フライDE鯉のシーズンがやってきた | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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船橋法典のカヤックショップ「kayak55.com」スタッフ
ホエールのカヤックフィッシングブログ。シーバス、ブラックバス、アオリイカのエギング、青物、根魚、マダイ、ヒラメやマゴチ……様々な魚種をカヤックから釣る!kayak55.com公式ブログとしてお知らせなども!

ホエールです。

 

今日で緊急事態宣言が終了。

 

kayak55は通常営業時間(月・木定休日/営業時間16時〜21時)に戻ります。

 

試乗会も受付を再開いたします。

(ただ、潮回りによって出れない日が多い時期になってしまい、かなり日程が限られてしまいます・・・)

 

長い期間、ご迷惑をおかけいたしました。

 

もちろんコロナウイルス感染拡大防止のため、シャッターを開けての換気営業、定期的なアルコール消毒等のスタイルは続けてまいります。

 

私ホエールも、ようやくというか・・・これでカヤックを積んでフィールドに出てまいります。

 

なるべく他の方との接触を避けつつ、あまり遠方への遠征等はしばらくはせずに、ホームグラウンドとなっている数カ所を中心に浮きます。

 

とにかくこの3ヶ月のブランクは大きすぎました(たまにトレーニングで漕いでいましたが)。

ここからは凪いでいれば短時間朝練だけでもフィールドへと今まで以上に通っていきたいと思います。

 

そんな緊急事態宣言中は、僕の定番の釣りといえば近所の鯉釣りでした。

先日もフライフィッシングで狙ってきました。

 

鯉は家の近所でビッグファイトができる。素晴らしいターゲットです。

 

フロッグプロダクツのプロトフライロッドをお借りしているのですが、緊急事態宣言中はカヤックからテストができなかったため、鯉でテストしています。

 

フロッグのプロトロッド、当初はリアグリップ無しだったのですが、僕としてはやはり8番クラスのフライフィッシングにおいてはリアグリップがあった方がいいと思っていました。

 

ほんのわずかのリアグリップがあるだけで、そこを身体に当てれば、大型魚とのファイトが楽になるからです。

 

そこで、改造を施しました。

 

電動ドリルを使って・・・

 

エンドキャップを破壊して、さらに中央に12mmの穴を空けていきます

 

カーボンパイプを適量カットして

 

リアグリップを接続

 

これで約5.6ftの超ショート8番フライロッド、リアグリップ付きになりました

 

リアグリップがつくことは副産物的なメリットがあります。

別付けのロッドホルダーに装着できるようになるのです。これでカヤックフィッシングにおいてルアータックルと同時にフライタックルもロッドホルダーに装備していけるようになりました。

 

今年はバスフィッシングとシーバスフィッシングにおいてはルアータックル(KFゴルゴ)とフライロッドを装備して状況に応じて切り替えていこうと思います。

 

今回の近所の鯉釣りもこのリアグリップ改ロッドをかついで行ってまいりました。

 

歩いてもいける距離の自宅近くの川ですが、最近は横着してチャリンコです。

 

Bluestormのフィールドテスターになったのに緊急事態宣言中はカヤックが出せずまったく役に立っていないので(泣)、ちょっと宣伝!

 

写真に写っているのはブルーストームの防水ドライバッグMサイズ(30L)

この上にLサイズ(60L)があるのですが、Mでもじゅうぶんでかいです。

 

このリュックタイプのドライバッグは通常は磯でのゲームやSUPで使う人が多いタイプです。(写真はブルーストームのHPより)

 

カヤックではリュックは背負えないのであまり使われませんが、カヤックでのキャンプなどする方にはこの容量はいいかもしれません。

 

僕はこのバッグを鯉釣り専用としているのですが、鯉釣りに使うタモや練り餌の時は竿受けなどがばっちり収納できて最高です。

 

陸っぱりでも防水タイプのリュックは地面に置いた時に草の露などで中身が濡れないし、汚れても簡単に落ちるのでとてもイイですよ!

 

フィールドにつくと鯉がたくさん見えています。

真冬は姿を消していた鯉が産卵を意識して群れ群れになってきた。

 

鯉の季節、到来!

 

これだけいれば、フライでも釣れる可能性がかなり高いです。

 

今回はサーチベイトとしてファミマの「ほんのり甘くてやわらかい食パン」を使ってみます。

 

基本的にはこのパンで水面に反応する個体を探して、その個体をフライで狙い撃ちます。

 

これだけ魚影が濃くても、水面のパンを食う個体はわずかです。僕の感覚では20匹に1匹ぐらいしか水面のパンを食いにきません。だから爆釣するわけではないのが楽しいところ。

 

リアルパンを餌として狙ってもいいのですが、この時期になるとそれだとやはり簡単すぎるので、なるべくフライで狙って、どうしても釣れなかったらリアルパンで釣るという感じでやっています。

 

フロッグ・プロトフライロッドリアグリップ改

 

自作フライ・バシフナブレッド

スポンジに管付き鯉針をつけたシンプルなパンフライです。

この、がまかつの管付き鯉針がとてもいい。ナノスムースコートで刺さりが凄まじく良いんです。僕は海のGJタラッサのフックにも使っています。

 

パンを少し撒いて流れに乗せて様子を見ていると、いましたいました、パンを食う鯉!

 

しかし、鯉は頭も目もいい。リアルパンは食うのに、バシフナブレッドを直前で見切る、吸い込んで一瞬で吐き出す・・・・アワセが遅かった〜なんていう感じで、意外にフライで釣ると簡単ではないから面白い。

 

そんな中、リアルパンをバフっと食っては一度去って、そして再び食いに来る、ヒット・アンド・アウェイを繰り返すやる気まんまんの個体が現れました。

 

こういう個体はフライでも釣れちゃうやつです。

 

川岸から距離を取って、気配をなるべく消して、ラインよりフライが先行するようにややダウンでキャスト・・・

 

ドキドキ

 

ドキドキ

 

バフ!!

 

食った食った食った〜!

 

うぉ〜すさまじい引きだ〜。トルクのある引き、これが鯉の魅力。

僕は鯉でもラインでファイトします。リールでファイトは普段ルアーフィッシングでやっていることなので、手で魚と対決する究極のダイレクト感を味わいたいから。

 

杭に巻かれそうなったらラインを完全にホールドしてロッドでいなす!

 

う〜ヒリヒリします。

 

ちなみにラインはバスバグテーパー8番にシマノ・BB-Xフローライン8号直結。そう簡単には切られません。

リアグリップを身体に当てるとテコの原理!?で大型魚とのファイトがだいぶ楽、やっぱりつけてよかった。

 

フライで鯉、獲ったどー!

でかい・・・

 

サイズは75cmオーバー

 

この時にアイフォンのカメラがポートレートモードになってしまっていてボケボケですいません。

 

一緒にパチリ

これまたポートレートモードで合成写真みたいになってしまっている・・・

 

あいかわらずフロッグプロダクツのプロトフライロッドのパワーには脱帽です。6番からキャスト可能で、ガチガチの竿じゃないんですよ。それでも前回は80アップ、今回は75アップとビッグな鯉とのストラクチャー際の攻防を制してくれました。

 

今年のバスフィッシングでのテストが楽しみです!

 

ちなみに今回着ているジャケットは先日ご紹介したpalmの新作・ヴァンテージジャケット。今回のように近所の鯉釣りは街中で違和感ない格好がいいですよね。ヴァンテージジャケットはバリバリ釣りウエアって感じがしないデザインがいいのです。

 

バシフナブレッドはこの一撃で破壊されました。じゅうぶん役目を果たしました!

 

正直、このサイズが一本出たらもうお腹いっぱい。今日の釣り、1時間以内で終了。これが近所の散歩がてらの鯉釣りの魅力です。

 

獲物一匹ゴミ一個運動

なぜかこんなところにモンダミンのゴミ。井森美幸さんが泣くよ。

 

今日遊んでくれた川と魚に・・・・感謝!

 

緊急事態宣言明けからカヤックフィッシングも復帰しますが、近所の鯉やフナの釣りも続けていきます。