コーナーリングや下りの練習は非常に重要です。
危ないからしないのではなく、トコトンすべきです。飽きるほど繰り返し、身体で覚えさせることが大切です。
これは8の字練習ですが、3人でしました。ただ8の字をするのではなく、他の人の動きも見ながら行います。
レースは自分一人ではなく、相手がいます。ベストなラインで走れないかもしれないことも想定して走らなければなりません。
レースではout-in-outで曲がれますが練習ではout-out-outやin-in-inで曲がらなければ車との事故に繋がる可能性があります。
僕が中学生の頃、周りの大人は「out-in-out」と言いましたがプロ選手だったコーチからは「out-out-outの練習をしなさい」と言いました。
inに入った瞬間に怒られたのを今でも覚えています。
そのおかげで今まで数十万キロ走りましたが交通事故したことはなく、レースでは余裕を持ってout-in-outできるようになりました。
技術や意識で防げる事故は必ずあります。
まずは3人や4人での8の字練習をしてバイクコントロールと周辺視野を広げる練習をしてみてください。
バイクを内側に倒す練習も有効です。
バイクを倒さず身体を内側に入れて曲がっている選手をたくさん見ます。そのような選手は確実にコーナー出口で膨らむので後ろを走るときは注意が必要です。
自分の身を守るためにたくさん練習しましょう。