ついに正式リコール!CB18エンジン搭載のレヴォーグやフォレスター、レガシィなど
4月の中旬から、エンジンのセンサに不具合が出たということで、生産が停止になっていたCB18搭載車。
ようやくリコールが出ました。
当初からネットではEGRセンサの不具合と言われていました。
内容はその通りで、EGR圧力センサの不具合でした。ねっとの
インターネットって、そうやって考えると凄いですよね。誰かがあげた声が幅広く伝わる世の中です。
昔よりリコールが増えてきたなと思うのは、消費者側からも情報を開示できる時代になったからなのかもしれないですね。
新型としてデビューしたCB18エンジンですが、熟成にはまだまだ時間がかかるようですね。
こちらがCB18のEGRです。圧力センサはエアコンコンプレッサの下にあります。
EGRってそもそも何をしているのかというと、排気ガスをインテークへ再循環させています。
何故そんなことをするのかというと、エンジンの燃焼温度を下げて、NOxを低減させるためです。
2級整備士の試験に出てくる文言ですね。
では、EGRが壊れるとどうなるのか?
プリウスで起きたEGR不良を動画におさめてあります。これを見た人は、
「エンジンが壊れちゃった!」
と、非常にがっかりしていましたね。
その異音たるや道路工事のような激しさです。
EGRが故障するのは、ススが溜まるから。というのが多数です。
ススが溜まる原因って、いわゆるチョイ乗りばかりだったり、エンジンをあまり回さなかったり。
するとエンジンの燃焼温度が上がらなくて、ススを焼き切れなくなります。
さらにこのCB18エンジンは、直噴エンジンです。構造上なおさらススが溜まりやすい。
そして、ハイオクはNGとされているエンジンです。良かれと思ってハイオクを入れてくれるな!とメーカーが釘をさしているエンジンでもあるんです。
ということで、この手のエンジンには定期的なPEA配合の燃料添加剤を入れてあげるのがせめてもの防止策かもしれません。
リコールは準備出来次第開始となっていますので、もうしばしお待ちください。