鯉のフライフィッシング・桑の実パターン炸裂! | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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ホエールです!

 

コロナ以来、週に一回更新を目標に掲げているkayak55のユーチュブチャンネル、ここ数日ちょっと忙しくて編集する時間が取れない・・・いきなり今週ピンチ(笑)

 

でも、なんとか7日の日曜日が時間が作れそうなので、今日このブログで報告するカヤックフィッシング釣行を動画編集してアップしたいと思います!

 

それは6月1日(月)のこと。

 

この日はkayak55定休日ですが、家族サービスがあって早朝しか時間が取れない中、川へカヤックフィッシング朝練に行ってきました。

 

1時間だけ軽くバスを探してフライをキャスト。しかし、一回だけショボバイトもらったのみ・・・。

 

時間がないので、もう1時間は本命の釣りに移行します。

 

それは!

 

カヤックからの鯉のフライフィッシング

 

マニアック〜(笑)

 

でも、なかなか面白いパターンにハメることができたのです。

 

前回のカヤックフィッシングで、鯉が水面に落ちてくる桑の実を食べているのを発見し、ポッパータイプのフライを落として1匹釣ることができました。

 

これが桑の実

鯉はオーバーハングの下で、この実が落ちてくるのを待ちかまえていたのです。

 

今回は、この桑の実を食べている鯉をもっと本気で狙ってみたいと思って、専用にフライを作ってきました。

 

フライ名「クワノミ・ナナ」

 

さあ、桑の実パターンの新作フライ、クワノミ・ナナで釣れるのか!?

 

バス狙いをそうそうに見切り、鯉狙いに切り替えます。

 

写真右側、ここから先が桑の木ゾーンです。

 

はたして今日も鯉はいるのか!?

 

桑の実とクワノミ・ナナ(笑)

写真の一番下が僕のフライ「クワノミ・ナナ」なかなか忠実にイミテートしてるでしょう!?

 

さあ、いよいよキャスト開始・・・

 

ダメだ!

 

新作フライ「クワノミ・ナナ」自重がありすぎてまともにフライキャスティングできない(笑)

 

フライとしては大失敗作だー!

 

投げにくいけど、なんとかオーバーハングの下に放り込むと・・・・

 

一撃!

 

なんと開始2投目でいきなり食った!

 

アンビリバボー!!

 

鯉はクワノミ・ナナを奪いあっていました。完全に桑の実に見えているようだ!

 

ストラクチャーから離すために片手パドルでバックして、川の真ん中でのファイトに持ち込みます。

 

そして、また始まるビッグファイト!

これが鯉の楽しいトコロ。

 

しかもフライタックルでのファイトは手でラインを引くので、究極のダイレクト感を味わえます。僕はこれを味わいたいのでリールファイトはしません。

 

うぉぉ〜すごいパワーだ。やっぱり鯉っていう魚は身近いるビッグな最高のターゲットだよ〜

 

ストラクチャーがない川の中程まで持ってこれれば、あとはカヤックを何周もひっぱり回している間に疲れてきて上がってきてくれます。テンションが最大になる前にカヤックが動いて、カヤックドラグになってくれるのでラインブレイクしにくい。カヤックという乗り物はビッグファイトに向いていると思う。

 

クワノミ・ナナ、ばっくり

 

60UPはありそうな鯉、ゲット!

 

タックルはフロッグのプロトタイプのフライロッド8番クラス。ラインはエアセルバス#7-8。リーダーはシマノBBXフロートライン8号+4号。リールはアブ・デルタ5。

 

フロッグのこのプロトタイプロッド、5.6ftという異色の短さのフライロッドですが、ふだんルアーでバスを狙っている人にとっては慣れ親しんだレングスでとても扱いやすいと思います。フライフィッシングの常識から考えるとナシなレングスだと思いますが、近距離戦メインのバス釣りであれば、こういうロッドもあってしかるべしだと思います。そして鯉でも上がるパワー、このロッドはホントにいい。フロッグ荒井さんの作るものは既成概念にとらわれないから楽しい。

 

それにしても・・・まさかの一撃で結果が出るとは思わなかった。

 

完全に鯉は僕のフライを桑の実だと思いこんで、奪い合いでした。

 

桑の実パターン、成立だ!

 

鯉を釣るのに、桑の実パターンというものがあることを発見してしまった。自分で自然を観察して、魚が食べてるものを見て、それを真似てフライを作って、それで釣る。その過程も含めて楽しめるのがフライフィッシング・・・感動は倍増です。

 

問題は桑の実が落ちる時期がネットで調べると6月下旬ぐらいで終わっていくようなんですよね。

どうやらコレは季節限定のパターンと言えそうです。

 

パターンにハマればイレグイです。

 

連発!

 

二匹目はさっきよりだいぶ小さい鯉

 

さらにヒット(笑)

もうどうにも止まらない〜ウララ〜!

 

うひょ〜たまらん〜

 

三匹目、長さは短いけど体高のあるいい鯉!

 

こうして写真を出すとポンポン釣れているみたいですが、実際は1匹1匹のファイト時間が長くて、かなり時間がかかっています。

 

もう腕がパンパンですし、そろそろ朝練終了の時刻が迫ってきました。

 

たぶん、桑の木ゾーンをもっと広範囲に攻めればまだまだ釣れつづくと思われますが、そろそろこのへんで帰ろう!

 

といいつつ・・・

 

ついつい投げちゃう(笑)

それにしてもクワノミ・ナナは重くて投げにくい。まだ改良の必要性がありますね。

 

クワノミ・ナナは疑似餌としては食いもフッキングもいいし最高レベル。でもフライとしては失敗作です。フライづくりはキャスティングのことまで考えなければいけないのでした。

 

でも・・・釣れちゃう!

 

もうイレグイモードです。桑の実、どんだけ美味しいんだろうか!

 

しかも、どうやら今日イチサイズが掛かった感じ。

 

またも存分にファイトを楽しみました。

 

やばいな〜嫁さんに帰ると約束した時間をとうに過ぎてる(笑)

 

この強烈なファイト、しかもフライタックルではなかなか味わえないですよね。鯉、最高だと思います!

 

やはり上がってきたのは今日イチサイズでした

 

四匹目は、70cmあるなしといったところ

 

緊急事態宣言下、カヤックフィッシング自粛中に近所の散歩の途中での釣りとして鯉釣りにハマり、いつかはカヤックから鯉釣ってみたいと考えるようになっていました。

 

ただ、都市型河川に群れている鯉をパンで狙うのとは違い、自然に近いフィールドではいったいどうやって釣ればいいか分かりませんでした。

 

一般的に陸っぱりでの野鯉釣りでは、吸い込み仕掛けの竿を何本か置いて釣るものですが、カヤックは一箇所でとどまらない動の釣りなので練り餌で寄せて刺し餌に食わせるという手法は使えないであろう。練りエサがバラけても仕掛けがどんどん動いてしまうからです。

 

だから、自然下のフィールドでカヤックから鯉を釣るなら、ザリガニとかミミズとかタニシとかの刺し餌のみでサイトで釣るしかないかなとか漠然と考えていました。

 

それが、まさかの桑の実パターンのフライフィッシングで達成できてしまうとは・・・。

 

しかも、都市型河川陸っぱりのパン鯉よりもよっぽど釣れるのには新鮮な驚きがありました。

 

釣りはまだまだ様々な可能性に満ちあふれている!

 

そんなカヤックフィッシングの可能性を教えてくれた鯉に感謝!

 

獲物一匹ゴミ一個運動をして・・・

 

すでに嫁さんとの約束の帰宅時間を大幅に回ってしまっているので、いそいで自宅に戻るのでした(笑)

 

ということでざっとになりましたが・・・この鯉のカヤックからのフライフィッシングの動画は日曜日の夜には完成させてYouTubeの方にもアップしたいと思います。

 

もしよろしければご覧ください!