ファンタプレミアムグレープ・・・
美味い!
けど・・・・
これはもはやファンタじゃない(笑)あの身体に悪そうな味がファンタなんですよね〜
ホエールです、こんにちわ!
いよいよ3月、春めいた日も多くなってきてソワソワしてきますよね。ただ、風が強い日も多いのがこの季節の特徴。みんなで気をつけて強風時は諦めて無理な出艇はしないようにして無事故でいきましょう!
この季節の特徴としてもうひとつが・・・
予報がころころ変わる!
3月6日、この日もそんな日でした。
この日は夕方から都内でマリンジャーナリスト会議に出席のため直行直帰の予定。
ということは・・・
恒例の出張前の朝練カヤックフィッシングだ!
と意気込んでいました。
(お前は釣りバカ日誌のハマちゃんか)
先日も告知した通り、3月1日からkayak55.comで青物ダービーも始まったので、青物狙いのしゃくるジギングでいこう。
場所はいつもの三浦半島Nの海。僕はあまり3月にいい思いをしたことがないのですが、過去にマッチョさんが3月に大きい青物を釣ったのを間近で見たことがあってチャンスはあるはずだと思っていました。
がしかし・・・
夜寝る前の予報では凪だったのに・・・
朝4時に目覚まし時計で起きてみると〜
Nの海、強風予報に変わっているではないか(号泣)
どこか浮ける場所は他にないかとGPVで上空からの予報をチェックすると2箇所だけ午前だけならじゅうぶんいけそうな予報。
ということで、ちょっとだけ足を伸ばして、風をかわせる海にやってきました。
艇はバイキング忍pro・クゼヒデオ号
下げ潮で波が立っていてなかなかトリッキーな出艇ですが、波を乗り切って出ていく!
しかし・・・・
なんと魚探の電源が入らない!
そうなんです・・・またやってしまいました。魚探のバッテリーの端子が外れてしまっていて、それを気づかずに充電したつもりでいたのです。
ボックスから魚探を取り出して端子を差しましたが、もうボルト数がほぼなかった(涙)
今日は割り切って魚探無しでいきます!
さすがにもう4年目ぐらい?の55バッテリーの端子が劣化してはずれやすくなってしまっているのです。まあビニールテープとかで固定してしまえばいいのです。帰ったらやろう。
ということで今日の忍proのボックスの上には高〜いオブジェがあるだけです(笑)
今日はもうひとつ目的があります。
現在最終コーティングテスト中のコルジグ耐久テスト
タックルはいつもとなんら変わらずKFゴルゴ+アブ・アンバサダー4601Cガンナー。PE1号クラスにリーダーフロロ4号のライトタックル。
ハンドメイドブランクに最新鋭の真空蒸着メッキをかけて反射率はピカイチの塗装が乗ったのですが、このメッキがとにかく鉛に施すとナーバスで剥げやすく、これを克服するためにかなりテストを繰り返しています。
ハンドメイドジグとしてけっして安くはない価格での販売になります。もちろんジグは使っていれば塗装がハゲるものですが、一回二回の釣行でハゲるなんてことは避けたいのです。
これまで何種類もコーティング剤を試してきてもテストの結果が思わしくなく時間がかかっていましたが、かなり粘度の高いウレタンを何層にもコーティングすると一番良さそうということになりました。(コーティング面にムラや気泡ができやすいデメリットもあるのですが強度重視でいきます)
このコーティングで数回釣行してOKならいよいよ少しづつ作っていって販売していくことができそうです。
なので僕のバーチカルの釣りはしばらくコルジグ一本でいくことになります。
ややウネリはあるものの風は弱くていいコンディション。
午前中いっぱい、パラシュートアンカーを出すこともありませんでした。
とにかく青物ダービーエントリーを目指して浅場の30〜60mぐらいをしゃくり続けます。
が・・・
魚の気配というか、鳥の気配がない、当たりもない
おまけに今日は魚探もない(吉幾三か!自業自得だけど)
大移動を繰り返してはシャクっていくもかすりもしない時間が続きます。
やっぱり大海原をパドリングするのはただただ、気持ちいい〜。仕事前にこの感覚が味わえるだけでも幸せです。
出艇して2時間完全ノーバイト。ここで浅場を見切って大きくサイドチェンジ。水深90m前後のエリアに移動。理由はそのエリアに潮目が入っていたからだけなんですが、今日は魚探がないのでそれぐらいのヒントでやっていくしかないのです。
すると・・・
ボトムからシャクリはじめて5回ぐらいでグインと何かがかかった!
か・・・軽い・・・
でも何かついている。それを90m手巻きで上げてくるしんどさ(笑)しかも巻取りの遅いアブ・アンバサダー。
正体はカレイ
いや〜コルジグ、これまでも多彩な魚種がテストで上がっていますが、カレイまで釣れるか!いいじゃんいいじゃん。
そしてコーティングもここまで十分耐えてくれています。
この魚は小さいのでリリース。カレイってけっこう強いですね。ぜんぜん余裕で潜って泳いでいってくれました。
カレイでもヒットしたということは、何か釣れる要素があるはずだ。今日は午後は南が入ってくる予報なので昼過ぎには着岸しなければならない。残り時間も少ないし、今日はとにかくこの90m前後のエリアに絞ってやってみようと思います。(ちなみに魚探が無いので、ラインの色分けで水深はある程度判断しています)
水深90mぐらい、もしかすると青物や真鯛も出るかもしれませんが、今時期だとアマダイとか釣れるかも。ボトムからあまり上げずに20〜25回ワンピッチでシャクって10〜15mぐらい上げては落としてボトム付近をネチネチとジギングしていきます。
すると!
ボトムから5回シャクリで
ヌシっ!
なにやらさっきのカレイよりは重めのアタリ。ただ、グングン引いてくれるわけではない・・・これは根魚だな。
ただ、せっかく掛けたので慎重にいくぞ。とはいえ深いから慎重にいけば時間がかかるんですよね〜。
上がって来たのは!
まずまずサイズのウッカリカサゴ
これはもういろいろ膨らんじゃっているのでリリース不可。持って帰って食べます!
その後も渋い状況が続き、ちょっとしたアタリも出ないままに時間が過ぎていきますが・・・
そろそろ終了が見えてきた時にやはり同じぐらいの水深の場所で
ズシリ!
確実にさっきより重い。けどやはりグングン引くわけではない。
ウッカリのサイズアップ!
とにかくなんとかまずまずの魚が2匹釣れてひと安心。
コルジグやっぱりいいです。
ウエイトは軽いけど90mぐらいだったらなんとか使えるし、なによりここまでシャクって一度もテーリングがない。このトラブルの無さはカヤックフィッシングで大事です。ボトム付近でテーリングしたらかなり上げてくるのが大変だし、その一投が無駄になるし、ストレスが大きいですから。
フックはデコイのツインパイクショーター2/0。ジグの全長が短いのでショートアシストがオススメなのですが、このフックを使っていてアシストがリーダーに巻きついたりするトラブルも無い。
ゴルゴのようなPE1号クラスのライトタックルでちょうど扱いやすく疲れにくい。
スローからある程度の速めのワンピッチまでいけるし、ツーピッチでロングフォールしたりハーフピッチで刻んだりもできる。
何かに特化しているわけではく、1本でカヤックからいろいろなシャクリができてトラブルがないというのが売りのジグ。ついにここまできたなという感じ。
あとは帰り際にイトヨリ1本追加で終了!
問題は波がややある中での着岸。ただ、出艇時の干潮前よりも干潮を挟んで潮位が上がっているので波は逆に落ち着いているはず。こういった場所は干潮時の方がデンジャラスになりやすいので着岸のタイドもけっこう重要です。
無事着岸!
フィッシングカヤックは大柄で波を受けて横を向いてしまうと簡単にひっくり返ってしまうものなので波がある場所の着岸では特に注意が必要です。特に傾けがきかない高重心カヤックではいくら幅広であってもコントロールが効かないので着岸が怖いです。忍は低重心、比較的短い艇長でリーンをかけてパドルでのスターンラダー操作で波間でのコントロール性能が高い。実は地味にこの性能も忍の魅力のひとつです。
楽しかった〜
そしてボックスが外れる忍proのいいところは、片付けが楽な点。
魚探、バッテリー、タックルボックス、リーダーなどの小物ボックスまるごとドンっと車に置いて終了。こういった朝練での撤収にはいいシステムです。
ちなみに車の中ではC-tugカヤックカートを入れたカゴの上に忍proボックスを置いています。これでだいぶ省スペース化が図れました。カゴにはJフックを2つ打ってバンジーコードでボックスを固定できるようにしています。
ここで獲物一匹ゴミ一個運動をいつもならやるのですが・・・
なんと今回、片付け終わったところでちょうど仕事の電話が入ってきてしまって話し込んでいたらついついゴミ拾いを忘れて帰ってきてしてまいました(大反省・・・・)
次回、別の場所になってしまうかもしれませんが、釣れなくてもゴミ拾おうと思います・・・。
で、そのまま都内へ走り、都内某会議室でおこなわれたマリンジャーナリスト会議に出席しました。
コロナ対策にかなり気をつけて広めの会場、アルコール消毒、換気と気を使っての会議。
本来ならこの週末はボートショーだったんです。この日はその会場で本来なら表彰するはずだったMJCマリン賞の表彰も行われました。
マリン賞について詳しくはMJC(マリンジャーナリスト会議)のホームページをご覧ください。
本来ならボートショーのパシフィコ横浜の豪華なステージでもっと多くの方の前での表彰だったはずなのです。
ボートショーのような5万人レベルのお客様のご来場を見込んでいた巨大なイベントさえも中止になってしまう・・・。本当にコロナウイルスの一日も早い終息を願うばかりです。
そして、自宅に帰ってからはお楽しみの!
ウッカリカサゴを食す!
刺し身は数日寝かした方が柔らかくねっとりして美味いのですが、僕は釣りたてのコリコリの刺し身がけっこう好きなんです。これはもちろん美味いのですが・・・
とにかく絶品だったのは
ウッカリカサゴのアラの塩焼き!
これがもうプリップリで最高レベルでした。いや〜ウッカリカサゴ美味いわ〜。これはなかなか食べれませんよ。まさに釣り師の特権ですね。
美味しい魚を持ってかえれば嫁も気に入ってくれて、明け方からいなくなって釣りに行っても家庭も円満(笑)
今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!