桃李への小道~リーダーシップ⑧<組織が立体的に見えるとき> | チームスキル研究所のブログ

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チームスキルとはメンバーとチームが、最高のパフォーマンスと、更なる成長に向け、変化し続けるために必要なスキルの総称です。

 ある会社でデバイスを開発していた部門の担当

常務さんの席は、いつも全員が見渡せる大部屋

の中にあります。個室も持たず、部門の壁ができ

にくいと言われる大部屋の真ん中に席があるので

すから、さぞかしコミュニケーションが良いだろ

うと思っていました。


 しかし、或る時こうつぶやかれたのです。

 「こんなに沢山開発者がいるのに、皆忙しそうに

何をやっているのだろう」



 この発言に一瞬たじろいでしまいました。

 部屋は一つの大部屋でも、実は理解し合えない?!



 常務さんも実に1対1でお話をさせていただくと

オープンで親しみのある話し方をされる方で、管理

職の気持に配慮される方でした。しかしながら、

日ごろの打ち合わせで管理職といくら話をしても、

一般職と中々話をされる機会はなかったようです。

管理職から下の一般の開発者がやっていること、考え

ていること、これらすべてが見えてこなかったよう

です。組織が平面に見えていたのかもしれません。

 また、ある会社で、組織開発で全員巻き込んだ活動

を進めて半年経った時に、組織開発のイベントとして

成果発表会を開催しました。この発表会では若手も多

く発表してもらっていました。その時、話を聞いてい

た専務さんが、「いやこの活動をやって良かった。組

織が立体的に見える。入社2年生の○○君は、随分成長

したね。将来が楽しみだ」


 この専務は、個室を持っておられましたが、部下の

状態には、いつも気を配られ、「若手の○△君は、最

近下を向いて歩いている。仕事は上手くいっているの

か」など管理職に質問される方でしたが、やはり仕事

の中身までは、把握できないのが現状でした。

 組織活動を見えるようにするには、一筋縄では、行

きません。手を変え、品を変え、色々な角度からオー

プンで上からも下からも立体的に見える組織を作りた

いものです。(日日草)