少し、今の話をさせてください。
先日、孫がずっと見たがっていた映画が、1週間限定で上映されていることに娘が気づき、3人で観に行くことになりました。
タイトルは「インターステラー」。
簡単に言えば、宇宙探査の物語だそうです。
映画館に向かう道すがら、
孫がこう言い出しました。
「アインシュタインの相対性理論を知っておくと、もっと面白く見れるよ」
そして、娘と2人、孫からちょっとした相対性理論の講義を受けることになりました(笑)
小学2年生の頃から学校に通えていない孫。
九九もまともに言えないのに、なぜか相対性理論は知っている。
不思議でなりませんでした。
実際に映画を観てみると、なるほど、
と思う場面がありました。
光速に近い速さで宇宙空間を飛ぶと、地球で流れる時間よりも、ずっとゆっくり時間が進むのだそうです。
映画の中では、宇宙に出た乗組員たちの2年間が、地球ではおよそ80年にも相当していました。
地球に戻った乗組員が、自分の子どもの死の間際に立ち会おうとした場面で、その子どもが父親に向かって放った言葉が、強く印象に残りました。
「親は子供の死に目に会うべきではない」
思い返せば、私も娘が小さい頃から、ずっと言い聞かせてきたことがあります。
「一番の親不孝は、親より先に死ぬことだよ」
順番からいえば、あらかじめ約束された悲しみなのかもしれません。
そんなことを、映画の中の一言から、ふと思い出しました。
大変だった日々の合間に、こうして3人で映画を観て、孫の成長ぶりに笑ったり驚いたりできる。
それだけで、十分すぎるほど、幸せなことなのだと思います。