チームカーとなっている320dに乗り始めて半年経ちました。

10年前に見た世界ツーリング選手権で走っていたBMWがかっこよかったので憧れを持ちました。

その後先輩に320iのセダンを譲っていただき、11万キロ乗りました。

その車が非常によく、当時所属していた宇都宮ブリッツェンの遠征であらゆる地方に単独遠征していました。

ハイオクですが燃費が良く、最高で18.1km/Lを記録しました。街乗りばかりしたときの最低燃費が9km/Lくらいだったと思います。

 

長距離運転しても疲労が少なく、レースを戦うために必要なものでした。
パワーはあまりなかったですが気持ちよく回ってくれるエンジンです。
常にエコ運転をしていたのでよく回るエンジンの良さは活かせなかった気がします。

引退してから他の車に乗り換えたのですが現役時代以上に走行距離が増えたことと、筋力が落ちたことから移動疲れが酷くなりました。腰の悪い僕には自転車と同じくらい移動手段は重要です。

 

そして今年初めに320dを購入しました。

320dの「d」はDieselの「d」です。軽油です。320は3シリーズの2Lエンジンということです。
Mスポーツというスポーツモデルなので足回りは硬めで山道でもスイスイ走ります。

この車にしたきっかけは以前サッシャさんの車に試乗させていただいたことでした。

 

今まで乗ってきた車の中でダントツのパワーでグングン進みます。

なのに燃費がよく、今のところ最高で22.0km/L 最低で14.2km/Lです。

 

関西は燃料が安く、軽油が81〜85円/Lなので4500円ほどで1200kmも走れます。

燃費が悪いときでも900kmくらい走れます。

乗り換えてから燃料費が下がっただけでなく、ガソリンスタンドに行く回数が減りました。これがとても助かります。

 

ディーゼルエンジンは騒音が大きく、車内にいてもガラガラ音が伝わってきます。特にこの時期はクーラーを付けるので条件によってはアイドリングストップが作動しないためにうるさく感じることもあります。走り始めると振動も音も気になりません。止まっているときのみ気になります。

 

またディーゼルエンジンの特徴として低速トルクが力強いのですが、高回転まで回すとそのトルクが弱くなります。ガソリンエンジンは回すとエンジン音と共にパワフルに走りますがそのようなことにはなりません。

 

その特徴を活かすために320dは100km/h巡行しても低回転高トルクで走れるギヤが設定されています。高速道路でアップダウンがあっても重いギヤのままグイグイ登ってくれます。320iのときはギヤチェンジしていましたがそのようなことはなくなりました。
高速道路でパワー不足を感じずノンストレスで走れることは非常に助かります。


 

ステーションワゴンタイプなのでトランクが広いです。ルーフキャリアに前輪を外したロードバイク2台と、トランクにロードバイク2台と前輪2本積めました。
4人4台が積載可能です。ルーフキャリアにはもう2台分設置することも可能ですがかっこいいので2台分だけにしています笑
 

官能的なエンジン音を求める人はガソリンエンジン。実用性を重視する人はディーゼルエンジンがいいかと思います。

「音」は心に響きます。毎日乗らず、土日だけ運転したり、走行距離が短い人にはガソリンエンジンがおすすめです。

 

来週は東京まで往復します。クーラーつけっぱなしで移動するので20km/L目指して走ります。