7月31日(日)チームメイト3人と、以前このブログで紹介した廃線道「敦賀今庄間」(1962年廃線)を歩きました。

朝「敦賀駅」から「南今庄駅」まで電車で行き、そこから歩き始めます。



「南今庄駅」(無人駅)に着きました。



廃線道ウォークのスタートです。



道が真っすぐに伸びています。汽車が通っていた特徴が出ています。







「大桐駅」が有った所です。プラットフォームの跡が当時の名残を偲ばせてくれます。



2022年に開通する「北陸新幹線」のトンネル工事が行われています。過去と未来が感じられます。





山を削ってレールを敷いた名残が残っています。プレートはロックシェードの中にはめ込まれています。



「山中信号所」跡に着きました。列車が退避するレールが敷かれていた道が道路の左側に残っています。





当時を偲ばせる案内です。ここまで約10㎞です。





「山中隧道」です。このトンネルはこの廃線道で一番長いトンネルです。左側に列車が退避するための別のトンネルが有ります。この様なトンネルは珍しいのだそうです。





トンネルの中は外の気温と違って、体感で20度そこそこでしょうか、寒く感じられました。





トンネルの中はレンガが隙間なく積み上げられて出来ています。保線作業をする人達のための退避場所が残っています。



「山中隧道」を過ぎるといくつもの短いトンネルが続きます。





レンガだけで作られたトンネルと違って、石を積み上げてその上にレンガを積んで作られています。当時でも造られる場所によって色々な工法が有ったのでしょうか?



敦賀湾が見えました。海が青くて綺麗です。



県道207号を左に折れて北陸自動車道下り線の「杉津パーキング」を目指します。





「杉津パーキング」です。ここは「杉津駅」の有った所です。当時を偲ぶ案内板が有ります。
しばらく休憩してエネルギーを補給します。(食堂はやたら混んでいました。)



元気を取り戻して、再び歩き出します。



遠くに国道417号が見えて来ました。「葉原地区」に入ります。



国道の左側が廃線道に成ります。現在は神社が有ります。





「獺河内(うそこうち)地区」の「新保駅」が有った所に来ました。今回はここがゴールです。

約18㎞の間に9個のトンネルが有りました。機械もそんなにない時代に大変な工事ではなかったかと思います。

あらかじめ置いておいたクルマで市内に向かいます。お疲れさま。

<追伸>
以前「陽気にトレイルランin敦賀の里山」に参加頂きました、敦賀市在住の竹内雅昭さんが8月6日(土)から開催される「トランスジャパンアルプスレース」に出場されます。延べ9日間の間に富山県からアルプスを越えて静岡県にたどり着くレースです。私どもteam Wildcat一同も無事完走を願っています。又、完走の暁にはお話などお聞きする機会が持てる事が出来たらいいなと思っています。