ヤスリの材質について調べてみました。
1.クロムモリブデン鋼は鉄にクロム(Cr)とモリブデン(Mo)を添加した合金鋼で、炭素(C)を0.1~0.5%、Crを0.9~1.2%、Moを0.15~0.45%の範囲で含むもの。利点として鉄にMoを加えると、鋼はより強度や硬度を増し、粘り強さやしなやかさも高めるため、硬い材料を扱う場合にも、摩耗や傷に強く、繰り返し使っても傷みにくく、ステンレス鋼ほどではないが、耐食性があり錆にくい特徴を持つ。
2.スウェーデン鋼はその名の通りスウェーデンで産出された鉄鋼石から精錬された鋼。普通の鋼には炭素(C)、珪素(Si)、マンガン(Mn)、リン(P)、硫黄(S)の5元素が含まれている。Pは硬さ強さを増すが延性を下げ、Sは鋼をもろくする性質を持つ。この好ましくない元素が少ない良質な鉄鋼石から作られた鋼がスウェーデン鋼。
3.ステンレス鋼はCr11%以上を含み、Cr+ニッケル(Ni)が50%以下の合金鋼、錆に強く、耐摩耗性に優れている。
自分が使ってみた感じでは、やはり1番切れるのはステンレス鋼ですね。
スウェーデン鋼を明記しているのはHOLMENKOLのレーシングファイルですが、残念ながら持っていません。
クロムモリブデン鋼も粘りがあって削りやすいです。ただ、材質だけではなく、目入れも関係するので信頼できるメーカーのものを選びましょう。
SWIXのステンレスファイル。技能五輪で使われるスイスのVallorbe社製です。メチャクチャ切れます!日本では1本15,000円でした。既に廃版らしく、海外通販で格安でゲットしました![]()
スキー用ではありませんがVallorbe社の鉄鋼用ヤスリが売っていたので4000円弱で購入してみました。材質はクロム鋼です。
Snoli社製のクロム鋼ヤスリですが、Viala社の刻印があります。Viala社も技能五輪で使われる優秀なヤスリです。
これはFINN、つまりフィンランド製の当たりです。3000円弱で購入。
Snoli社の短いヤスリ。本体では確認できませんが、商品名FINNFEILから、恐らくフィンランド製のクロム鋼。これも既に廃版になっているようですが、1本1500円程度で購入。
このVialaはPORTUGAL製。まあ、悪くはないのかも知れませんが、耐久性や切れ味に劣るような気がします。
他にスキー用ではありませんが、技能五輪ではニコルソン社も有名ですが、残念ながら使ったことはありません。
国産ではツボサンが技能五輪で使われるようです。因みに国産ヤスリメーカーの屋号にはツボが付いていることが多いです。焼き入れの時に炭素を飛ばさないように味噌を塗っており、その味噌を入れている壺、あるいは塗り方やレシピが要でツボである事に由来するとか。
最近のトレンドは
でしょうか?使ったことがないので、感想お待ちしております。







