妹の家にお世話になる前後、
実は民泊や友人の家にも、
身を寄せていた時期がありました。
民泊を予約しようとしたとき、
まず事前のクレジットカード決済が求められました。
ところが、なぜかカードが通りません。
何度試してもうまくいかず、
予約がなかなか取れないまま、
時間だけが過ぎていきました。
あれこれ操作しているうちに、ふと、
民泊のオーナーのメールアドレスが表示されました。
藁にもすがる思いで、
そのまま直接オーナーにメールを送ってみました。
すると、現地で現金決済をする形で、無事に泊まらせてもらえることになったのです。
実はこのオーナーには、思いがけない形で事情が伝わっていました。
意図せず、私たちの状況を知ることになったオーナーは、それから本当によくしてくださいました。
新しい住まいに引っ越すときには、
電子レンジや衣装ケースを譲ってくださったり。
泊まっている間も、孫のためにと、
そっと差し入れを持ってきてくださったり。
見ず知らずだったはずの方から受けた、あの温かさは、今でも忘れられません。
追い詰められていたあの頃、頼れる先は、
決して家族や親しい友人だけではありませんでした。
思いがけない場所にも、
手を差し伸べてくれる人がいる。
そのことを、身をもって知った出来事でした。