【辛口】日立のブレーキパッドに交換後しばらくつか!ちょっと万人向けではないブレーキタッチ
僕が乗ってる車ですが、今年に入ってブレーキパッドを新品に交換しました。
4月にタイヤを履き替えたとき、ブレーキパッドの残量が3mmくらいまで減っていたから。
その時にチョイスしたのが日立のブレーキパッドです。
4月から3ヶ月位使ってみて、珍しく違和感を感じたのでレビューします。
日立のブレーキパッドを選んだのは、まず名前が知られているという所。日立ブランドですからね。
名だたるブレーキパッドの中では安く手に入ったので、買ってみました。
もちろん乗っているアトレーワゴンって、ブレーキパッドにサービスキャンペーンが出ていたことも知っています。
ブレーキブースターの負圧スイッチを交換して、コンピューターをリプロする。そして純正のブレーキパッドを使ってくださいねという内容のものです。
あえて純正ではなくて、社外品を試してみたかったのでそこまで深い意味はなく交換しました。
しかし、この日立のブレーキパッドってちょっと万人向けではないなと思った次第。
まずブレーキのフィーリングですが、明らかに変わりました。
どのように変わったのかというと、ブレーキングをするとゴゴゴゴというなかなかの作動音がでます。
整備士的感覚でいうと、ブレーキパッドが終わってローターを削ってるのと錯覚するような音。
その証拠にホイールを見るとこの通り。
どうですか?
ブレーキダストが非常に多く発生しています。
これは素材がメタル系に近いのか何なのかで、ローターへの攻撃性が強いということがわかります。
外国の車って、ブレーキパッドと同じくらいブレーキローターが削れます。ローターも消耗品と考えることで、アウトバーンでも平気なブレーキを作っているわけです。
日本の車ってどちらかというとブレーキパッドを減るようにセッティングされています。ホイールも汚れますし。
では、この日立のブレーキパッド、ローターへの攻撃性がなかなかあるという感触ですが、フィーリングはどうか?
これが初期フィールが非常に悪い。特に朝一発目のブレーキングや雨が降った日のブレーキング。
明らかに止まらないと錯覚する位。
レース用のブレーキパッドって温度が上がってこないと効かないんです。どうしてかっていうと、フェードを防ぐ為。
サーキットを走る時は耐温の高いパッドに交換する意味はここにあります。
日立のブレーキパッドって、サーキット用のパッドみたいなフィーリングなんですよね。
つまり、街乗りにはあまり向いていない。
これは知らない人が装着するとびっくりするかもしれません。僕もいろんなパッドを試してきたけど、ここまで普段使いに影響が出てくる市販のパッドはなかったですよね。
もし日立のブレーキパッドを試そうと思ったら、頭の片隅に置いておいてください。他の人のレビューを見てもブレーキダストが凄いというものが目立つので、ほぼ同じ特性なんじゃないかなって。
少なくともアトレーワゴンには使わない方がいいですね。純正と相当フィーリングが変わります。
日立のが悪いんじゃなくて、そういうセッティングなのかもしれないけど。それを補修用パッドとして混在しているとすると、紛らわしい。