今日は4台一気にフィッティングしました。
コルナゴ、ナカガワ、キャノンデール、キャノンデール
ハンドルとペダルは統一してあるものの、サドルとコンポが違うため「目」が頼りになる仕事でした。
サドルはモデルによって座る位置が異なるため、同じ距離にセッティングしても意味がありません。カンパニョーロとシマノではレバーの長さが違いますし、フォークやシートチューブの角度もそれぞれ違います。
一台ずつ身体が楽に力を出せるポジションを出していくので基本的にメジャーを使いません。
キャノンデール2台は全く同じジオメトリーと聞いていたのですが、アルミのバイクに乗ると少しハンドルが高いように感じました。
2台ともステムは一番下まで下げていたのにアルミだけハンドルが高く感じたのはおかしいと思い、ヘッドチューブを測ると5mmアルミの方が長いことがわかりました。
たった5mmですが身体はそれを教えてくれます。
我ながら良い目をしていると自信になりました。
速くなり、楽になります。
男性も一緒です。力まかせに走るよりも体重やテクニックを生かせば速くなります。
自転車の奥深さ、機材選びの楽しさを感じられる仕事になりました。