分割足漕ぎカヤック!?Point65キングフィッシャー | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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今日は店頭の納艇が午前中からありまして、昼頃、一度お客様がいない時間があったので釣り雑誌を見ながらくつろいでいたら、突然カヤック55のドアが開きました。

 

あれ?まだ次のお客様がくるには早いんだけどな〜

 

と思ったら!

 

あの分割式カヤック・テキーラでお馴染みのPoint65カヤックの輸入代理元のスクープアウトの堀川さんがお越しになりました。

 

そう、このところ私ホエールはバイキングカヤック工場への出張が続いていてお店にいなかったので聞いていなかったのですが、今日、堀川さんはPoint65の新型カヤックのサンプルをKAYAK55に貸し出してくれるためにお越しになったそうなのです。

 

チャン松君に話が通っていたようなのですが、僕は聞いてなかったー!ので、寝耳に水でこのカヤックと対面することなりました。

 

ゴゴゴゴゴ・・・・

 

Point65のお家芸の分割式だ!

 

ドッキング!

 

椅子が・・・高い!?

 

ええーー!?

 

まさかの分割式の足漕ぎカヤックーー!

 

これはスゴイかも・・・

 

その名はキングフィッシャー!

 

Point65の新作は足漕ぎ分割カヤック。これは新しいコンセプトだ。

 

日本への入荷はまだちょっと先のようです。このプロトモデルを軸に一部改良をして輸入されてくるらしいです。

 

ちなみにスペック等は以下のページで詳しく記載されています。

 

パドルクエストさんのキングフィッシャーのページ

 

海外では動画がすでに公開されていますのでチェックしてみてください↓↓

 

そして、仕事が一段落した20時、お店の中に入れて各部をしっかり見てみました。

 

※写真はプロトタイプのため、一部仕様は変更となる可能性が高いです。ご了承ください。

 

分割時のサイズは・・・

 

Front Section:全長171cm(全幅:79cm)

Rear Section:全長166cm(全幅:79cm)

 

おおよそ人間の身長と一緒。

つまり、エレベーターに一緒に乗れます。よって、集合住宅の方でもベランダ保管の場所さえあれば所有できます。これがまさに大きな魅力。

 

接合部はこんな感じで、テキーラよりもアポロに近い形状ですね。

 

この鉤爪状の部分が引っかかるような形です。

 

固定はこれまでのテキーラでお馴染みのラチェットベルトになります。

 

椅子はレールを使って、このネジで止める形。

 

取り付けは簡単。

 

椅子は高さが変えられますが、海では低い位置にした方が良さそう。

 

高いバージョンはそうとう高いです。乗ってないからなんとも言えないですが海ではこの高さは怖そう・・・これはバスフィッシングに良さそうですね。

 

もちろん椅子の高さは高いバージョンと低いバージョンの間の段階で止めることもできます。

 

椅子の左右に見えるレバーがラダー操作用のレバーです。

なんと左右連動型なので、右手でも左手でも操れるという構造。これもまた新しい・・・。

 

ラダーはテールに2枚、連動して動きます。

 

両ラダーレバーのところにパドルホルダー。これは若干改良の余地ありかも。

 

足漕ぎユニットはインパルスドライブ。

これはパーセプションのマコと同一なのかもしれません(詳しくは不明)。プロペラ形状のため、バックも可能。

 

裏返すと、ボトム形状はトリマラン形状。

これはもはやカヤックというよりボートですね。この左右の気室でそうとうな安定性があるのだと思います。

 

しかも、フィッシング用なので振動子を引き上げるスカッパーホールも作られています。

写真左側のホールです。

 

この振動子引き上げのスカッパーのサイズがかなりでかいです。ホンデックスのPSシリーズはもちろんですが、もしや!?

 

固定方法は要検討ですが、ガーミンのGT20はぴったり入る。おそらくGT52も入りそう。それ以上のガーミンの振動子は無理ですね。

 

艇の両サイドにパイプのバーが入っていて、デッキにはおそらくスタンディングも想定したパッドがついています。バスフィッシングなどでは立った状態での釣りも想定されていると思います。

 

バウのこのカバーはおそらくロッドを寝かせて置いた時にティップをガードするためのものだと思われます。

バウ先端にもレール、ここは手が届かないのでカメラマウントぐらいしか活用できないと思います。

 

スターンには大型のハッチ。バケツ付きです。

このハッチからラダーの調整ができるようです。

 

フロントハッチもけっこう大きく、バケツ付き。こちらは魚探のバッテリーを収納するのに良さそうです。

 

足元左右にレールがついているので、ロッドホルダーや魚探、またステーを使った振動子アームの設置も可能。

 

シート後ろにフラッシュロッドホルダー2発。椅子のレールも後ろまで伸びているので、ここにレールに取り付けるロッドホルダーやカメラマウントなどをつけるのもアリかもしれません。

 

結合時の全長331cm、全幅79cm、重量32kg

(この重量は本体のみなのか?ドライブ込みなのか?不明)

 

保管場所的にリジットのカヤックの所有が難しい方にとっては待望の足漕ぎ分割カヤックだと思います。

 

その戦闘能力はいかに!?

 

少しの期間、貸し出してもらえることになったので、近いうちにソロソロ始まるバシフナカヤックシーバスに持ち出してテスト釣行してみたいと思います!

 

お楽しみに!?