新車から1年で漏れてきたスーパークーラント。果たしてこれは漏れと判定されるのか? | 現役猫系自動車整備士YoutuberのチームMHO!

新車から1年で漏れてきたスーパークーラント。果たしてこれは漏れと判定されるのか?

去年買ってもらった新車ですが、法定の12ヶ月点検の依頼を受けました。

 

エンジンオイルの交換なども依頼されたので、アンダーカバーを外して・・・。おや?

 

なんかこれは、漏れていませんか?

 

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オイルパンに伝わっている青い筋。これは明らかにクーラントが漏れて蒸発、固まったあと。

 

次に行うのは、一体どこから漏れてきていたのかを調べる事です。

 

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上の方から垂れてきたようですね。上に行けばいくほど湿っている。

 

そして、漏れているであろう箇所が判明。ウォーターポンプのようです。

 

一応上からのぞいてみましたが、上からだと確認取れませんね。

 

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ここで頭をよぎったのは、近年のウォーターポンプからの水漏れ判定について。

 

 

以前こちらのメインサイトでも書いてみました。

 

ウォーターポンプの漏れ判定

 

大した内容ではないのですが、トヨタから注意喚起としてリリースされたものを元に書いてあります。

 

ウォーターポンプの漏れについてですが、基本的に現在進行形でもれてるのかそうではないのかを見極めよ!というものになります。

 

ではこのエンジンはどうなのか?

 

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非常にわかりにくいのですが、やはりウォーターポンププーリーからもれてきているのが分かりました。

 

で、現在進行形なのか否か?

 

上の方に行くと、湿ってきているので黒に近いグレーではないかなと感じます。

 

事実サブタンクの量が半分以下まで減っていました。

 

この車は買ってもらってからまだ1年目。つまりメーカーの保証修理がきく時期でもあります。

 

ということで、後日お客さんに時間をもらって、ディーラーで判定してもらうと思います。

 

これは放っておけない状況ではないかな。個人的な感想ですけど。

 

車種はあえて書きませんけど。エンジンはVR30DETTです(笑)

 

VR30DETT自体初めて触るエンジンなので、ウォーターポンプが弱いのかとかそういうデータも持ち合わせていません。

 

保証になればいいなぁ。ならなかったら、そのまま乗ってもらうのもちょっと怖いなぁ。

 

次の点検までの間、クーラントの量が気になるし、逆に困りますね。保証期間内にこちらで有償修理する必要もないし・・。

 

高価な車だし、高性能エンジンだし。