湘南エリアでカヤックをはじめ、SUP、サーフィンなどのスクールをやられている
のマスター・鈴木さんからホエールに電話がありました。
鈴木さんとは昔からカヤックフィッシングの啓蒙活動などを通じて親交させていただいていて、さらにノルディックウォーキング仲間でもあります。
今回、いただいた電話の内容ですが
湘南海上保安署
さんより、サザンビーチハウスさんに以下のような要望があったそうです。
ご自身のカヤックにぜひ以下の情報をどこかに入れておいて欲しいとのことです。
♦名前
♦住所
♦緊急連絡先
♦血液型
カヤックの遭難、救助事例において、「カヤックだけが発見される」ということがあるそうです。
人間が落水してしまい、カヤックだけが漂流している状況です。
そうなると、
陸に置いてあったカヤックがただ単に流されてしまっただけなのか?
それとも
航行中に人間が落水してカヤックと人間が離ればなれになってしまったのか?
それが判別することができなくなってしまいます。連絡先が分かれば確認までの時間と保安庁さんの労力もぐっと短縮されます。
また、もしも人間が乗ったまま意識を失って漂流していたとしても、当人の意識がない場合はその方がどなたなのか、家族への連絡先もわかりません。
逆に、カヤックと人間が沖で離ればなれになってしまい人間の方が先に発見される可能性もあります。
ですから、
PFD(ライフジャケット)にも同様に名前や連絡先、住所、血液型の記載をしておいて欲しいとのことでした。
PFD(ライフジャケット)にも同様に名前や連絡先、住所、血液型の記載をしておいて欲しいとのことでした。
ということで、さっそくホエールもやってみることにしました。
ただ、ホエールが普段乗っているカヤックはポリエチレン製でマジックで文字を書けません。書けてもたぶんすぐに消えてしまいます。
そこで、ネームタグを作ることにしました。
こちらも防水性をある程度もたせないと意味がありません。
そこで、100円ショップでこれらを用意しました。
名札ホルダー
ジップがついたフリーザーバッグ
名札に以下を記入しました。
♦名前
♦住所
♦自分の携帯電話番号
♦実家の電話番号
♦嫁の携帯電話番号
♦血液型
これをフリーザーバッグに入れ、しっかりジップを閉じます。
同じもの二組作り、余分な部分を折り込み、テープで止めました。
そのうちの一つは普段乗っているカヤックのハッチへ入れておきます。
もう一つはPFDに入れます。
ポケットに入れておくことにしました。
カヤックアングラー誰もがきっと天候に気をつけ、十分に気をつけてカヤックフィッシングを楽しんでいると思います。
ですが、カヤックは自然の中で遊ぶスポーツです。天候が予報にない荒れ方をしてしまったり、自分の体調が沖で悪くなり気を失ってしまったりする可能性は私も含めすべてのカヤックアングラーがリスクとして常にあります。
どれだけ気をつけていても、自分が遭難してしまう可能性はいつなんどきもあるんですよね……
もちろん事故や遭難にならないことが第一ではありますが、そうなってしまった時に迷惑を最小限に抑えるための手段だと思います。
海難救助のプロである海保さんからの要望です、ぜひ僕らカヤックアングラーは協力していくべきだと思いました。