて考えもしませんでした。
HED STINGER5には28mmのタイヤを使用しているため、タイヤとリムはほぼ同じ幅になっています。
これでも縁石や、道路のひび割れに入ってしまうとリムが破損してしまう可能性があるので注意しながら走っています。なのでワイドリムで23mmタイヤを使用することはないと思います。
パリ〜ルーベではパーヴェと呼ばれる酷く荒れた石畳を走るため、
リム幅24mmの旧型ホイールWH-9000-C50を使用したのではないかと思われます。
スカイはローハイトリムは新型のC40(28mm幅)を使用していました。ディープリムは旧型のC50(24mm幅)という使い分けをしています。
C60は28mm幅ということだけでなく、D2リムという形状でC40より張り出しが大きいようです。
今回多く使用されたヴィットリアの「コルサ コントロール」というタイヤはトレッド(ゴム)の幅を広くし、タイヤサイドが傷つきにくいようになっています。
普通のレースではタイヤサイドを傷つけるようなことはほとんどないので、ここでもパーヴェ対策がされています。
さらに「コルサ」よりトレッドが0.4mm厚くなっています。
これの逆で、ヴィットリア 「コルサ スピード」はトレッド幅が狭く薄くなっており、軽い代わりに荒れた路面が苦手、となっています。
空気圧も非常に低くしていたようです。
https://www.cyclowired.jp/image/node/261335
F4.9 R5.2
体重62kgの僕が普段選択する空気圧は
19mm 8.5気圧
23mm 7.2気圧
25mm 6.8気圧
28mm 6.2気圧
です。タイヤ幅に合わせて空気圧を調整しないとバイクが跳ねたり、振動で腰痛になったりします。
太いタイヤに高い空気圧を入れるとすぐに持病の腰痛が出るので高くなりすぎないように注意しています。
練習では28mm5.5気圧で走っています。
以上マニアックな機材ネタでした。