トヨタの4WD車によくある故障!4WDランプ点灯しっぱなしの原因は?
10年ちょっと前のトヨタ車に多い故障です。4WD車で、4WDのランプが点灯しっぱなしになってしまうもの。
車種でいうとノアやヴォクシー。ウィッシュとかアイシスなどなど。
どのような故障なのか?
この年代のトヨタ車はリヤデフとプロペラシャフト部分に電子制御のカップリングが入っています。これが壊れる。
車によっては、そのカップリングだけ部品で出るものもあば、デフアッセンブリーしか部品供給しないものもあります。
ひどい車になると今にもぶっこわれるんじゃないかっていうほどのゴリゴリ音をしてるものもあります。
良く壊れるからかリビルト部品の設定もあります。スズキのビスカスみたいですね。スズキのビスカスは中にオイルが入ってますけど、トヨタのこちらは電子制御しています。
故障コードはC1298のリニアソレノイド異常というもの。
ただカップリングだけの故障が原因ではない場合もあります。
整備書のフローを確認すると、4WDのコンピューターが不良か、このカップリングが駄目かにということに最終的には絞れます。
コンピューターはグローブボックスの奥に存在します。
コンピューターは端子間の電圧測定などである程度の良否判定が可能。デフの方はバラしてみると、中で断線してる場合は目視で確認がとれます。
とりあえず故障している確証を得てから部品を発注してください。どちらも高額な部品ですからね。