~最後のテーマは、日本人の特徴です。良いものは残して、時代に合わないものは変更していく。そんな視点のtipsです~
日本語は行間が多い言語だと言われています。単一民族だと多民族国家より一段とその傾向助長されてきたのでしょう。
ある時南の島のバカンスで、日本に住んでいるというフランス旅行客と雑談していました。日本語もかなりお上手で、日本の企業で働いているとのことです。
その彼が言うには、一番難しいのは、オフィスのおじさんの日本語だそうです。
女性たちは、比較的丁寧に主語述語をはっきり話して、「今日は、AさんとBさんとで一緒にお昼を食べにいきませんか」と誘ってくれる。
一方、男性は「メシ 行く?」で終わり。これは辞書で検索しても理解できないセンテンスだといって嘆いていました。
確かに、日本語の暗黙知の多さが集団でつるむおじさん達の中で最高値に達していることに気づかされました。同じような大学で同じような教育を受けて企業に就職し、同じような価値観で仕事をして、同じような価値観で暮らしていると、話ことば自体を複雑化かつ頻繁に行うことより、ある行動を起こすための信号音としての短いセンテンスのほうが、便利だったのだと思われます。
自分も歳をとるにつれ、あれとかそれとかの代名詞が話し言葉の中に増えてくる今日この頃、もうちょっとひとつのセンテンスをしっかり話さなければこれからの多様化の時代には生き残れないなと思った今日この頃でした。(日日草)