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鯉釣り -非現場主義ー

先人の知恵を元に、机の上で空想にふけり、自分なりの鯉釣り理論を再構築していこうというブログです。
内容は、誤解と偏見に満ち満ちていますので、取り扱いにご注意ください。

どうでもいいネタです。


先月あたりから、このブログに導かれる検索ワードの中に、「ジェイ○グ」というのが入ってきました。○の部分には、カタカナの「リ」が入ります。


以前、カラ針吸い込み仕掛け(1本針)のことを、私が勝手に、ホント勝手に、そういう名前をつけてみた わけですが、それが少しずつ認められてきたのかと思っていました。


ところが、そうではなかったようです。


バス釣り用のルアーで、そういう名前の商品が新しく売られ始めたようなのです。


こんなのです↓


鯉釣り -非現場主義ー


鯉釣りをする者から見ると、針がいっぱい付いているので、「ジャパニーズ クラッシック スタイル 吸い込み仕掛け」のようなイメージです。

「今さらジェー?」とは思いましたが、この「J」は、使い古された感のあるJAPANの「J」ではないようです。


なんか、すごく釣れそうなルアーです。

ただ、根がかりしたときには、ゴッソリいかれそうな感じもしますが、そうならないために工夫はしてあるようです。



というわけで、このように同じようなネーミングの存在という問題が発生しました。


しかし、ここでハッキリさせておくことは、こちらが権利を主張する立場では無いということです。

こっちが先だとか、こっちはJのあとに「ー(伸ばし棒)」が入るんだとか、そういうことを言うつもりはまったくありません。ハイフンで無いのは、キーボードの都合


こちらはお遊び。あちらは商売です。


人の商売のジャマをするのはよくありません。


ですから、「吸い込み仕掛けのことを、ジェイ○グと呼ぶことにします」なんて勝手なことを言っていましたが、この言葉からは、


全面撤退します。






で、


それにかわる、何かいい名前はないかな、と考えたとき、以前読んだ鯉釣りブログ を思い出しました。


そこには、「吸い込み」のことを、あえて「吸い込ませ」と書いてあったのです。

これを見て、「アッ!」と声をあげてしまったのを覚えています。



どういうことかというと、


名前に統一性が無いということです。




ちなみに、「吸い込み式」の本来の意味は、カラ針仕掛けです。最近はダンゴを付ければ吸い込み式という解釈もされているようですが、もともとは、針にエサをつける「食わせ式」に対しての仕掛けとして存在するのものと、私は思っています(諸説あります)。


で、今出てきた「吸い込み式」に対する「食わせ式」という呼び方。ここに統一性が無いということです。


つまり、「吸い込み」は、主語が「吸い込む」わけですから、自動詞です。

一方、「食わせ」は、主語が他の誰かに「食わせる」わけですから、他動詞です。


ということなんです。



もし、これに統一性を持たせるとなると、


「吸い込み式」と「食い式」か、

「吸い込ませ式」と「食わせ式」


にしなければなりません。


う~む。


これは難しい問題です。今さら呼び名を変えたところで、浸透していくとは思えません。どういった経緯でこうなったのかも、もう少し調べてみる必要がありそうです。あるいは、これでもいいのかもしれません。


もしすると、命名者のなんらかの意図が隠されているのかも。これもGHQの占領政策のひとつかもしれません(ウソ)


鯉釣り仕掛けの歴史をもう一度ひもといて、洗いなおしてみようと思います(これもウソ)。



以前「トリガーアイスのナゾでも書きましたが、物事に名前をつけるのって、難しいんだな、というハナシでした。





現在の鯉力(こいりょく)

56.9koi / 100koi



※できるだけ検索ワードにヒットしないように配慮して書きましたが、間違ってこちらにこられた方々、どうもスミマセン







先日、カミナリの中、このブログ→(マルキューへ帰れその1 )で紹介したコイを釣ってきました。


据え膳食わぬは男の恥、ていうことわざが合っているのかどうかわかりませんが、汚名を晴らすような気持ちで挑みました。サイト釣りはあまり好みではないのですが、どうしても、前のボウズが納得できなかったのです。


で、針がかりに少し手間取って(?)いたようですが、3団子目のトライで、無事釣れました。

ちなみに、仕掛けは、神通力単体のバラケダンゴ、プラス、神通力のしっかりダンゴ(15ミリ)の食わせ式です。


実は、そのとき、カミナリがものすごく近くで鳴っていたので、ネットにコイを放置したまま、車に非難したのですが、そのあと、まったくコイが寄ってこなくなりました。放置していたのは、時間にして約15分です。

それまで、4~5尾のコイが、来ては去り来ては去りを繰り返していたのですが、この後1時間やりましたが、まったく姿を現せませんでした。これが多分警戒フェロモン効果なんだろうなと思います。ま、しかし、これは、また別に機会にネタにしてみます。



ところで、そのときに使用していたオモリは、パール色に塗装したものです。

岸から50センチのところで数尾のコイがエサを食っている様子を、ガン見ぃしていましたが、特に警戒している様子は見られませんでした。


ただ、、塗装したオモリの効果があったのかというと、それはよくわかりません。コイたちは、前回と同じような感じでエサを食べていました。


このオモリは、だいたい22号くらいの重さです。ネリエサをつけると、かなり重く感じられます。近くに投入する場合は問題ないのですが、遠投するとなると、もう少し小さめのオモリが必要だなと思いました。

あるいはサオを昔使っていた長いものに戻す方法も考えましたが、今の短いサオ(約3.8m)に慣れてしまったので、オモリを小さくする方向で考えます。


で、ホームセンターでひと回り小さなナットを仕入れました。



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右。無害なステンレス製です。


で、流れからいくと、これをまた塗装するということになるのですが、なんとなくメンドーに思ったのと、逆にパール色は鈍く光っていることを考えると、これでもイケるんじゃないかと考えました。


ですから、そのまま使うことにしようと思います。


さらに、毒を食らわば皿まで、っていうことわざが合っているのかどうかわかりませんが、一層のこと、もっと光らせてみても面白いんじゃないか、と思い、100円ショップでアイテムを仕入れました。



鯉釣り -非現場主義ー


で、できたのが、コレ↓です。



鯉釣り -非現場主義ー


鯉釣り -非現場主義ー


コイが光モノを好きなのか、嫌いなのかはまだよく分かっていませんが、少なくとも、カワハギやメバルなんかには、光モノは絶大な効果があります。

このオモリは、反射板としての効果と、ネリエサを保持する効果があります。


あと、オモリで寄せる効果を狙うののなら、こうか?と思って、やってみたのがコレ↓



鯉釣り -非現場主義ー


パールビーズです。


その筋のプロの方は、真珠を入れます。これで体をつなぎとめるという方法です。いや、違った。カメダメさんの映像で、ボイリーを横目にパールビーズに猛アタックするコイの印象が私には強く残っているのです。

また、これだと、ダンゴの保持力も抜群です。

ふざけているように見えますが、結構マジメに考えてはいるんです。




どんなことも、やってみないとわからない、と言いますが、どこまで行くのか、自分でも分からなくなってきました。「そりゃあ、はぐれコイくらいは釣れるだろうよ」という言葉が思い浮かびます。


良い子は、マネしてください。そして、結果を発信してみましょう。




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56.9koi / 100koi









前回のブログでは、こういうポンプを使用していました↓



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これで思いっきり吸っても、針はほとんど動かなかったのです。


が、


昨日、底にビーズ玉をいくつか敷いて、その上に針を乗っける感じで試してみたところ、簡単にズボッっといきました。


この結果から、「まっ平らな底に、カラ針がペタリと寝ている状態では、吸い込まれにくい」ということがわかりました。

水流だの表面積だの、物理的な理由がつけられそうですが、ハナシがややこしくなりそうなので、今回は触れないことにします。


そもそも、私は、「針がかりがいい針を探す実験」をしたかっただけです。吸い込みやすさとか、吸い込みにくさとかは、別の話なので、装置をもう一度考え直してみました。

ちなみに、ビーズ玉(パール)を使用したのは、ダンゴや砂利を使うと後片付けが大変そうでイヤだっただけのことです。






そして、作った装置がコレ↓です(あえてタタミ上)。



鯉釣り -非現場主義ー

はい♪ここで笑わないと、もう、笑うところ無いですよー。



家にあった、よく分からない棒に、様々な針をテープで固定してあります。

これを、垂直に立てたキャンバス地の布(マットレス)や、部屋のクロスなんかに、フラリフラリと揺らしながら接触させます。もちろん、家族にバレないように、コッソリやりました。


この方法で、とっかかりやすい針を探すのです。


ところで、何度も言いますが、この実験は、それぞれの針の本来の性能を試したり、表したりするものではありません


どの針も、鯉釣りの吸い込み式仕掛け用として設計されているわけではありません。ですから、たとえこの実験で、かかりがよかったとしても、それがイコール吸い込み式に適した針というわけではありません。


個人的な考えとして、コイの口にフラリと吸い込まれた針が、うまくかかる針を探すには、こんな感じで試してみるのもありかなと思っているわけですが、この方法が正しいかどうかは不明です。


この装置を使ってわかることは「マットレスにかかりやすい針は、どれか」という程度ですので、ご注意ください。




で、


固定の仕方(針の向き)を変えたり、順番を代えたりして、何十回とやりました。



鯉釣り -非現場主義ー



すると、なかなか興味深い結果が得られました。


というか、この方法に限ってだと思いますが、ものすごくかかりやすい針が発見できたのです。




鯉釣り -非現場主義ー




結果発表の前に、またまた能書き垂れます。



このブログでは、よくメーカーやショップの名前が出てきますが、私とは利害関係は一切ありませんので、ご注意ください。提携とか所属とか依頼とかステマとか、そういうシガラミ的なことは、まったく無いです。



あくまで、いち消費者としての立場で書いています。


また、有名なアングラーの方々のお名前も出てきますが、発信されている情報が多く、またそれが私にとって興味深く感じられると、必然的に登場回数が多くなることになっています。





それと、私は、商売の妨害にならない程度に、たまに毒を吐きます


ですから、シガラミは持ちたくないというのが本音なのです。








能書きはこれくらいにしておいて、



結果はこういうことになりました。




ダントツでかかる回数が多かった針

NG カープ オリジナルフック LS(ロングシャンク) №1と2



かなりかかる回数が多かった針

ユーロカープ スペシャルカープフック バーブレス カモ №2


まあまあかかる回数が多かった針

ガマカツ トレーラーフック 1/0



鯉釣り -非現場主義ー


新進気鋭の2社の針が並びましたが、別に気を使ったわけではなく、本当にそういう結果だったのです。みさなんも是非お試しください。


特に、NGカープ ロングシャンクは、驚くほどよくかかりました。

一方、なんとなく予想はしていましたが、針先が内側に向いた針たちは、ほとんどかかることが無かったです。また、サイズが小さい針もあまりよくありませんでした。


もしかすると、もっと多くの種類やサイズを試せば、また違った結果も出てくるかもしれませんが、これ結構大変なので、とりあえず、今回はこの結果を尊重したいと思います。



①の針の特徴は、針先に力が伝わりやすいロングシャンクです。それに加えて、ストレートポイントで、先出し加工です。


②の針の特徴は、刺さり込みやすいバーブレスです。それに加えて、カネリ(ヒネリの逆)の幅がかなり大きくとってあります。針先が内側に向いているのにかかりやすい理由は、ここなのかなと思います。


③の針の特徴は、ストレートポイントであることと、針先がやけに細いことです。指に刺した感じが他とは明らかに違います。それと、やや先出しです。


吸い込み用の針は、この3つで決定することにしました。ていうか、決めきれていませんが・・・。現場でじっくり試してみようと思います。



ちなみに、①と②は、いずれもダウンアイなのですが、「とっかかり」やすさを優先して(と勝手に考えて)、あえて固定とかはしません。

コイと引き合った時、ハリスが張れば、ダウンアイは利いてくるので、それでいいと考えています。

ちなみに、実験はアイの反対側からハリスを通し、ダウンアイを殺してありますが、実際に使用する場合は、本来の方向からハリスを通します。







現在の鯉力(こいりょく)

56.8koi / 100koi



※注意 クレームが入り次第、ソッコーで削除します。

 





カラ針吸い込み式仕掛け用の針を選ぶため、実験をしてみました。





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結果を先に言うと、



失敗でした。






写真にある以外にも、様々な形状、大きさのフックを用意して、







鯉釣り -非現場主義ー


こういう感じでやりました。



この装置?は、ペットボトルの底を切り取り、内側にウレタンを取り付け、水槽水換え用手動ポンプ(灯油のシュポシュポみたいなやつ)で吸引するという方式です。


本来、鯉は蛇腹のような口を下に伸ばして、水底に覆いかぶさるようにしてエサを吸い込みます。

ですから、この装置だとそのあたりのリアリティーがありません。

しかし、今回は、針のかりやすさの比較が目的なので、とりあえずこんな感じでOKかなと思いました。


もちろん、こんななんちゃって実験で、それぞれのフックの本来の性能が表されるわけはありません


あくまで、イメージをつかむことが目的です。個人的に。




で、



失敗とは、どういう意味かというと、




「鯉の吸引力がわからない」ということです。


正確に言うと、「鯉の吸引力が再現できていないのかも」って感じです。



上の写真は、伊勢尼で言うと14号くらいの大きさの針です。それに木綿糸を結びつけて、ポンプでシュポシュポと吸ってみたところ、


ビクともしませんでした。



角度を変え、距離を変えとしてみましたが、ダメだったので、自分でホースを口にくわえ、吸い込んでみました。


けど、ぜんぜんダメでした。


ならばと勢いをつけて思いっきり吸い込んでみましたが、ほとんど動きません。



ちなみに、ヘアリグにボイリーをつけてやってみると、来ます。



単に、吸引力が足りないのか。

あるいは、

針だけだと、表面積が小さいから、ダメなのか。

水底にペタリと寝ているからダメなのか。

ハリスが木綿糸だからダメなのか。


なんなんでしょう。


鯉がエサを吸い込む力は、結構強いというのは、なんとなく聞いたことがあります。


その力は、人間を超えてるってことでしょうか?



ナゾです。



もうちょい工夫してみようと思います。








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56.3koi / 100koi





「きな粉ダンゴ」に圧勝した「鯉パワー神通力ダンゴ」。


このエサの食いっぷりは、凄まじいものでした。

これを使えば、弱肉強食論を利用したコイ釣りができます。


私は以前書いたブログ 以来、エサへのこだわりは捨てたつもりでしたが、先日、コイが神通力ダンゴを見たこともない勢いで吸い込んでいたのを見て、再びエサの重要性を認識しました。


私は鯉ヲタとして、コイの捕食映像をyoutubeで数々見ていますが、あれほどの食いっぷりはなかなかありません。



ところで、このエサには「ウルトラバイト アルファ」という集魚剤が入っています。

海外の機関(CEFASシーファス)とマルキューが共同開発したフェロモン入りの集魚剤だそうです。「神通力」以外にも、ヘラ用や、いくつかの海釣り用のエサにも入っています。


これがいいんじゃないか、と思い、早速、この集魚剤が入ったエサを使った他の釣り人の声を、ネットで調べてみました。


だいたい、こんな感じです↓


ジャミも含めて、魚がたくさん集まる。

フェロモン入りのエサに代えたとたんに来た。

見たこともない大物が釣れた。

この集魚剤有りと無しを2本並べて釣ると、有りの方だけしか釣れない。

寄せる力だけでなく、食わせる力も抜群。

なんか、筋が違うような気がする。


やっぱり、いいみたいです。

もちろん、ネットには、フィールドスタッフのような方の宣伝的な発信もありますが、ウソではないのです。



持ってて良かったと思いました。

実は、私は「神通力」を、あと3袋持っています。

数年前、「なんか、神通力がヤバイらしい」というウワサを聞きつけ、釣具店に買いに行ったものの、いつも品切れだったため、ネットでガバっと買ったのです。


それをPVAバッグにコッソリ入れて使っていましたが、バッグの固定が甘いと、投入直後にプカ~と浮いてしまうのが嫌になって、結局やめてしまいました。

ちなみに、使用したことで釣果に影響があったかどうかは、どうもよくわかりませんでした。


これから吸い込み式をやっていくにあたって、倉庫に残っている神通力を引っ張り出してきたのですが、これが思わぬ発見をもたらしてくれたのです。




ところで、


この「ウルトラバイト α」


はっきり言って説明不足です。

パッケージを読んでも、サイトを見ても、長い文章でイメージはしっかり伝わってきますが、具体性はゼロです。あるいは、部分的には玉虫色とも言えます。


別に、化学名を示せとか精製法を教えろとか言っているわけではありません。

もっと基本的なことです。





私は鯉釣りセオリーで興味を引かれた情報があると、まずウラをとります。

疑うとかそういうことではなく、その情報を裏付ける理屈を探したり、それが証明できるような、他のよく似た事象を探すのです。


そうすることによって、そのセオリーを自分自身が納得して使えたり、あるいは、応用したりできるわけです。


メンドクセーヤツなのです。




例えば、「鯉釣りにはサツマイモがいい」ってことに関して、以前その理由を調べ、ポリフェーノールだの糖質だのにたどり着いたことがあります。ポリフェノールがいいんだったら、こんなエサもいけるかも、とか、抗酸化作用ならこれも、とかいろいろ展開できるのです。


ただ、ここで重要なのは、その理由付けは間違っていてもいいというか、真理や真実でなくてもいいわけです。

「最後はコイに聞いてみないとわからない」とよく言いますが、コイにすらわかっていないこともあるはずなのです。


ですから、自分なりに理屈が通って、ひとつの仮説のようなものが立てられれば、それで納得するわけです。

もちろん荒唐無稽ではダメで、できるだけ真実に近付けるような努力はします。




ですが、



「ウルトラバイト α」に関しては、ぜんぜんわかりません。



前述したように、これには、「魚類フェロモン」というものが配合されているようです。

それで、私はフェロモンに関して調べたり、それをヤマトゴイの釣りエサに配合することについて考察したりしましたが、どうも、よくわかりません。

調べれば調べるほど、多くのナゾが出てきます(実はフェロモンなんか入っていないんじゃないかとか、そういうことでありません)。


その種類や特性を知れば知るほど、たくさんの疑問がわいてくるのです。




ま、


しかし、


そこには、多分、いろいろな事情なり、なんなりがなるのかもしれません。海外とのやり取りは、なにかと面倒があるのものです。

へんに問いただすのも野暮ってもので、「ナゾにつつまれた脅威の集魚剤」ということで、いいのかもしれません。



しかしながら、今しがた「自分なりに仮説を立てて納得すれば」なんて、格好をつけて言ってしまったところなので、私なりに強引に仮説を立ててみました。



こうです。


実は、シーファスは隠れミノなんです。(は?)

多分、マルキューは、その時期に、ものすごい集魚剤を開発したのです。

説明文に『そんな魚類フェロモンに、誘引素材をプラスして、』とありますが、この「誘引素材」。これがマルキュー独自のものなのです。

しかし、それはスゴ過ぎるから、他社に知られるとマネをされてしまいます。

カク秘扱いなのです。

だから、形の上で、「ウチは、シーファスさんが作ったフェロモン入りという集魚剤を買って入れているだけ」ということにして、ビジネススパイの目をそらしているのです。


これでOKです。(は?)



この仮説を立てることで、私は納得してこの集魚剤を使うことができます。

ついでに、世界のマルキューが、なぜ外部から集魚剤を仕入れないといけないのか、という疑問も解決できます(注・共同開発とのことです)。



さらには、これも重要なことですが、

「化学物質を釣りエサとして使用することへの後ろめたさ」も解かれます。声にあった「筋が違う」とかという感覚です。

いや、アミノなんとかだの、グルタミンなんとかだの、大抵のエサに化学精製したものや化学培養したものが入っていることは、私もうっすら知っています。そしてそれらは安全だということも知っています。


ですが、私にとってマルキューが作った集魚剤のイメージは、伝説の集魚剤「いか原油」なのです。

「自然由来のものでスゴいエサを作っている」というイメージがあるのです。



というわけで、


ナゾの集魚剤「ウルトラバイトα」入りの「鯉パワー 神通力」を中心に、マルキューの他の集魚剤や粉エサでもって、今後のコイ釣りを組み立てていこうと思います。





コイ釣りエサの探求は、終わりなき旅路です。


以前は迷いに迷っていましたが、つい先日「なんでもいい」という結論を出しました。しかし、いくつかの情報と自分の体験から、また迷いが出てきてしまいました。


迷ったときは、一旦、原点に帰るのがひとつの解決方法です。


私のコイ釣りエサの原点は、マルキューなのです。


そういえば、琵琶湖の119も、その前の114もマルキューなのを、今思い出しました。


海のことは、船子に問え

山のことは、きこりに問え

釣りエサのことは、マルキューに問え


自分の思いあがりを反省し、今一度、原点に帰って、ぞうきんがけからやりなおそうと思います。






マルキューさん、




ただいま。







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その2 からの続きです。



「コイ釣りでは、一番最初に大物が来る」


前回のブログでは、この言葉をコイとジャミにアレンジして考えてみましたが、この言葉の本来の意味は、


「最初のヒットが、そのポイントの最大級のコイ」


という意味です。今回は、この言葉に隠された真実を探ってみましょう。




この理論は、例えば、そのポイントに60から90までのコイがいたとすると、最初に90が釣れるというものです。

そんな馬鹿なと思われることもありますが、私はまんざらではないと思っています。


もちろん、いつでも誰でも必ずそういうことになるというわけではなく、なんらかの条件が揃えばこういうケースもあるということだと思います。また、最大級だということをどうやって証明するのかという疑問もありそうですが、とりあえず「ありき」ですすめてみます。





では、


そのメカニズムというか、大物から釣れる理由について考えてみましょう。


これは直接の理由ではないのですが、小型が寄っても大型が釣れる確率が高い理由として、『Carp Fishing vol8』で、福安氏が以下のように述べておられます。


「魅力的な撒きエサに対しては、大型のコイが弱肉強食の世界の特権を生かす」


再度言いますが、これは今回の理論に関して述べられていることではなく、「フィーディングテクニック」という内容でのお話です。あくまでも、私個人が、関連付けて考えられる材料としてとらえた記事です。



例えば、ライオンやゴリラなんかは、そのグループで最も強い個体がいい思いをするってことは、テレビでみたことがあります。もしかすると、コイの世界でも同じことがあるのかもしれません。



で、実は、この弱肉強食論に現実味を与える記事が、『鯉つりマガジン2006春号』にありました。


以下、「アオウオの飼育から学ぶこと(生方真一氏)」の記事からの抜粋です。


「同じ水槽で飼っているコイとも、配合飼料を与えている分には仲良く一緒に食べていますが、ひとたびタニシを与えるとアオウオがコイに対して威嚇をすることが時々あります。

これは具体的にどういうことかというと、まるで「これは俺の餌だ、食べるな」と言わんばかりに、口を大きく開け、角ヒレをピンと広げて明らかに怒っており、コイに体当たりしていく個体もいます。

これはただ単に水槽という閉塞空間で飼っているからなのかもしれませんが、(略)」



アオウオは、その食性と成長速度の早さなどから、「コイ科の王者」との呼び名もあります。鯉師をやめて青師になる方がおられるのもうなづけるほど、ロマンのある魚です。

でそのアオウオは、エサを前にすると、なんと、コイを威嚇するようです。体当たりとまでするみたいです。


この記事から考えると、もしかすると、アオウオ釣りにおいては、「大型から釣れる」という理屈が成り立つと言えるかもしれません。

多分、そのポイントにコイとアオウオがいたとすれば、アオウオから釣れます。さらに、100センチと130センチのアオウオがいたとすれば、130から釣れるのではないか、と考えらないでしょうか。




ところで、この記事を読むとアオウオとコイの力関係では、アオウオの方が上のようです。しかしならが、両者は同じ仲間です。


つまり、アオウオもコイも同じコイ科なのです。


ってことは、コイにもそういう性質、つまり、エサを得るために他の魚を威嚇するという性質が備わっているのではないかということも、十分考えられます。


コイはアオウオが来るとシュンとなりますが、フナやウグイ、あるいは、自分より体が小さいコイには対しては、オラ!ヨゴレ共!どきやがれ!とやっていることも、十分考えられます。それは自然なことなのかもしれません。


そもそも、動物界において弱肉強食は基本原理です。他の動物との力関係もそうですが、同じ種類の動物の中でも力による階層構造があって、強い個体が利益を得ることが当たり前です。


で、強い個体とは、すなわち体の大きな個体なのです。


というわけで、福安氏の弱肉強食論を尊重します。





さて、


この弱肉強食論が成立する条件のようなものが、1つあります。


福安氏、生方氏、両方の記事で共通している要素。



それは、エサです。



弱肉強食論を解くうえで、もっとも重要な材料がエサなのです。


福安氏の弱肉強食論は、「魅力的な撒きエサ」が大前提です。

一方、生方氏の記事にある「アオウオは配合飼料ではコイと仲良くやっているが、タニシがくると威嚇する」という内容。


共通するのは、エサの質です。質と言うか、とにかく、コイが何が何でも食べたくなるようなエサがそこにあれば、強いコイ、すなわち体が大きなコイが真っ先に食うということになるのです。


そういえば、先日の釣りで、神通力ダンゴを2尾のコイが食っている時、大きい方が明らかに「いい位置」で食べているという光景を見たことを、今、思い出しました。


つまりは、そういうことだったのです。






・・・と、いつの間にか、ハナシが大型のコイを釣る方法みたいになってしまいました・・・。



その2と3の内容を、強引にまとめると、


動物性のエサでコイをたくさん寄せる方が良い。当然ジャミもたくさん来るが、ハリを大きく、重くしておけば、ジャミはハリがかりしない。

エサが極端に優れていれば、そのポイントにいる最大級のコイが優先的に食うという自然の仕組みが存在する。



ということになります。



エサが極端に優れていること。これは絶対に外せない条件です。

ですから、とりあえず、ビタミンB1だの、抗酸化成分だの、かったるいことを言うのは一旦やめます。まずは、きな粉ダンゴの結果を素直に反省し、考えをあらためようと思います。




もう、「鯉パワー神通力」に入っているあの飛び道具、


「ウルトラバイト アルファ」に頼るしかなさそうです。



つづく





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その1 からの続きです。


さて、


釣り人が説くコイ釣り理論には、まったく正反対の理論が存在することがあります。

そのひとつに、「コイが釣れる順番」があります。だいたい、次の二つのような感じで分かれます。


①コイ釣りでは、ジャミから釣れ始め、最後に大物が来る。

②コイ釣りでは、一番最初に大物が来る。


ちょっと、これは極端な表現なので、少しアバウトなとらえ方をすると、


「大物」というのは、今回の場合、メーターとかではなく、60以上の「満足サイズのコイ」ということにしておきます(わたし的には満足なんです)。

「ジャミ」というのは、対象外の魚(外道)と、50センチまでのコイということにしておきます。



で、私の意見は、①も②も「どちらもアリ」というものです。


ジャミとコイとのどちらが先に釣れるかは、その要因がいくつかあって、まず考えられるのが、エサとリグのコンビネーションによります。




先日の釣り場では、水際に落とした神通力ダンゴを、なにかの稚魚→フナ→コイの順番で食べに来ました。


例えば、それを吸い込み式で狙うとして、そこにタナゴ針なんかを置いておけば、小魚から釣れるはずです。伊勢尼6号だと、フナから釣れるでしょう。伊勢尼15号だとコイから釣れます。当たり前ですが、こういうことです。

ちなみに、「から」というのは、先着者が満腹になればどこかに行ってしまうので、その次にサイズアップすることになっているわけです(理論上ですが)。



一方、エサとのコンビネーションに関してですが、動物性主体のエサなら、今述べた感じになりますが、植物性のみのエサの場合、針が小さくてもコイから釣れる可能性が上がります。なぜなら、植物性エサは他の魚は好んで食わないからです(もちろん植物性でも外道が釣れることがあります)。



ところで、


動物性エサと植物性エサに関しては、昔から様々な意見が交わされてきました。これも正反対の意見が存在するたぐいです。


今回、私は、きな粉ダンゴを完全否定されたので、動物性植物性に関してあらためて勉強しなおしました。で、思ったのが、


「う~む、コイは、動物性たんぱく質の方が好きかも」


です。


きな粉ダンゴの元は大豆です。大豆は植物性たんぱく質が豊富とはいうものの、消化があまりよくありません。また、栄養吸収の面でも動物性たんぱく質に少し劣ります(脂ギトギトを除く)。


例えば、アミノ酸スコア(アミノ酸のバランスのようなものです)という数値で比較すると、白身魚の粉末を100とすると、きな粉(大豆を炒って粉にしたもの)は86だそうです。

ちなみに、トウモロコシは32という低スコアです。


自然界には、いくらでもエサがあるわけではありません。コイも生きるためにエサを求めて動いているわけですから、効率よく栄養を摂るためには、やはり動物性の食べ物を求めているのではないのかな、と思うわけです。


コイが植物性のエサで釣れるのは、ただ単に、他の魚が食べないからであって、植物性が好きだというわけではないのかもしれません。植物性を求めてそのエサ(仕掛け)たどり着いたわけではなく、回遊してたら、誰も食べないエサ落ちていて、誰もいらないのらボクが、と口にしているだけかもしれません。


ですから、魚影の濃淡にもよりますが、「植物性エサで、コイだけを待つ」という釣り方は、時間がかかる釣りになるということが言えます。



話はそれますが、


ボイリーは、たとえフルーツ系だといっても、それはフレイバーだけの話で、そこには魚粉や卵、ミルクプロテインなどの動物性たんぱく質がしっかり入っているようです。「ようです」というは、成分表を見たわけでなく、メディアの情報です。


かなり以前のブログで、魚粉系とフルーツ系をダブルベイツで使うことに対して、そんなの狙って釣ったことになるのか、という疑問を述べたことがありますが、ある意味で、共通しているボイリーを使っているとも言えそうです。


そもそも欧米式合理主義(また出た)が、「植物性100%で、ジャミを寄せず、コイだけをじっくり待てるボイリー」なんか作るはずがないのです。

ガッツリ動物性で、さらには秘密の「なんとかエキス」なんかも入れて、集魚効果をとことん追求しているはずです。


それでもジャミがあまり釣れないのは、ヘアリグだからです。私はボイリーとヘアリグにしてから、50センチ以下のコイを釣ったことがありません(フナはあります)。自慢ではなく、そういうシステムになっているんだろうと思うわけです。


つまり、これがエサとリグのコンビネーションです。



集魚効果の高い動物性エサを使ったとしても、リグに「コイをメインとした、大きな魚しかかからない工夫」をしておけばいいわけです。

例えば、吸い込み式だと、針を大きくしたり、針を重くしたり、ヘアリグだと、ヘアを長くしたりベイトをデカくしたりという工夫です。あるいはもっと別の工夫もあるかもしれません。





というわけで、


で?それがどうしたの?的なことを、なぜかあらためて書いてしまいました。



その3に続きます。




現在の鯉力(こいりょく)

54.9koi / 100koi













GWに3時間ほど鯉釣りに行きました。




ボウズでした。


今まで、同時期に何度もいい思いをした釣り場だったので、「釣れないわけがない」的な感じでやったのですがダメでした。


エサは、


①「ほぼきな粉ダンゴ(きな粉メイン+はったい粉+米ぬか+砂糖+鯉バラケ)」←「ほぼ」は迷水鯉 さんふうに。


②「ほぼ鯉パワー神通力ダンゴ(神通力+鯉バラケ)」


です。これに、それぞれ干しイモのクワセを、ヘアリグにつけました。



吸い込み式がマイブームなのですが、それ用のフックの選定がまだできていないので、とりあえずクワセ式です。本当はボイリーをつけるつもりでしたが、途中に寄った「ローソン100」に、たまたま干しイモが売っていて、思わず買ってしまい、なんとなくつけてしまいました。


どうせ、なにやっても釣れるだろうと、思っていましたから。





・・・が、ボウズでした。


けど、いいんです。本来の目的は、ダンゴのバラけ具合の確認だっったのです。いいんですいいんです(涙)




さて、


仕掛け投入後、まずは、ピンポン玉大のダンゴを岸から50センチ、水深30センチくらいの所に、2つ同時に静かに落としました。間隔は約1mです。


ダンゴがバラける様子をイスに腰掛けて、じっくり見ていました。


両方、投入直後から、少しずつバラけていきます。やはり単体より、「鯉バラケ」を足す方がいい感じがします。


何の稚魚かわかりませんが、3~4㎝ほどの流線型の魚が、群れでやってきました。

神通力ダンゴの上を、激しく泳ぎまわっています。中には神通力ダンゴを突付いている稚魚もいます。なぜか、みんながみんな食べているわけではないようです。


すぐ隣にあるきな粉ダンゴの方は、あまり人気がないようで、チョロチョロとダンゴの上を泳いでいる者もいますが、エサを突付きにくる魚はごく一部です。群れが大きいから、なんとなくその場所にいるような感じに見えました。



そうこうしているうちに、20~30㎝くらいのフナ(多分アイベラ)が3匹やってきました。

フナたちは、神通力ダンゴをものすごい勢いで、バクバク食べています。


自然にバラケる速度を超える勢いでフナに突付かれ、ダンゴが少しずつ小さくなっていきます。

マルキューの「神通力」は集魚効果が高いエサです。この手のエサは、自然にバラけるよりも、ジャミたちに突付かれて崩れていくのが実際のところなんだろうな思いました。

なかなかのリアリティーに満悦です。


一方、きな粉ダンゴは、自然にほぼ半分くらいバラけました。一定の速度で、パラパラと崩れていきます。

こちらもなかなかいい感じです。



ここまで、約2分。きな粉ダンゴは結構バラけ速度が速いので、大変満足していました。粒子が細かくてネバリがあるのを、「鯉バラケ」でカバーするという作戦が功を奏したようです。






と、ここで、いきない鯉が現われました。



70㎝弱くらいの大きさです。私はダンゴしか見ていなかったので、どこにいたのかわかりませんが、気付いたのは、ダンゴの約1m手前です。スーと神通力ダンゴに近寄ります。


と同時に、稚魚の群れとフナたちは、鯉にサッと道を開けました。


鯉はダンゴを少しクンクンして(そのように見えただけ)、残ったかたまりを、おもむろにスポッといきました。そして、少し散らばっている粉や粒をスパスパしています。いや、スパスパというより、ガバーガバーって感じです。



やがて、神通力ダンゴは、本当にあとかたもなくなり、そこにダンゴがあったことすらわからない状態になりましたが、それでも鯉は同じ場所でスパスパとやっています。

これは以前真水酒乱会 鯉心 さんがおっしゃっていたのと同じです。

吸い込み式で、粉エサを使う狙いは、まさに、ここにあるのです。


カラ針をおいておけば釣れたかもしれません。



で、


エサがなくなってから、30秒くらいで鯉は行ってしまいました。





もう一度、今度は、少し大きめの神通力ダンゴを、同じ所に落としました。


先ほどと同じように、稚魚→フナの順番で来ました。今回の鯉の登場は、ちょっと遅く、約12分たった頃、60㎝くらいの鯉がやって来ました。


驚いたのは、さらに、その10秒くらい後に、80㎝を超える大物がやってきたのです(スミマセン、80は私の中では大物なんです 笑)。


フナは行ってしまいました。稚魚たちはまわりを泳いでいますが、エサには来ていません。2尾の鯉が神通力ダンゴをバフバフと必死で食べています。


2尾がエサを奪い合っている雰囲気は特にありませんが、なんとなく、大きい方が「いい位置」で食べているように見えます。

水深がほとんどない場所ですから、傾斜の状態から、岸に対して垂直にならないと頭が出てしまうようなことになります。80は垂直で食べていますが、60は横から食べているような格好になって、たまに頭や背ビレ尾ビレが水面に出ていました。



2尾は、神通力ダンゴを2分もかからず食べきり、はやり同じ場所でスパスパやっています。

私は微動だにせず見ていましたが、なにを思ったのか、鯉をタモですくってやろうと思いついたのです。

は?なんで?と思われるかもしれませんが、目の前に魚がいたら捕まえたくなるのが、男の性(さが)です。


で、イスからそろ~りと立ち上がろうとしたとき、2尾は行ってしまいました。




それからすぐに、きな粉ダンゴの方のサオを上げ、神通力ダンゴにかえました。


今、目の前で見た光景からすると、もう、釣れないわけがありません。


サオに張り付き、さあ来い!すぐ来い!いま来い!とやっていましたが、反応がありません。

時間は過ぎますが、一向にヒットしません。投入点をかえようか、リグをチェックしようかと迷いましたが、「けど、もうあと20秒で釣れるはずだから、今、動かしてはいけいない」という、まったく根拠のない希望的観測がわいてきて、迷いながらもサオはそのままでひたすた待ちました。


結局、なにも起こらないまま、アッという間に終了の時間を迎えてしまいました。


これは、若い頃パチンコで、台を代えるかどうか迷った時、「これだけ突っ込んだんだから、もう出るはずだ。あと千円で来る」と、迷いながらも打ち続け、結局その台で有り金を使い切ってしまったという経験が何度もありますが、それに似ています。

・・・なんてことはどうでもいいのですが、




そもそも、きな粉ダンゴがまったく無視されたのは、ナゼだろうかと考えました。


「鯉のエサは、春は動物性タンパク質がいい」という話がありますが、それで言うと、神通力ダンゴの勝ちってことになります。

しかし、きな粉ダンゴにいれた「鯉バラケ」にも、サナギ粉やオキアミ粉が入っているのです。きな粉ダンゴは純植物性ではありません。

ていうか、大豆やら麦やらヌカやらは、鯉は嫌いではないはずです。いくら春は動物性だからといって、完全無視はやりすぎではないかと思うわけです。



キーッ!せっかく考えたオリジナルダンゴを否定されたということは、自分自身を否定されたことと同じじゃないか!クヤシーッ!


・・・とは思いません。非現場主義を語っている時点で、こういうこと、つまり机の上で考えたことと、実際の現場で起こることには乖離もあるだろうってことは織り込み済みなのです(今後もあります)。



しかし、気持ちいいほどの完全無視。結局「ほぼきな粉ダンゴ」は最後まで残りました。


なんか少し不思議な感じでした。






と、まあ、書いてみればそれほど珍しい光景でもないのかな、とも思ってしまいましたが、とにかく、この出来事から、


私は次の2つのことについて、深く考えるきっかけを得ました。


①魚が釣れる順番


②集魚剤のこと


です。



考えたことを書き留めておこと思います。


あ、私の鯉釣りに関しての基本的なスタイルは、


「一事が万事」と


「朝令暮改」


なのでご注意ください。


つまり、たった一つの出来事を取り上げて、そこから永久不変の理論を導き出します。しかし、その理論は実は流動的で、ある日突然まったく異なった理論を展開するということがあります。





長くなりそうなので、また後日。



男性がアームチェアに腰掛け、煙草に火をつけた。60代半ばに見えるが、マルボロメンソールを吸っている。ジッポーには鯉の彫刻がついていた。


「じゃあ、俺の5本を2本にしろと。そう言ってるわけだな」


「そうするように頼んでいる」


「それが人様にものを頼む態度とは思えんが」


「年長者を敬え、と言いたいのかね」


「俺よりも20は若いと思うがな。まあいい。言っておくが、この大会では5本までサオを出せるという規定があるんだよ。俺はちゃんとルールに従っているはずだが」


「息子に鯉を釣らせてやりたい。場所が空いていない」


嘘だった。

息子はもう家に帰りたいと言っている。

朝、母親に優勝してくると元気に言った息子は、足場の良い釣り場がまったく空いていないことに加え、この釣りに漂う独特の雰囲気に触れ、萎縮してしまい、完全にやる気を無くしてしまっている。私に連れてきてもらった礼を律儀に言ったうえで、帰ってキャッチボールがしたいと言いだしたのだ。


「そんなことは、大会の主催者に言えばいいさ」


「わかってる。けど、あんたがたまたま目についてしまったんだ。こんなルールで鯉釣りの振興がはかれるとは思えんが」


「だから、そういうことは仕切ってるやつらに言えって。俺だってわかってるよ。2人で5本づつ出せば10本だ。2本づつのルールなら5人入れる。そうすりゃガキや女だってできるだろうよ。ルールがそうなら俺だってそうする。5本でいいって言ってるんだから5本。なにも悪いことはしていない」


鯉釣りのサオ数の多さは、他の釣りの比較にならない。

鯉は釣れない。釣れないから面白い。ある意味で的を射た言葉ではあるが、それをメディアが堂々と言ってしまうことも問題だ。鯉釣りの奥深さを表した言葉が誤解され、サオ数を多くする言い訳に使われてしまっている。釣れる鯉釣りを模索すれば、おのずとサオ数は減るはずだ。


「サオ数が多いのは下手だから、と言っているやつがいる」


「知ってるよ。俺たちのことをポイントが読めてないだとか、あんなもん、はえ縄漁だとか言っているやつがいるのは。けど、そんなこと気にしねぇ。これが俺たちのやり方だからだ。釣りは趣味だろ?思い思いのやり方でやればいいんじゃないのかね」


微妙なところだった。水域によってサオ数が制限されている場所もある。しかしほとんどの河川湖沼には、それがない。釣り場は先着順だ。それは揺らぐことはないルールだが、先に来た者がいくらでも場所を占有できるという不文律のようなものが鯉釣りには存在する。それによって他の釣り人が迷惑だと感じても、当の本人には罪悪感が無い場合が多い。これが自分のやり方だという理由があるからだ。


「他人を押しのけて釣りをすることも、あんたのやり方なのかね」


「押しのける?そんなに鯉釣りが流行ってるとは思えんがね。今のガキは鯉釣りなんてしねぇよ。俺の孫も塾やサッカーやゲームで忙しくて、釣りなんかに付いて来やしねぇ。それと、鯉釣りの仕来たりがわかってない若いやつらに釣り場を荒らされても困るしな」


「だから、あんたらはそうやって徒党を組んで、ヤクザの殴りこみのような格好をしているのか」


「あんた、年寄りを挑発してなんになる。そうだよ。恐がらしときゃ、素人も来ないだろうってね。若い素人連中には邪魔されたくねぇんだよ」

「今の若者は、他人に迷惑はかけない。人を押しのけてどうにかするなんてことはしないよ。」


「ふん。ゆとり世代か。ゆとりだか草食だか知らねえが、社会に出れば誰でも競争にさらされる。弱肉強食の世界が待ってるんじゃねえか。それが世の中ってもんだ。他人を押しのける力が無いやつらがニートってのになるのじゃないのかね」


「いや、少し違う」


今の若者はモラルが高い。周囲に迷惑をかけることはしない。他人を押しのけるどころか、争い事は極力避けている。それで一見ひ弱そうに見えるが、実はそうではない。スマートなやり方で自分の利益はちゃんと手に入れる。他人と争うことなく目的を達成する方法を知っているのだ。まさにスマートと表現するのがぴったりだった。また、一方で自己主張もしっかりできる。それはもちろんルールやマナーに則った方法で、周囲への配慮も怠ることなく。もしかすると、私たちまでの世代を反面教師にしているのではないか、と思うことさえある。ブランド物に身を包み、BMWに乗ることに憧れる若者は、今はいない。

鯉釣りでも同じだ。

マナーがいいのは若い世代だ。挨拶はするし、ゴミは捨てない。なにより他の釣り人を押しのけて何本もサオを出すようなことはしない。もうひとつ。ネット世代の若者は、新しい知識を取り入れ、新しい技術を開発するという面もある。それは合理的、効率的なセオリーであり、なにより鯉釣りの幅を広げる面白みがある。中には従来のセオリーとは、まったく逆の方法で結果を出しているケースもある。まさに私たちを反面教師にしているのだ。



髪を短く刈った上下迷彩服の若い男が近寄ってきた。


「おやっさん。どうしたんすか?」


「こちらさんが、サオ数を減らせとおっしゃってる。息子さんに鯉を釣らせてやりたいそうだ」


「はあ?なんで?ここはあんたの私有地か?釣堀り行けば?」


「黙れ小僧」


「なんだって?!」


「小僧だから小僧だと言っている」


「まあ待て。こちらさんは、お前のような若者を褒めてくださってたんだ」


「ひとつ言い忘れたが、中には、箸にも棒にもかからないやつもいる」


迷彩の男の顔色が変わった。


「なんの話か知らねぇけどよう。オッサン、俺たちに喧嘩売ってんだよな。いったい何様のつもりだよ。ムカつくんだよ」


もう何もしゃべらなかった。

肩の力を抜き、つま先に体重をかけた。

距離を測る。5歩。

視線を落とす。迷彩の男が身構えるのがわかった。

こちらが傾斜の下の方だ。まずは立場を入れ替えることを考えた。

右に2歩動いた。それに合わせて相手も大またで1歩動いた。




突然、賑やかな音楽が鳴りだした。迷彩の携帯電話に着信があったようだ。私と目があった。小さく舌打ちし、背中を向けて電話に出た。


ジッポーの男性を見た。男性は肩をすくめ、マルボロをとりだした。ジッポーをフタを開ける軽快な金属音が響いた。もう話は終わりだというふうに、視線を外し、西の空を眺めている。迷彩は仕事の電話だろうか、意外にも丁寧な受け答えをしている。



踵を返し、車に戻ろうとした。


「あんた。俺のクラブに入らんかね」


「あいにくだが、一人でやるのが好きなんでね」


「だろうな。言ってみただけだ。あんたのせがれには、気の毒なことをした」


ぬかるんだ土手を滑らないように気をつけながら登った。


「おい。この先に、うまいうどん屋がある。食わせてやれ」




車の助手席で息子はカーナビをいじっていた。パパ、ありがとう。けど、もう帰ろうよ。その言葉への返事はまだしていなかった。息子はまた鯉釣りに来たいと言うだろうか。

春の太陽が湖を照らしていた。反射する光がまぶしい。目を細め、窓を全開にして車を走らせた。




















J-RIG(カラ針吸い込み式仕掛け)のエサを考えてみます。


吸い込み仕掛けで最も重要なのは、


スパ数(すぱすう)です。


吸い込み式は、鯉がダンゴをスパスパするうちに、あやまってカラ針を吸い込んで針がかりさせることを狙っているわけですから、「スパスパする動作の数」が多ければ多いほど、針がかりのチャンスが増えるということになります。

つまり、


「スパ数」と「針がかり」は正比例


なのです。



スパ数を増やすには、どうすればいいかというと、やはり、エサに粉モノを使用するのが効果的です。


粉モノは細かく散らばりますから、鯉はそれを食べきるためには、スパ数を多くしないといけません。


例えば、粉モノの代わりに、5粒のボイリーとカラ針を置いたとします、それを食べに来た鯉は、最少5スパで食べ切り、泳ぎ去ってしまうでしょう。

一方、粉モノであれば、前述の通り、食べつくすには、5スパでは無理で、それ以上のスパ数になることは間違いありません。


もちろん、これは、その時の鯉の活性やエサの種類など、諸々の条件にもよりますが、粒(つぶ)モノより、粉(こな)モノの方がスパ数が多いことは明白です。つまり、



「粒の大きさ」と「スパ数」は反比例



となります。エサが細かければ細かいほど、スパ数は増えることになります。



ゆえに、吸い込み式ではエサとして、細かい粉モノ(微粒子モノ)を使用すれば、釣れる可能性が高くなるという結論になります。

ですから、全部粉の状態のモノを使用することにします。




ところで、


実は、細かい粉モノを使う狙いは他にもあります。


ひとつは、煙幕効果です。


以前のブログで、「鯉は、他の鯉がエサを食べる音を聞くと、スイッチが入る」という情報に関するネタを書いた際、読者の方から「ニゴリでも反応するんだよ」とのコメントをいただいたことがあります。


鯉が近くに舞い上がった土煙を見て、他の誰かがエサを食べていると認識し、そこで「おめーら、ナニ食ってんだ~?!」といった具合に、捕食モードになるということです。


不勉強で私は知らなかったのですが、これは、鯉釣り以外でも、結構一般的に知られていることのようでした。


エサが細かいと、ちょっとしたことでモワッっとニゴリが発生します。

これで集鯉効果が期待できます。




もうひとつは、「地面をエサにできる」という効果です。

正しくは、水底の土や砂利全体をエサにしてしまうイメージです。


着色効果もありますが、本来の狙いはエサを周辺の土に溶け込ませることです。見た目のエサは無くなっても、鯉がその場所でしばらくスパスパしてくれることを期待できます。


以前のブログで真水酒乱会 鯉心さん にいただいたコメントに、こんなお話があります。


『僕は夏になると、ヌカだんごを投げておき、泳ぎながら観察しています。
拳半分くらいのだんごを投入すると、雑魚が群がってだんごが見えんなります。んで15分くらいでだんごが無くなって、雑魚がおらんなった頃に鯉が登場して、だんごがあった所の砂をモフモフしだします。
その後、二発目のだんごを投入して、それが無いなって雑魚が消えても、鯉は一発目のだんごの所から動きません。
一度に6発だんごを投入したら、最初に選んだだんごしかモフモフしません。
なんかよくわかりませんが、見た限りそうなってました。』


この内容から、粉エサが、仕掛け周辺の底の砂や土に溶け込むことで、そのあたり一面がエサになるということがわかります。

粒モノは無くなればそれで終わりですが、エサが溶け込んだ周辺の砂や土までもがエサになれば、鯉はいつまでもモフモフをするという例です。

直見ぃ(じかみぃ)なので間違いありません。


あと、鯉は、雑魚がモフモフした後に来るってことに関してですが、

私はこれを連想できる映像を、釣り番組で見たことがあります。


クロダイ(チヌ)のダンゴ釣りで、小物のクロダイが積極的にエサのダンゴをバクバク食っている2mほど横で、大物が、そこらの砂利をなんとなくついばみながら、手持ち無沙汰で、ダンゴの方をチラッチラッと見たりしています。


それはもう、大物が「順番待ちしている」としか思えないような映像でした。

もちろん、これの逆もあるという話も聞いたことがありますが、話がそれそうなのでやめておきます。



さらには、最初の団子があった所をいつまでもモフモフしているってことに関しては、まさに、故山田名人の「鯉は、たし算ができない」の言葉にあてはまります。


すでに入っているダンゴのすぐ横に、新たにダンゴを投入すると、すでにあったダンゴへの警戒心が薄れるというか、新しいダンゴだけ警戒してしまうというか、そんな理論です。



私の場合、今のところはサイズにこだわらず、釣果を求めることを目的としていて、大物を釣るための工夫は、次のステップと考えています。そのヒントとなるような情報でもあります。



というわけで、


JーRIGには、細かい粉エサが有効ということになりました。



で、そのエサの具体的な内容ですが、いつも述べている通り、手の込んだことは長続きしないのはわかっているので、スーパーや釣具店で入手可能な粉を使用するつもりです。


以前、鯉釣りは「タイミング」「ポイント」「カラまないリグ」がそろっていれば、エサなんてなんでもいいってことを書きましたが、エサを選ぶのも釣りの楽しみのひとつです。



かなり以前のブログで、

「糖質(炭水化物)」

「ビタミンB1」

「ポリフェノール(などの抗酸化成分)」


を、鯉釣りエサのキーワード(私なりのです)として挙げましたが、この3要素を見事に満たしている粉がコレです↓










鯉釣り -非現場主義ー


長くなるので、説明は省きますが、「丹波黒豆きな粉」。こな粉は炒った大豆を粉末にしたものです。これだけでダンゴを作ればイイんじゃないかと思うくらい、鯉釣りエサには理想的な材料だと、私なりに思っています。



で、きな粉ベースに、「はったい粉」と「米ヌカ」と「砂糖」を混ぜます。



はったい粉は煎った大麦の粉末です。昔、祖母からこれをお湯でといてオヤツとして食べさせてもらったことがあります。3要素にはあがっていませんが、主にミネラル成分が豊富なのが理由です。

それと、昔、鯉の養殖エサとして使われていた麦は、鯉にとって「食いもの」との認識が既にあります。代はかわっても、それはDNAにすり込まれているはずですから、「エサを覚えさせる」という必要はありません。


米ヌカも大豆と同じく、ビタミンB1が豊富で、抗酸化作用も強く、ミネラル、脂質が多く含まれています。きな粉と肩を並べる理想的な粉です。


砂糖については、他の粉にも糖質は入っているのですが、味として、ダイレクトな甘みを加えます。はい。もちろん、ヨーショクモノを狙っているんで。



ただ、これらだけだと空中分解しそうなのと、バラけ具合が心配なので、『鯉バラケ』を使います。別に植物性にこだわっけいるわけでもないので、状況に応じて、鯉にこれだなんかも足そうかと思っています。



具体的な配合比率は、実績からデータをとらないとわからないですし、結論を出すためには多くのデータを集める必要があります。しかし、非現場主義者の私としては、ちょっと難しいので、配合は「だいたい」です。


あと、「サツマイモ」が無いのは、あえて省いたわけではなく、大豆、麦、ヌカ、砂糖をそろえれば、サツマイモは別に必要ないからです。


・・・というと、なんかイヤな感じに聞こえますが・・・。今のところは「きな粉」メインで考えておきます。

決して業界への挑戦ではありませんので誤解のないようにお願いします。





現在の鯉力(こいりょく)

54.8koi / 100koi




なにかオモシロイ情報があればいただきたいです。