アンザー伝説最終話 | TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)

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ホエールのカヤックフィッシングブログ。シーバス、ブラックバス、アオリイカのエギング、青物、根魚、マダイ、ヒラメやマゴチ……様々な魚種をカヤックから釣る!kayak55.com公式ブログとしてお知らせなども!

以前やっていたのブログを閉鎖するので、その前に印象的な記事を転載する手抜きコーナー!?

親愛なるあなたに捧げます。

大学時代の同級生「アンザー」編の最終話です!

って!人に捧げるような話じゃない。

下ネタも下ネタ、ド下ネタ!

ってことで、表現を間違えました。

親愛なる“猥談好き"なあなたに捧げます(爆)

ああ、これで書く意味が生まれた。猥談好きのための猥談ブログ、ホエールの日常です。こんばんわ。

※注:とはいいつつ、本当のエロ話はこのブログの趣旨ではありませんので、なるべくマイルドに書くつもりです。ですので「ストリップ」というような単語で検索でお越しになった真のエロをお求めの方はまずガッカリされることうけあいですのでご了承ください。

また、一部、違法ギリギリな行為が書かれていますが、まず20年近い昔の話で記憶が曖昧であり、限りなく真実に近いフィクションと思っていただければと思います。

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~前回からの続き~

そのストリップ劇場は看板はあるものの、なんか田舎の親戚の家のようなたたずまいの建物だった。

ホエール「こ・・・ここがストリップ!?」

新宿や錦糸町にあるネオンギラギラのいかにもボラレそうないかがわしい店を想像していた僕は拍子抜けしてしまった。

ボラレるどころか、僕らをスカウト(?)したパンチ頭のお兄ちゃんのはからいで、約束どおり、通常3,500円のところ3,000円にまけてくれた。

とにかく「ぼったくり」じゃなかったってことに僕らは安心した!

そうなると、10年以上も前のハナシだ。若者だった僕らのジェット機(あ、息子ね)は安心したと同時に

ギュイィィン!

と、音を立てて猛烈な勢いで離陸し、ジャンボジェット状態で空に飛び立った!(つまりまぁ、その・・・・ボッ●っす!笑)

ホエール「うわーー、かなり興奮してきたっ!」

タツノリ「いやー夜の街に出てきた甲斐があったね」

アンザー「お・・・俺、裸の女の実物見るの初めてなんですけど」

ホエール「そ・・・そうだったよな、アンザーは“童貞"だったもんなぁ」

ぼったくりの恐怖から解放された僕らはボッキンキン(!?)で、やや前屈みになってストリップ会場に入っていく。

部屋はなんていうか、地方の公民館を暗くした感じといっていいだろうか?想像以上に広いっ!

一応、会場には赤い絨毯がひかれているが、置いてあるソファや椅子が古くてしかも全然揃っていないというところからして、相当安っぽかった。

僕らの他に既に先客がいて、オッサン3、4人のグループが二組だけ。かなり寂しい状況だ。

オッサン達はソファではなく床に座って、めっちゃ笑っている!

そう、既にストリップは始まっているのだ!

ちょうどストリップのショー的な時間は終わって盛り上がってきているところで、おそらく今の時間の担当の女性が、ステージを降りて客の周りを回っているところだった。

女性は座った男達にまたがって、いわゆる性的なサービス(ライトなやつ)をしている。

では、何故、男達は笑っているのか??

そう・・・

どうやら東南アジア系と見られる女性。

その推定年齢は

45歳・・・・

三段腹とは言わないが、少なくともスマートとは言えない体型。

他のオッサン男性客は

「エロというよりはネタ」

として楽しんでいるようだ。

キュイーン…………

僕らのボーイング787機(しつこいけど息子ね)は、音を立てて一気に不時着・・・。そしてポークビッツ状態に戻ってしまった。

ホエール「あのぉ、これって・・・熟女ストリップ・・・ですよね」

タツノリ「ま・・・まぁ3,000円だからな」

そんな中で、一人だけ目が血走っている男がいた!

アンザーだ!!

アンザー「ね・・ねえ、あの女の人、ぜ・・全裸だよね!ね!ね!」

そう、童貞の彼のボーイング787は俄然!高度……いや、硬度を上げつづけていた!

アンザー「俺らのとこに来るかな、ね?ね?」

ホエール「いやぁ、こなくてもいいかも・・(汗)」

すると、残念ながら?、その東南アジア系の熟女は持ち時間が終わってしまったようで、僕らのところには回ってこず、舞台の袖に戻ってしまった。

どうやら次の女性が登場するらしい!

ホエール「こうなりゃ熟女だろうがなんだろうが、楽しんだもの勝ちだ!おい!アンザー、前の方にいくべ!!」

タツノリ「そうだよ、せっかく来たんだし、やっぱり全てを拝んでから帰るべきだ!」

アンザー「うん、見てみたいっす!俺、見てみたいっす!」

アンザーの反応が面白くて俄然!面白くなってきた!!

そして、次の女性が登場した。生まれたままの姿にスケスケのストールみたいなのを身に纏い、颯爽とステージを歩いてきた。

あれ・・・?

彼女の名前が会場にアナウンスされる。

ジェシカ

おそらくロシア系だろう。

身長は170cmはゆうにあるだろう。そして・・・・

Gカップ!!(それ以上かも)

推定年齢30歳ぐらいで、その頃の僕ら(大学4年生)にとっては十分おばさんだったけど、それでも・・・

十分すぎるほど美しい女性だった!!(しかも金髪)

ホエールとタツノリのポークビッツは再びボーイング787となって離陸!!!
オジサン達も「おぉーー」と感嘆の声をあげている。

アンザーは??

アンザー「すごいよすごいよータモさんすごいよー」

何故か出川哲朗のモノマネをしながら喜んでいる。いや、パニクってる。

そういうホエールとタツノリも予想外の展開にちょっとブルっていた。

ジェシカはドラクエ的に言えば、水の羽衣的な?衣装を身に纏い、ステージで官能的なダンスを披露しはじめた。

ジェシカが踊るたびに水の羽衣はヒラヒラと舞い、まさに天女の美しさだった。まるでここがI温泉のひなびたストリップ劇場じゃないような感覚に陥ってしまった。

ここで音楽が切り替わった。

ダンサブルのナンバーからロシア民謡「カチューシャ」になったのだ!

周りにいたオッサン連中も真面目に(?)音楽に合わせて拍手をして盛り上げている。

そう・・・

そうだ!僕らは今、モスクワにいるんだ!

ボルシチを食べ、ウォッカを飲み、村の若い女の子の踊りを見ているんだ。僕はロシア人だ!

そんな錯覚にさえ陥りそうになったその時っ!

いよいよジェシカが水の羽衣を脱ぎ捨てた・・・

「生まれたままの姿になったジェシカ」があんなポーズやこんなポーズをしてくれる。

ホエール・タツノリ・アンザー「ご・・ゴチになります!!」

見事なストリップでありながら、いやらしさも抜群!僕らのアソコはビンビン物語。

まいった。まいりました。

スパシーバ!(ロシア語でありがとう)

ジェシカっっ!
スパシーバっっ!

三人はあまりの感動で、ジェシカのダンスが終わってもしばらく動けなかった。

周りのオッサン達もさっきの熟女とは違う意味の笑顔でスタンディングオベーションをしている。

ホエール「これ、3,000円は安かったな!」

タツノリ「ジェシカ・・・天使だよ。きっと何か事情があって日本に来てるんだよ」

アンザー「そうだよ、きっと性格もいいよ!」

そして、ジェシカのダンスが終わり、ステージの袖へ消えていってしまった。

あぁ・・性格のいいロシアから何かきっとやんごとない事情で日本に来ている天使のジェシカ(完全に妄想)が去っていってしまう・・・

ホエール「終わっちゃったね、帰ろうか?」

タツノリ「あ、ああ、そうだな」

アンザー「オンナの人のってあんな感じなんだね・・いい勉強させてもらったよ」

当然、若かった僕らはジェシカの姿を脳に焼き付けたので、宿に帰ったらすぐにトイレへ・・・(そこから先は言わないでおこう)

と妄想をしていた・・

その時!!

再びアナウンスが!

「ジェシカさん、再び登場でーす」

ホエール「ええっっ!!!」

そして、ジェシカが再びステージへ現れた。

なんたるサービス精神!

ジェシカ様ーー♪

わき上がる観客達!

そこにさらなる衝撃がっっ!

「レイディース&ジェントルメン!いよいよーここからはーー!お楽しみのーー」

お楽しみの何なんなのよーーー!!

っていうか、レイディは観客には一人もいないけど!

「お楽しみのーーー」

だから何なんですかーー!(期待でアソコが泉ピン子状態)

「ま●板ショーですっ」

ホエール・タツノリ・アンザー「え??」

ま・・・

ま・・・

ま●板ーー!?

ま●板ってのは、つまりその、あれです。えっと、ステージの上で男女がチョメチョメするってやつですよね??

ここは本当に日本じゃないかもーーー。ロシアかもーーー。
(ロシアでもきっと違法だと思うが)

僕らは呆気にとられて立ちすくんでいた。

ま●板ショー……ま●板ショー………ま●板ショー……

頭の中でその淫靡な言葉がグルグル回っている・・・

そういったショーがあるというのは伝説には聞いていたけど、まさか自分達が目の当たりにすることがあるとは思ってもいなかった。

すると、麗しきロシア美女!天使のジェシカが再び登場した!

歓声を上げるオッサン達。

それに反比例して、僕たちといえば……

ぶっちゃけ、ホエール&タツノリにとって、ま●板ショーってのは、ちょっと刺激が強すぎる・・・。

さっきまで超上がっていたテンションがグングン下がっていく・・・。

ホエール「これから男優さんが出てくんのかな?」

タツノリ「そうじゃね?」

ホエール「どうする?見たい?俺あんまって感じなんすけど・・」

アンザー「何いってんの!見たいに決まってんじゃん!男優さんとロシア美女の絡み!こんなのが目の前で見れる日がくるとはっ!!」

童貞22歳♂アンザーだけが超テンション上がってた!!

ホエール「わかった、わかったよ、最後まで見て行こう」

そこに流れるアナウンス!

「さあ、いよいよーお楽しみのー♪ジェシカさんによるーー♪ま●板ショーでーす。さあ、今日ジェシカさんと×××したい人は手をあげてくださーーい♪もちろんコンド××はジェシカさんが装着してくれますよー!」

え??

ええっっ!!!

うそーーん

きゃ・・・

客とヤルのかよーーーー!!!

これには僕らだけではなく、他のオッサンのグループも面くらってしまって、誰も手を挙げる者はいない。

さらに続くアナウンス!

「さあ、さあ、どなたが舞台に上がるですかー!?こんなチャンスはもう二度とないかもしれませんよー」

タツノリ「お・・・おい、どうする??」

ホエール「どうするったって、行くわけねーだろっ!こんな大勢の前で下半身晒せるわけねっつの!」

しかし!ここであの男が動いた!

アンザー「誰もいかないなら、お・・・俺、行こうかな」

タツノリ&ホエール「そうだな・・・・アンザーは童貞だしっ・・・・て、うぉぉいっ!!!マジかよっ!やべーって」

アンザー「大学時代に童貞を失える最後のチャンスなんだ。しかも相手はジェシカ!後悔はないよ!」

お・・男らしい!さすが大学の教授に謝る時にパンツ一丁になった経験を持つだけある!人前で裸になることに迷いがないっ!

会場全体がブルっちゃって誰も手を挙げない中・・アンザーだけが動いた!

アンザー「はい!はい!いきます!僕いきます!!」

アンザーがステージに上がっていく。

自分達がま●板に乗る可能性が無くなってホッとしたのか、テンションが戻って歓声をあげるオッサン達のグループ!!

タツノリ「おいおい、アンザーいっちゃったよ!」

ホエール「マジで男気がハンパねー!オッサン達からも大人気だし!」

ステージに堂々と上がっていくアンザーは、もう僕らの知っているアンザーではなかった。その後ろ姿のりりしさは、まさに勇者だった!(童貞だけど)

いよいよ勇者アンザー(童貞だけど)が舞台に立ち、ジェシカと対面した。

うぉぉーー!!!

会場の興奮のボルテージがどんどん上がっていく!

ジェシカがアンザーの手を取る!!

ジェシカはアンザーより頭1個分大きい。まるでアンザーはロシアに墜落したUFOから発見された小型宇宙人のようだ・・・

あの天使のような、きっと性格もいい、Gカップロシア美女「ジェシカ」とアンザーが・・・

ホエールはステージに上がる勇気が無かったくせに、いざとなるとちょっとだけ羨ましいのは何故だっ!!こ・・これが嫉妬って感情なのかっ!?

ジェシカは妖艶な音楽にノって踊りながら、アンザーの周りを回ってはアンザーの身体をまさぐっていく!

うぉぉーー!!!

しかしアンザーは緊張しまくっていて、直立して立っているのがせいいっぱいっていう状態!

無理もない。アンザーは今日生まれて初めて女性の裸を見たバリバリの童貞・・・そのハードルを一気に通り越して、みんなが見ている中での初めての女性とのカラミ・・・そりゃ緊張どころじゃないって。

「兄ちゃん!もっと自分から動いちゃえー」などなど、オッサン達の勝手なヤジは止まらない!会場のテンションはもはやピークに達っしようとしていた!

そして、とうとうジェシカがアンザーのズボンを・・・

おろした・・・

アンザーの縮こまったオティン●ィンが・・・


ピョコン

コンニチワ。


ドッカーン!

会場は大爆笑の渦に包まれた!


オッサン達「兄ちゃん、若いのに元気がねーぞー!“ポークビッツ並”じゃねーか!がんばれやーー」

そう、緊張でアンザーのオティン●ィンは通常よりも縮こまってしまっていたのだ!!

ソチンだ・・・・ソチンすぎる

もはや公開処刑状態!!

でも・・・申し訳ないけど、オッサンの“ポークビッツ並”発言にはタツノリとホエールも完全に笑いのツボに入っちゃって、爆笑してしまった。

爆笑しながらも「アンザーがんばれーー!」と叫ぶ。

ここにいる、世代も違う、見ず知らずの男達がみんなアンザーのオティン●ィンを応援している・・・

何この一体感!

まるで・・・・まるで!中学や高校の時の体育祭のようなノリだっ!

そうか、ま●板ショーってのは、この一体感を観客に味わってもらうための究極のエンターテイメントなのかもしれない!

いやぁ、それにしてもアンザー、スゴイ!

見ず知らずの人達に自分のオティン●ィンを見せられないよ、普通。

しかもそのオティン●ィンをみんなから暖かい目で見守ってもらってるって・・・

そして、上半身は服を着たままで、おろされたズボンとパンツは足首のところまで下げた非常に情けない姿のアンザーが、いよいよジェシカの手で優しく仰向けに寝かされた・・・

大柄なジェシカにかかれば、アンザーはまるで子供ようなもんだ。

そして・・・

ジェシカが音楽に乗って腰をフリフリしながらアンザーの上にまたがる!!!

いよいよ!アンザーとジェシカが結ばれる瞬間がやってきた!!

齢22歳・・・遂に!遂に!アンザーが童貞を失う日がやってきたのか!!

ん???

あれ??

なんか様子が変だぞ!??

ジェシカが立ち上がってしまった。

アンザーは上を見上げて完全に硬直した状態で横になっている。

ジェシカはいきなりアンザーを無理矢理手で引っ張って起き上がらせた!

いったい何が起こってるんだ??

さっきまで興奮のるつぼと化していた観客席が一気に静かになりザワザワしはじめた。

すると、唐突に全裸のジェシカが叫んだ!!


ジェシカ「ナニヨ! ワタシノコトバカニスルカーー! アンターーゼンゼン タタナイ! インポネ! アンタインポネ! バカニシテ オンナニハジカカセルカ! ナゼタタナイノカーー!インポカ!」


どうやらアンザーは緊張のあまりにオティン●ィンが立たなかったようで、ジェシカがそれに対して怒っているようだ。

ってうか!ジェシカ、日本語ペラペラじゃんっ!(爆)

その酒焼けした野太い声から発っせられるインポインポの連呼に……僕らの頭の中で勝手に描いていた天使ような性格のいいジェシカ像はガラガラっと音を立てて崩れさった・・・。あぁ・・・ジェシカ・・・。

アンザーは何かいいわけしようとしていて、身振り手振りをしているが、そのたびにポークビッツ状態のオティン●ィンが左右に揺れる・・・

ドッカーン!

オッサン達はまた大爆笑!!!

全裸のロシア人に怒られる、ズボンだけおろしてオティン●ィン丸出しの日本人男性……なんて絵ヅラだっ!

シュールすぎる!

ホエール&タツノリも笑いをこらえることができない!!

しかし、ジェシカの怒りはまだ収まらない!!

ジェシカ「オマエミタイナ インポヤロウ デテイケ!」

ジェシカがアンザーの肩を思いっきり押した!!

ズボンが足首にひっかかったアンザーはうまくジェシカの手をかわしきれずにステージに倒れてしまったっ!

アンザーは倒れた勢いで、僕の記憶が正しければ二回転ぐらい転がった!

その回転のたびにオティン●ィンがっ!


ゴロゴロ……

コンニチワ

ゴロゴロ……

コンニチワ


オッサン「兄ちゃんのティ●ポが大回転ー!」

もう、オッサン達は腹をかかえて笑っている!

僕らもヒーヒーいうほど笑って涙が出てきてしまった!!

そこへ、男性のスタッフが慌てて割って入り、ジェシカを舞台の袖に下がらせた。袖に下がる時もまだジェシカは何かを日本語で叫んでいた。

誰もいなくなったステージの上でせかせかと慌ててアンザーがズボンを上げていた・・・

ぶ・・ぶざますぎる・・・

こりゃ、帰った方がいい!

ホエール「おい!アンザー!!早く降りろ!逃げるぞ!」

ステージから降りたアンザーを連れて、僕らはいそいでストリップ劇場から出た。

外に出ると、ものすごく寒かったのを憶えている。

アンザー「やっぱり、みんなが見てる前でボッキはできなかったよ・・・一生の恥をかいた」

ホエール「いや、お前は勇気あるよ!勇者だよ!」

タツノリ「そうそう、童貞喪失できなかったのは残念だけどさ、やっぱあんなところで童貞って捨てるもんじゃないから未遂に終わって良かったと思うよ」

アンザー「そうかな」

ホエール「そうさ!あの勇気があれば、お前はきっとこれからどんな苦難にも立ち向かっていけるし、モテる人生をおくるよ!」

宿まで歩きながら、僕は大学最後の旅の冷たく澄んだ空気を思いっきり吸い込んだ。夜空は深い黒で、宇宙は果てしなく無限に広がっていた。

そうさ、まだ社会人にさえなっていない僕らの未来には無限の可能性が待ってるんだ!

アンザーの未来にも、インポインポ連呼する外国人女性じゃない、ステキな彼女の可能性が待っているんだ!

僕らは自分達のそんな可能性の大きさに身震いをしながら、人気のなくなった温泉街を胸を張って真っ直ぐに歩いた。

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もし、こんな猥談を最後まで見ていただいた方がいたら本当にありがとうございます。

あの時、舞台に自ら上がったアンザーは一生語れる武勇伝を作り、その場から動けなかったホエールは一生語れるネタを刻むことができませんでした。

どんな恥をかく結果が待っていようとも失敗を恐れずに


「まずは舞台に上がってみること!」


そこから自分の人生に刻まれる何かが生まれる。

舞台に上がらなければ何も起こらない。

この物語で伝えたかった本当の意味はそこにあります。

・・・・・・・


・・・・・・・ウソです!(爆)


アンザー伝説・完