朝練カヤックエギング | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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ロックンロールカヤックス・デスペラード

(シャルル・ド・ゴール号)

 

シーカヤッカーの中谷哲也さんが作った2011年登場のFRP製フィッシングカヤックの元祖。

速く、パドラー次第で様々なテクニックが使える素晴らしい一艇です。

 

この艇は大型クーラーボックスも収納できるし、その走破性から沖方向のカヤックフィッシングに使われることが多いです。それは当然なのですが・・・・

 

僕はデスペラードは近場のちょい釣りにも実は相性が良いと思っています。

 

ウエイトは21kgと軽く、脚も速い。

荷物も最小限でササっと出して、釣って(できれば!笑)、サクっと帰ってくる。

 

ライト&ファストなカヤックフィッシングにもベターなカヤックです。

 

この日も、朝だけ北の微風、11時から南に変わってきて、12時以降午後は南の強風という予報でした。

釣りが成立するのは朝のほんの数時間。まさにこの艇の出番です。

 

今回狙いはシャローのアオリイカ、春のカヤックからのキャスティングエギングです。

 

タックルはKFゴルゴにダイワ・バイキング筏

 

片軸リール。キャスティングゲームにも使えないものか!?と試していきます。

 

片軸リールの魅力にハマって、もはやマニアとなってしまっているのですが、一番の理由はドラグ無しのハンドル逆転サミングファイトがたまらなく楽しいからです。バーチカルゲームについては、じゅうぶん実践的だと分かりました。

 

今度はキャスティングゲームでも、指ドラグ・ハンドル逆転ファイトを味わいたい。

 

でも、レベルワインダー無し、ブレーキシステム無しのリールですから、キャスティングは当然難しいです。だからこそ実戦で練習をしていきます。

 

出艇!

 

そして・・・・

 

バイキング筏・・・

 

開始直後に壮絶な大バックラッシュ(笑)

 

やっぱりブレーキ無し、100%サミングでのキャストはそうとうムズいです。

それでも開始からしばらくは飛距離もかなり出ていましたし、使いこなせればいけるという手応えも感じることができました。

 

まあ、なにごとも練習です!

 

こんなこともあろうかと、使いなれたアブ・4601Cガンナーをサブリールとしてペリカンケースに入れて持ってきたので、リールを交換して実釣再開。

 

水深3mの根からのカケ下がりの魚の途中、ベイト反応もちらほら。

どうにもいそうだなと思いながらシャクリ続けていると・・・・

 

今季初アオリGETです!

あらためて、やっぱりアブのベイトリールは使いやすいなぁ〜

 

釣れた水深は6m。

ヒットエギは、ヤマシタのエギ王Qliveサーチ。ラトル入りのハイピールモデル。カヤックを流しながら広い範囲を探っていく上で、アピール力の強いこのエギはぴったりです。まぁ、今日はじめて使ったのですが(笑)一軍決定!

 

サイズは胴長20cm弱の小型で春アオリとしては満足いくサイズではないですが、とりあえず嬉しい!

 

ティップランが普及する前の時代、カヤックエギングはすべてキャスティングでした。フォールが遅く、動いている状態のカヤックではボトムが取りにくく、決して簡単な釣りとは言えないのですが、キャスティングにはキャスティングの魅力があります。シャローでシャクってドン!なファイトはやっぱりたまらんです。

 

わりと幸先よく1杯釣れて、これはけっこう爆釣しちゃうんじゃないかと思ったのですが、その後がなかなか続かない・・・・。

 

春イカはそう数が釣れるわけではないですが、それにしてもアタリやイカパンチもなく渋い時間が1時間以上続きます。

 

ひととおり、岬の先端まで流してもだめなので、結局釣れたエリアに戻って狙ってみることに。

 

エギングはフォールが遅いじっくりとした釣りで一投一投に時間を食うので、どの場所でその時間をかけるかどうかのエリア選びが釣果を分けるキーポイントだなと感じます。

 

そして・・・・

 

ようやく2杯目!

 

さっきより一回りだけ大きい胴長20cmちょい。

こちらも春イカとしては満足できるサイズではないですが・・・刺し身が増えたー!(笑)

 

ここで・・・・予報よりも早く9時に北東だった風が西の方向が変わってきました。

今日は午後南の強風になる予報で、この風変わりは11時という予報だったんですね。これは、もしかすると強風になる時間も前倒しになるかもしれません。

 

予定よりも2時間早いですが、安全マージンを取って終了します!

 

帰りも早いぞ、デスペラード!

 

どうせ風が強くなればキャスティングのエギングは成立が難しくなります。

釣果的に満足できない時は粘りたくなりますが、予報をトータルで見た上で、強風になることが分かっている場合は風が吹き出す前に着岸する方を優先しなければなりません。

 

2杯、じゅうぶんじゃないか!

 

と、いい聞かせて(笑)戻れるかどうか。ちょっと強い言葉になりますが・・・それが生死を分けるターニングポイントになるかもしれないのです。

 

海は逃げない、また来ればいいさ!

 

獲物一匹ゴミ一個運動

 

サイズ的に春イカとして満足はできなくても小さめのアオリイカは身が柔らかくて美味しいです。

家に帰ってからも楽しめる。さばくのも魚よりずっと簡単。アオリイカは素晴らしい!

 

先日導入したオピネルのフェレナイフ15番でアオリを刺し身にしていきます。

 

オピネルのナイフは全般的に最初の段階で切れ味がいまいちなので、自分で研ぐのは必須となっていますが、研いだオピネルはもう抜群の切れ味となります。

 

そして、やっぱり刃が薄く長いフェレナイフは刺し身を切る時にはとても良かったです。

 

最近は大きめの魚はオピネルの12番、小さめの魚はオピネル10番で三枚におろし、フェレナイフ15番で刺し身を仕上げるという感じで家での魚調理もオピネルでやっていますが、手入れも含めて楽しめる素晴らしいナイフだと思います。(安いし!)

 

関東の春イカシーズンの最盛期はもう少し続きます。その間にもう一回、カヤックキャスティングエギングには行きたいと思います。次はキロアップ釣りたいな〜

 

今日遊んでくれた海とイカに・・・感謝!

 

この日の模様をyoutubeにもアップしました。たいした釣果ではないのですが、もしお時間あれば見てやってください↓↓