ここにきて一気に秋ですねー
秋といえば!
これをお店を閉めた終電での帰り道、朝メシ以来、何も食っておらずフラフラっとなった時に飲むと一気に元気が復活する!エナジードリンク以上の効果なのだ。
味噌汁は日本人のDNAに刻まれている!と思うホエールです、こんにちわ!
さて、先日の続きです。
カヌーワールドのホームページでRICOHのアクションカメラ「WG-M2」とカヌーワールドのコラボ企画があり、カヤックフィッシング動画撮影ロケに参加させていただくことなりました。
カヌーワールドさんHPはコチラ
(左のサイドバーのバナーのコーナーとのことですが、まだカヤックフィッシング編は更新されていません)
第一回目のロケは9月中旬の厳しい時期のシーバス、クリア!
(ギリギリで危なかったけどー)
そして、次なる指令が届きました。
<カヌーワールドNさんからのメール(抜粋)>
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昨日はお疲れさまでした!シーバスについては今回は十分です。
24日にもう一回撮影行きましょう!
シーバス以外で、晴れれば透明度の高い海で撮影したいと思います。魚種はお任せしますね。
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ということで!
9月24日、青物を釣る撮影となりました。
しかし、シーバスロケが終わったのが9月17日、一週間しか猶予がないのに、その間、台風等で大荒れや雨が続きプラはできませんでした・・・
一発本番かぁ〜と思っていたところ、カヌーワールド担当のN氏より連絡が!
N氏「すいません、台風でカヌーワールド本誌の取材が順延順延で、24日いけなくなってしまいました」
たしかに、この間、天候がひどかったです。カヌーの取材は天気次第ですから、こればかりはしょうがありません。
しかし、動画素材は遅くとも9月月末までに必要とのこと。ホエール的な予定としても24日を逃すと厳しいのです。
さあ、どうしようか!
ここでひらめいてしまいました(ピカリーン)
ホエール「もし一人でも撮影アングルを替えて撮影したら使えますかね?」
N氏「うん、いろいろなアングルから撮ってもらえれば編集でなんとかなるかも」
ホエール「では、一人で撮ってきてみます!」
ということで、一人撮影を決行することになったのです。
どうやってアングルを変えるか?
それはこれを久々に登場させましょう!
4年前ぐらいに見た、seabass1919さんというカヤックアングラーの方がアップしていた動画「ぐるぐるカヤックフィッシング」に衝撃を受けて真似して作ってみたアイテムです。
これを使えば、外側からのアングルで釣りの撮影をすることが可能。
あとはいつもどおりの一脚での胸元撮影に切り替える。
そしてブツ持ちは忍の足元のスターポートにレイルブレイザ・カメラブーム150を設置して撮影する。
これで一人でも3アングルからの撮影ができる。
もちろん動画撮影に使うカメラは!
ぐるぐるマウントで実際に使ってもらえるレベルの撮影ができるかどうかは分かりませんが、やってみないことには始まらない。
なにより・・・まず釣れないとオハナシになりません(汗)
今回もカヌーワールドさんの動画撮影なので、背景が写っても問題ない超メジャーなポイントでの実釣が求められます。
kayak55から至近距離で行ける超メジャーポイントで青物が狙えるとなると・・・館山か三浦か。
ここ数年、館山にはほとんど通えていませんので、やはり通い慣れている三浦で勝負をかけるしかない。
行ってみよう、Nの海へ!
でも・・・甘くはないだろうなぁ〜
ということで到着!
24日は土曜日ということもあり、Nの海はけっこうな数のカヤックアングラーが既に浮いていまいた。
この日は曇りのち雨の予報。
光量がある程度ないと動画が撮れないので、日の出と同時の出艇はできません。
しっかり明るくなった6時44分に出艇。
今日はぐるぐるマウント装着なので、こんなアングルからも一人で撮れます。
出艇場所に55ハウスメンバーの力丸さんがちょうどいらっしゃったので、写真を撮ってもらいました。
外から見るとこんなスタイルなのです・・・
まあ、海に出てしまえば一人っきりですので、問題無し!
とにかく青物を何か釣らないといけません。恥ずかしいとか言ってられません。もはや取材やり直しのスケジュールは取れないのです。
とにかく行くしかない!
今日の相棒はバイキングの忍(ジ・O号)です。
頼むぜ、ビーシノ(業界風)
今日は青物一択なので、タックルはKFゴルゴ1本のみ。
いろいろな釣り方をやっていると外すような気がして、スロージギングオンリーで狙っていきます。
反応を見つけては落とし、スロージギング。当たらなければ移動。その繰り返しの中でなんとか青物を拾っていくしかない。
時折アングルを変えるためにカメラを胸に挿した一脚に移動させたりしながら釣りをしていきます。
2時間ほど何も無し・・・
ヤバイ・・・やはりNの海、まったくもって甘くないのだ。
そして悲劇は起こったのです。
100gのジグを回収中に残りのラインの目測を誤り、勢い良く水中からジグが飛んでしまい・・・
ジグがロッドに激突!
が、よくみると・・・
わーーー!
命の次の次の次の次ぐらいに(笑)大切なKFゴルゴのガイドが飛んでしまった・・・
ガーン_| ̄|○
これは完全に僕の不注意でした。ごめんよ、KFゴルゴ・・・
とはいえ、今日はサブタックルを積んできていません。ガイドを1つ失った状態で釣りを続けるしかない!
100gのジグが全力でぶつかって、よくブランクが折れなかったものだ。それだけでも幸運と思おう。
一度ラインを切って、折れた4番めのガイドを取り払い、釣り再開!
意気消沈している場合じゃない、KFゴルゴ、申し訳ないけどもう少しだけがんばってくれ!
忍の足元のスターポートに設置したレイルブレイザ・カメラブーム150にカメラを移動して、またアングルを替えたりしながら魚影を探していきます。
それにしてもガイドが1個なくなるだけでロッドのフィーリングってめちゃくちゃ変わりますね・・・ジグをティップで跳ね上げる釣りをしててまったく気持ちよくない。ガイドって偉大だなぁ。
釣りを初めて3時間近くが経過して、いまだノーバイト。やはり青物も9月下旬はちょっと過渡期で、秋のベストシーズンにはまだほど遠い感じだ。
一度、40m以上のラインまで探りましたが、今日はどうも深い水深に行けば行くほどベイトがいないようだ。
浅場に漕ぎ戻ってベイトっけある所をしつこくやった方がいいかも。
どうも足元にカメラがあると釣りにくい。一旦、胸カメラに戻そう。
水深19m、浅いほうがやっぱりチラホラとベイトが映る。
ルアーは闘魂バックドロップ100g。ティップで跳ねさせてフォール、ティップで跳ねさせてフォール・・・
きそうな予感・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
イナダ小というか・・ワカシ大というサイズ。
足元のスターポート+カメラブーム150にカメラを移動してブツ持ちもおさえる。
(最大限、魚を突き出して大きく見せる!笑)
小さいけど狙った青物がきた。とりあえず映像にも収まった。ふぅ〜一息つける。
出艇から3時間近くやりつづけてようやくの1本。
渋い、しぶすぎる!(涙)
でも、まだまだこの魚では映像がしょぼすぎる。引き続きがんばろう!
ここから小雨が降り出します。
やばい、今日は午後はけっこう降る予報。あまり雨がすごくなるとカメラのレンズに水滴が常時ついてしまうので撮影は強制終了です。いそがないとならない。
そこからさらに2時間が経過、バイト無し!
しかもジグを1つ根掛かりで失ってリーダーを飛ばしてしまう・・・リーダーを結ぶ時間も惜しいので、リールごと予備リールにチェンジ!
漕いで漕いで大きくエリアを変えると・・・
待望のバイト!
その後も厳しい時間帯が続きますが諦めずにシャクリ続けました。
そして昼を回った頃、水深30mでようやく次のバイトが!
はっきり言って小さいです。でも、ここまで5時間、ようやくちょっとイイ魚が釣れました。だいぶ達成感のある一尾でした。
13時をまわって雨が本降りになってきました。
そろそろ撮影強制終了レベルの雨だ・・・
映像的にはだいぶ物足りない・・・なんとか最後に奇跡よ起これ!と集中してジグをシャクる。
そして遂に次のバイトが!
やばいぞ、青物しかも小さいのが2匹だけで果たして映像作れるだろうか!?
なんとかあと1本、帰りながら地形の変化や微妙なベイトが少しでも映れば落としていきます。
出艇場所もかなり見えてきた水深20mの浅場。ベイトの群れをキャッチした。泣いても笑ってもここがラストポイントだ!
今日はどうも当たっている闘魂バックドロップのブルピンを落とす。
着底からの巻き上げで・・・
重量感のある引きだー!
はっきりいって、コレはデカイと思いました。
しかし・・・上がってきたのは・・・・
動画でも「これはデカイ!ワラサか!」とか言っちゃってます。
(あとから見たらそうとう恥ずかしいーー!笑)
たぶん、いずれアップされるカヌーワールドさん編集の動画でも音声とかそのまま使われると思いますので、笑ってあげてください。
それぐらい素晴らしい引きでした。やっぱ小さくてもカンパチは引く!
まじで大きい魚だと思ったのです。
もはやレンズの水滴が超限界、これでストップフィッシングとなりました。
派手な釣果は出せませんでしたが、一応は青物3本のファイトシーンは撮影できたので、なんとか取材成立でいいのではないでしょうか。
サイズが小さすぎましたが・・・・朝7時前から13時まで、本気でやりきった結果なので満足です。これ以上の釣果は今の僕には無理でした。Nの海で9月に青物3本はたぶん、よくがんばった方だと思います。
今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!
カヌーワールドさんのホームページのRICOHのアクションカメラ「WG-M2」コラボページで編集された動画「シーバス編」「青物編」がアップされる日も近いと思いますので、ぜひその際は見てやってください!
【オマケ】
RICOHのアクションカメラ「WG-M2」、今回の取材を通じてはじめて使ってみたのですが、さすが最新式。イイです!
何が良かったか、2回使ってみての簡単なインプレです。
まずは「超広角204°」なトコロ。
これまで使ってきたアクションカメラもかなり広角なんですが、それでもリールを巻く手が見切れたり、艇の横でのボガグリップでのランディングシーンが見切れてしまうことがありましたが、この「WG-M2」ならまず画角の中に入るでしょう。
そして「ハウジングがない」これもイイ。
なぜなら、カヤックフィッシングではかなり動画を回しっぱなしにして撮るのですぐに電池がなくなります。その電池交換が非常にスムーズにできます。
「録画開始のボタンも押しやすい」のもイイ。
また、録画のON/OFF時もそれぞれ特徴的な音が鳴るし、録画中はレンズの上が赤い点滅をするので、慣れてくると液晶画面を見ずに今、録画が回っているか判断できます。
「リーズナブル」なのもいいです。
今回は借り物ですが、amazonで見ると価格も安いし、替え電池も安いのがある。
更に細かいトコロでは・・・
「Full HD1920x1080 60fps」で撮影ができるところがいい。
60コマで撮ると、魚がジャンプしたところとかを編集でスローにしてもなめらかになるわけです。
YOUTUBE用などでは通常は使わないでいいと思うのですが、4K撮影もできちゃいます。今回は実は取材ということで4Kで撮影しました。
すぐに一脚やカメラマウントなどに設置して使えるのもいい。
カメラの雲台用のネジも本体に直接切ってあります。(アクションカメラは雲台用のネジ付きのトライポッドアダプターを別につける必要があることが多い)
カヤックフィッシングにかなり向いているアクションカメラと言っていいと思います。
ただ、カヤックフィッシングでヒットした瞬間を逃したくない場合は、常に回しっぱなしになるので替え電池を大量に持っておく必要があります。
また、定期的に自動で録画が止まってしまうので、動画が今回っているかを常に把握しておくことが必要です。(音が鳴るのでわりと把握しやすいですが)
ということで、なんとか?取材も無事成功、10月は自分の釣りをまたガンガンやっていきたいと思います!