ぱっとしない海況が続きますね・・・・
1月26日の日曜日の試乗会も残念ながら中止・・・
1月27日のkayak55定休日も海は爆風でカヤックは出せない・・・(しかも夜から雪)
その月曜日、どうしても釣りがしたくなって、個人的にはスーパー久々の
管理釣り場に行ってきました!
埼玉県の平野部は、冬になるとプールがトラウト釣り場となる場所がたくさんあるようです。それなら近所でちょっと行けるしいいじゃん。よし、フライフィッシングのキャスティング練習も兼ねて行ってみようか。
今年の春の大きな目標がカヤックからフライでシーバスを釣ること。春以降は昨年同様にギルやバスをトップウォーターフライで釣りまくりたいと思っています。そのためにもフライフィッシング自体を鍛えていかないと。その練習には管釣りは最適だと思います。
よし、プールの管理釣り場のどこに行こうかな〜
川越水上公園・・・月曜定休日・・・ガーン
しらこばと水上公園・・・月曜日定休日・・・ガーン
やばい、全部月曜日は定休日なのか!?しかし、一箇所ありました。
さいたま水上公園
よし、ここは月曜日やっているようだぞ。行ってみよう!
到着
最後に管釣りに行ったのはいつだったろうか!?4〜5年前の釣り納めで風が強くてカヤックフィッシングが中止になってタツノリ君と豊島園に行ったよな。けっこうワクワクします!
ここがさいたま水上公園のプールか
水質はマッディーで鱒が泳いでいるのは偏光グラスをかけても見えないですが、水車が各所で回っていて水質は悪くはないです。匂いもないし死んだ鱒なども浮いていないし、とてもよく管理されている釣り場なんだと感じました。
月曜日ということもあって貸し切り状態かな〜とか思ったら、なんのなんの!見るからに凄腕のルアーマンの方々がけっこういます。フライマンは3〜4名。僕の近くにインジケーターの釣りをされている方がいましたが、キャストがめちゃくちゃ上手い!
さて、フライフィッシングのバックスペースがある場所をなんとか取れたので、僕もやっていきましょう!
タックルはこの1本。
ロッドはフロッグプロダクツのフライロッド・クレイジーバーミンガム
リールは同じくフロッグのトイフライリール
フライロッドとしては異例の5.6ft、パープルのロッド。
リールも今どきなかなかないS字ハンドルのバーミンガムスタイル。もちろんドラグなんてないですが、小さくて軽くて可愛いです。
フライフィッシングって難しそうなイメージがあってなかなかとっつきにくいと感じている方も多いかもしれません。
もちろんどんな釣りもそうですが、フライフィッシングも突き詰めればめちゃくちゃ奥が深くて、それが楽しいのだと思います。
でも、とりあえず手軽に・・・フライフィッシングはできる!このロッドはそんなコンセプトとなっています。kayak55でも売っていたのですが残念ながら完売。ネットなどを探せばまだ見つかるかも!?
昨年はこのセットでカヤックからギルを乱獲(笑)してめちゃくちゃ楽しませてもらいました。
ネイティブのフィールドでは岸撃ちショートキャストで5番ラインを巻いていましたが、今日は3番ライン。それでもせいぜい巻ける量はバッキングライン無しで15m〜20mだと思います。
おもちゃのような可愛いフライロッド&リール!これで釣れたら絶対に楽しいでしょう。
フライはフロッグプロダクツで販売されているフライセット&テンカラセットに入ってたやつと自作のストリーマー系などをちょっと。レギュレーションに従って使うときにプライヤーでバーブレスにしてキャストします。
フライを自分で巻くのもフライフィッシングの奥深い楽しさのうちだと思いますが、時間が無い、そういうのが苦手・・・なんていう人は市販フライを買ってしまうのも全然アリ。それによって敷居がぐっと下がりますよね。
もうひとつ、フライフィッシングが難しそうに感じる理由がラインシステムだと思います。
でも、これもとりあえず釣りができるレベルにするだけならそんなに難しくないです。
今日はトイフライリールにアマゾンで買った激安フライラインWF3番を入るだけ巻いただけ。
その先のリーダー&ティペットは通常はフライフィッシング専用のテーパーリーダーを結びますが、僕は家にあったシーガーエースを6号、4号、2号とつないでいって最終的にティペットとして1号を接続してみました。
各ラインのつなぎ方はトリプルサージェンスノット。めちゃくちゃ簡単ノットです。
この日わかったことが、このリーダーの各部の長さで投げやすさがぜんぜん変わってくること。3番ラインだとあまり太い部分を長くしてリーダーが重くなると逆に投げにくいんですね。
シーガーエースを各号数カバンに入れておけば、現場で簡単にリーダーを結びかえらえるので、いろいろな組み合わせを試しながらキャスティング練習するのがとても楽しかったです。
ちなみにリーダー全体で1.8mぐらいにしたので、各部で数十センチづついうことです。シーガーエースは60m巻きなのでぜんぜん減りません。
最終的にはトイフライリールに巻き込んだ3番ラインが全て出切ってしまうぐらい(たぶん15m〜20mぐらい)はキャストできるようになり、5.6ftのロッド+超小型リールでも実用的な飛距離は出せることもわかりました。
しかし・・・
釣れない(笑)
キャストはだんだん上手くなっていっているのに釣果が伴わない!
土日明けの月曜日ということもあるのでしょうか!?魚の活性が低く、なかなか一筋縄ではいかないです。
平日に通う猛者の方々でも見る限り釣れたらいいほうというカンジ。僕の近くの見るからにキャスティングが上手いフライマンの方もインジケーターの釣りで見ている限りは2匹・・・
これがプールトラウトか!
もちろんすごく釣れる時もあると思います。実際この日の前々日の土曜日にはルアーでの大会がおこなわれていたようで一番釣れた方は22匹だったそうですし。さいたま水上公園が悪いわけではないのです。
魚釣りは管釣りといえど状況というものがあります。
今日は僕の手駒のフライは水面か水面直下のものしかないし、ボトムがパターンならそもそも手が出ない。
もともとカヤックからのフライシーバスやフライバスの練習を兼ねていて、管釣り釣り場に特化したフライを使う釣りをするわけではないのですから、ある程度は覚悟していましたが、ここまでとは・・正直、僕には今日は釣れないのかなと思いました・・・・
シーバスの練習でビーズヘッドマラブーなどのリトリーブ系の釣りをしていたのですが全然釣れないので、昨年のギル釣りでも活躍した逆さ毛鉤にスイッチしてよりスローに狙ってみることに。
水車の流れに乗せてドリフトしていたラインがスーッと入った気がした!
きた!?
ロッドを立て、ラインを手で引いて合わせる!
掛かったーーー!!
いや〜きたよ、きたよ。
グングン
グングングン
魚の引きがダイレクトに手で味わえる。これがまさにフライフィッシングの醍醐味だ。超気持ちいい〜
究極のダイレクト。
まさに五感を刺激するファイト・・・
た・・たまらん。フライフィッシングたまらん。
上がってきたのはニジマスちゃん
ヒットフライは結局テンカラで使う和製フライの逆さ毛鉤でした。逆さ毛鉤は水面で浮かばせればトップ、水中を引くと水生昆虫が泳いでいるように見えて素晴らしいフライですね。今年もきっとカヤックからのギル釣りで活躍することでしょう。
よし、この冬、また管釣りに行った時には、もう少し逆さ毛鉤を使い倒してみよう。
結果的にこの1匹のみという貧果でしたが、ゼロとイチの間にはものすごい差があります。
今後もフライフィッシング修行は続けていきましょう!
そして、最終的には2月〜3月で三番瀬のシーバスをフライフィッシングで必ずキャッチするぞ!!
今日遊んでくれた、さいたま水上公園と魚に・・・・感謝!