Kayak55のドメイン、本日16時30分現在いまだ復旧せず・・・大変ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません(たくさんのメッセージありがとうございます!)
提出するものは提出してあとは待つだけになっていますが、復旧は次週月〜火になるそうです。ガーン(涙)
お急ぎの方は土日は実店舗はやっているので16時〜21時でお電話いただければと思います。よろしくお願いします。
Kayak55.com実店舗
047-711-7640
月・木定休日
営業時間16時〜21時
さて今日は艤装ネタです。
今日は私のプロフィッシュ45にバイキング純正の6インチハッチを追加で取り付けました
(もしかしたらこの作業の流れは今後動画にするかもしれません)
なぜ6インチハッチを取り付けたかというと・・・
近日発売のPS-611CN IIの振動子TD25をインハルで取り付けてみたいためです。
プロフィッシュ45はこれまでのPSシリーズに使われていたTD04振動子は股の間のスカッパーホールから引き上げての固定が可能でした。
しかし・・・・
TD25振動子はサイズが大きくなってしまうためプロフィッシュ45ではスカッパー引き上げができないんです。
(左:TD25、右:TD04)
そうなると必然的にアームで振動子を落とすというのが自然ではあり、それが一番簡単でいいと思います。
ただ、僕はあくまでも個人的に、振動子をステーで落とすと、やっぱり航行性能に影響してしまうのがちょっとストレスになってしまうんです。
以前、プロフィッシュ45に大型振動子をでステーで落としていた時期もあったのですが、どうしても時速にして0.5kmぐらいの微妙な差なんですが、それが気になってしまう。
凪いでいるなら全然問題ないし、荒れて撤収となったら魚探をかける必要もないのでステーを上げちゃえばいいんです。でも・・・気になる。
結果、いつしかプロフィッシュ45ではTD04振動子のホンデックス魚探に戻ってしまっていました。
そこにきて今回のPS-611CN II+TD25が発売になることで決意しました。
やっぱりプロフィッシュ45でもTD25使ってみたい・・・でもステーはあまり好きではない・・・・結果!
TD25振動子はインハル固定にしてみようと!
発売前にいち早く使わせてもらったことで、PS-611CN II+TD25振動子の威力を知ってしまいました。
忍proボックスへの外出し固定では200kHzでも水深190mぐらいまでボトムを捉えていたし、50kHzでは水深350mまで来ても余裕でボトムを捉えていました。
これならば、インハルで少々感度が落ちたって十分使えるのではないか?それを検証してみたいと思うんです。
インハル固定で映せる深度に問題がさほどなければ、プロフィッシュ45、デスペラード、ノーマルの忍にもステー無しで取り付けできるし、忍proでもボックス内貼り付けでいいという人も出てくるかもしれません。試す価値は十分ある!
ちなみにノーマルの忍の場合はバウ側に艇内部にアクセスする6インチハッチが最初からついているので、インハル固定は容易です。
しかし・・・プロフィッシュ45は艇内部にアクセスするハッチはスターンにしかついていません。さすがにスターンまで配線するとコードがデッキを通り邪魔だし危ないしよくありません。(その前に振動子のコードも届かないかも)
ということで、TD25振動子をプロフィッシュ45内部に引き込むために追加で6インチハッチを取り付けることにしました。
取り付ける場所はココ。
プロフィッシュ45のセンターコンソール内部のバウ側の壁
このエリアに超ジャストサイズで6インチハッチが取り付けできます
ちなみにバイキング6インチハッチは蓋まで入れて全体が約20cm。
まず「20cm以上の面積の平面」がないと取り付けができません。
そして、やはり大型ハッチを取り付けると大穴が空きますから、いくらコーキングするとしても喫水より下とか艇の中で水がたまりやすい場所などは避ける必要があります。
必然的に取り付けられる場所はかなり制限されます。
プロフィッシュ45のセンターコンソール内部のバウ側の壁は基本的に水にまったく接しない場所なのでアリなわけです。
バイキング6インチハッチの土台の付け根の面積は約17.1cm。
つまり、取り付けるための穴は17.2〜17.3cmぐらいだと超ベストとなります。
その取りつけですが、これがけっこうシビアではあります。
なにせ、このプロフィッシュ45のセンターコンソール内部のバウ側の壁自体が6インチハッチギリギリサイズ。ちゃんと穴の位置を出さないと上に飛び出てしまったり、下寄りに穴を開ければ取り付け自体ができなくなります。
定規やメジャーで穴のセンター出しをおこないます。
全体が20cmですから下から約10cmでセンターですがあまりギリギリでは危ないので少し上にセンターをずらして余裕をもたせます。この時、あまり上にセンターを持ってくると今度は上が飛び出してしまうので注意です。
センターが決まったら、いよいよ17.2cmの大穴を開けることになります。
この穴が大きいので緊張です!
穴の開け方はいろいろ方法があります。ドリルで穴を開けてそこからノコを入れて切っていくなどもアリです。
僕の場合は、美しい真円を簡単にあけるためにこの工具を使います。
自由錐とか自在錐と呼ばれる工具
中央にドリル、左右に刃がついていて、2枚の刃が回転することよって真円をあけることができます。
はるか昔、フラッシュロッドホルダーをホールソーで開けるという発想がなかった頃はこの自由錐でフラッシュロッドホルダー用の穴も開けていたりしました。
プロフィッシュ45のコンソール内壁への穴開けの場合、あまり全長が長い自由錐だとそもそもコンソール内に入り切らないので注意が必要です。今回は最大18cmの穴が開けられるタイプ、全長にして21.5cmの自由錐を使用しています。これで超ギリギリです。
この自由錐、使い方にコツがあります。
速く切ろうとして押し付けてしまうと刃が材に埋まって回転が止まってしまうのです。
表面から少しづつ削り取るように、ちょっとづつちょっとづつ進めていくのがコツです。
だんだん切れてきましたよ〜
真円の約17.2cmの穴が空きました!
アルコールのウェットティッシュで汚れや油分を拭き取って乾いた後
シリコンコーキングをべっとりと塗ります
そして6インチハッチの土台を入れて、付属のタッピングビスをプラスドライバーで打っていきます
はみ出たコーキングをアルコールのウェットティッシュで拭き取って・・・
6インチハッチ追加、完成です!
作業としてはぜんぜん難しくないのですが・・・・
◆プロフィッシュ45のコンソール内の場合は位置出しがシビア
◆自由錐をあまり押し付けずに少しづつ削っていく
この2点が注意点でしょうか!
明日、プロフィッシュ45を試乗会パドリング講習で使う予定があるので今日はココまで。
振動子の貼り付けはまた後日おこない、海況次第にはなりますが次週インハルでの感度調査のカヤックフィッシングに出てみようと思います!
それらは、またこのブログやyoutubeにてご報告しますね!