引き続き三浦Nの海で青物トップゲーム! | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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船橋法典のカヤックショップ「kayak55.com」スタッフ
ホエールのカヤックフィッシングブログ。シーバス、ブラックバス、アオリイカのエギング、青物、根魚、マダイ、ヒラメやマゴチ……様々な魚種をカヤックから釣る!kayak55.com公式ブログとしてお知らせなども!

ホエールです。

 

今、僕のbifarrでの役割として、ティップランロッド「フェイザー」そして、ヘビーロッドの「コーラス」のテストがあります。

 

フェイザーは昨年冬からティップランでイカをだいぶ掛けてきて、そのキャスティング対応能力から春イカエギングまで対応できることもテストできています。さらにキャスティングができてティップが繊細という特長を活かしてフラットフィッシュのワームゲームやボトムチニングまで成果ができていて、繊細ティップのオールマイティーロッドという仕上がりになっていてテストはほぼ終了しました。

 

あとフェイザーで1点だけやり残しているのが、ひとつテンヤ。この先調子はぜったいにひとつテンヤにも使いやすいと思っていて、明日ちょっとやってみる予定です。

 

そしてヘビーなベイトロッドのコーラス。

 

当初、エクストラヘビーでサンプルを作ったコーラスですが、やはり艇に持ち込めるロッドの本数に限りがあるカヤックにおいて、1本でヘビーな釣りをいろいろできるように改良しています。

 

グリップを当初より少し長く、パワーを少しだけマイルドにエクストラヘビーからヘビークラスに落とし、曲がるロッドになってきています。

そうすることでジギングへの対応もできるようになり、なによりベイトロッドでのキャスティングがより気持ちよくなりました。

 

僕自身もカヤックフィッシングをバーチカルはもちろんキャスティングもずっとベイトタックルでやってきた生粋のベイトキャスターなので、やっぱりベイトならではのキャスティングの気持ちよさっていうのはものすごく大切な要素なんです。

 

ベイトならではのキャストの爽快感、ベイトキャスターの皆様に納得いただける調子になってきていると思っています。

 

シーバスのビッグベイトやビッグトップウォーターゲーム、青物トップウォーターゲーム、150g〜300gぐらいのジグでの青物ジギング、ヘビーなバーサタイルロッドとして成熟が進んでいます。

 

コーラスは昨年の秋のシーバスからテストをスタートしたのですが、真冬はさすがに青物でのテストができず、ここにきてようやくガンガン青物掛けてテストが一気に進んできています。あとはここから真夏のシイラはぜひテストでガチでやりあいたいですし、青物ももっと掛けたい。もう一段階パワーを上げたバージョンもテストしてみたい・・・コーラスはもう少し時間がかかりそうな予感がしています。

 

少し前ですが、6月24日そんなコーラスを持って、またも三浦半島Nの海へ、55ハウスから出撃してみました。

 

この日は55ハウス新規メンバーになっていただいたコリン乗りのFさんとご一緒させていただきました!

僕はバイキングカヤック忍(白虎号)、55ハウスのクラブハウス艇。Nの海でもぜんぜん問題なく全域漕ぎ回れる航行性能、そして軽さ、小回りの良さ。忍ってほんと素晴らしい艇です。

 

少し前にこの海に来た時は朝、青物のナブラが立ってトップでGETできました。はたして今日はどうでしょうか!?

 

海は最高のベタナギで、トップがやりやすい海面です。Fさんと一緒に浅場からトップ誘い出しをかけながら少しづつ沖へ移動していきます。

 

コーラスの曲がり、どうですか!いいでしょ!

ベイトのキャスティングはやっぱりロッドを曲げるから飛ぶし、なによりキャストフィールがいい。バックラッシュなどのトラブルも減ります。やっぱりガチガチの棒ではない方がいいんですよね、ベイトロッドは。

 

すると・・・・開始から40分後ぐらいでしょうか、突然のボイル!

漕いで追いかけまわしてはトップウォーターで直撃していきます。

 

しかし!ボイルにぶっこんでいるのに釣れない!なかなか食わないナブラだ〜

 

そして移動が速い。一瞬でだいぶ離れた場所にボイルが移っていってしまう。

 

その移動をパドリングで追いかける!

アドレナリン爆発全開、身体を使って魚を追うこの感覚、ボイル狙いのカヤックフィッシングは身体を酷使して疲れるけどそれがまた心地いいんです。

 

だって、僕ら釣りもパドリングも好きでこのカヤックフィッシングっていう趣味をやってるんだから。身体いじめてナンボです。

 

そんななかなか食わないナブラを・・・Fさんが攻略!

 

ナイス、ワラササイズ!

 

いや〜お見事です。食わないボイルで食わせるのは腕!

 

Fさんのヒットルアーはアトール・フラックフライ145

しかもロッドはKFゴルゴ!ありがとうございます〜

 

フラックフライはまさに青物トップウォーターの王道アクションのウッド製ダイビングペンシル。関東でも外海だと175がベースとなりますが、三浦Nの海のベースとなるサイズは145。間違いないです。

 

さすが!

 

しかし、前回同様に短時間でナブラは去っていきました・・・・

 

その後は沈黙の時間が続きます。でも、前回は朝一回ナブラが立って、その後10時頃にまたナブラが立ちました。我慢できずに大移動してしまっていてその後半のナブラを逃したんです。

 

今日は大移動せずにこのエリアで粘ることにします。

 

ついに時刻は9時頃になり用事があるFさんがここで上がられました。僕はまだ今日釣れていないので粘りますよ〜!ありがとうございました!

 

粘っていると、現地スーパーロコのNさんと沖でお会いしました。二人でナブラを待ちます。

 

すると・・・やはり10時前頃でした。だいぶ沖の方でふたたび大規模なナブラが立ちました。

 

うわ〜けっこう遠い、遠いけど・・・・

 

行くしかないっしょ!!

漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ!

 

ナブラを追いかけるゲーム、疲れるけど楽しいよ〜パドリング気持ちいいよ〜!

 

なんどか追いかけ回しては移動されてしまいますが、ついに射程圏内に捉えた。今日Fさんが実績を上げたフラックフライ145を入れ込んで、速い動きで引いてくると・・・

 

うわ、チェイス!乗らない!チェイス、乗らない!

 

ついに乗った〜!

 

ワラササイズ、少しマイルドにしたとはいえヘビーロッドのコーラスはワラサではこれぐらいしか曲がらない。PEラインは4号+リーダー20号、負ける要素はない。ただ水深は30mぐらいあるし、1本めなのですこしゆっくりファイトして上げてきます。

 

ぎりワラササイズ、獲ったどー!

ナブラ追いかけて追いかけて、トップで釣った1本は格別ですよ。最高!

 

魚を締めてクーラーに入れて、ふと正面を見ると・・・ブリサイズ単体が跳ねた〜。ブリクラスもいるじゃん。行ってみよう。

 

漕ぎ進めいくと・・・

 

いきなり大規模なナブラが発生!食わない!

すると右舷でまた魚が浮いた。バックハンドで投げ入れると食った〜バレた〜(涙)

 

まだ雰囲気はあるぞ。

 

ちょっと散り気味なのでペンシルのフラックフライからポッパーのジュリア128にチェンジ。

 

アトール・ジュリア128

※kayak55でも近日発売!

 

人気のジュリアの新サイズなのですが、これがまたちょうど三浦半島サイズ。ポッパーでありながらヘッドがカットされていて、ポッピングのあとのダイブで水中でダート。ただのポッパーではなくダーターとしても使えます。

 

また違う場所でナブラ、右舷で出たり、左舷で出たり。それをクイックにターンさせて追いかけられるのはやっぱりパドリングのカヤックのメリット。このゲームは絶対的にパドリングカヤックの方が有利ですよ。

 

ジュリア128で誘い出しを続けていますが、ちょっと青物の雰囲気一段落しちゃたな〜とNさんと談笑していると・・・

 

突然射程圏内というか目の前でナブラが湧く!

これがまさにカヤックフィッシングの醍醐味。エンジンが水中で回ってないのでプレッシャーがかかっていないんですよね。たぶん魚からしたら流木です(笑)

 

ぽ〜んとジュリア128を投げ入れると・・・

 

ヒットー!

 

ん!?さっきよりデカいか!?ブリサイズ!?いや、なんだかちょっと変な引きだな・・・スレっぽい!?

 

リフトしていてもバットは全然曲がってない、もっともっと上のサイズいける竿です。

 

やっぱりスレだった〜

たぶん食いに来て見きって反転・・・で掛かった感じでしょう

 

ワラササイズ 2本めGET!

実際はスレでしたがジュリア128をわざとらしく口にぶら下げて(笑)

 

僕は青物トップはペンシルがベースとしてあって、でもプラス、ポッパーも必要だと思っているんですが、三浦半島Nの海ではこのフラックフライ145とジュリア128の2本がサイジング的にもぴったりだと思います!

 

まだ粘れば釣れそうですが、ここで切り上げることにしました。

 

獲物一匹ゴミ一個運動

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!

 

このワラサ、脂ノリノリで特にカマは最強レベルの美味しさでした〜