GWに3時間ほど鯉釣りに行きました。
ボウズでした。
今まで、同時期に何度もいい思いをした釣り場だったので、「釣れないわけがない」的な感じでやったのですがダメでした。
エサは、
①「ほぼきな粉ダンゴ(きな粉メイン+はったい粉+米ぬか+砂糖+鯉バラケ)」←「ほぼ」は迷水鯉
さんふうに。
②「ほぼ鯉パワー神通力ダンゴ(神通力+鯉バラケ)」
です。これに、それぞれ干しイモのクワセを、ヘアリグにつけました。
吸い込み式がマイブームなのですが、それ用のフックの選定がまだできていないので、とりあえずクワセ式です。本当はボイリーをつけるつもりでしたが、途中に寄った「ローソン100」に、たまたま干しイモが売っていて、思わず買ってしまい、なんとなくつけてしまいました。
どうせ、なにやっても釣れるだろうと、思っていましたから。
・・・が、ボウズでした。
けど、いいんです。本来の目的は、ダンゴのバラけ具合の確認だっったのです。いいんですいいんです(涙)
さて、
仕掛け投入後、まずは、ピンポン玉大のダンゴを岸から50センチ、水深30センチくらいの所に、2つ同時に静かに落としました。間隔は約1mです。
ダンゴがバラける様子をイスに腰掛けて、じっくり見ていました。
両方、投入直後から、少しずつバラけていきます。やはり単体より、「鯉バラケ」を足す方がいい感じがします。
何の稚魚かわかりませんが、3~4㎝ほどの流線型の魚が、群れでやってきました。
神通力ダンゴの上を、激しく泳ぎまわっています。中には神通力ダンゴを突付いている稚魚もいます。なぜか、みんながみんな食べているわけではないようです。
すぐ隣にあるきな粉ダンゴの方は、あまり人気がないようで、チョロチョロとダンゴの上を泳いでいる者もいますが、エサを突付きにくる魚はごく一部です。群れが大きいから、なんとなくその場所にいるような感じに見えました。
そうこうしているうちに、20~30㎝くらいのフナ(多分アイベラ)が3匹やってきました。
フナたちは、神通力ダンゴをものすごい勢いで、バクバク食べています。
自然にバラケる速度を超える勢いでフナに突付かれ、ダンゴが少しずつ小さくなっていきます。
マルキューの「神通力」は集魚効果が高いエサです。この手のエサは、自然にバラけるよりも、ジャミたちに突付かれて崩れていくのが実際のところなんだろうな思いました。
なかなかのリアリティーに満悦です。
一方、きな粉ダンゴは、自然にほぼ半分くらいバラけました。一定の速度で、パラパラと崩れていきます。
こちらもなかなかいい感じです。
ここまで、約2分。きな粉ダンゴは結構バラけ速度が速いので、大変満足していました。粒子が細かくてネバリがあるのを、「鯉バラケ」でカバーするという作戦が功を奏したようです。
と、ここで、いきない鯉が現われました。
70㎝弱くらいの大きさです。私はダンゴしか見ていなかったので、どこにいたのかわかりませんが、気付いたのは、ダンゴの約1m手前です。スーと神通力ダンゴに近寄ります。
と同時に、稚魚の群れとフナたちは、鯉にサッと道を開けました。
鯉はダンゴを少しクンクンして(そのように見えただけ)、残ったかたまりを、おもむろにスポッといきました。そして、少し散らばっている粉や粒をスパスパしています。いや、スパスパというより、ガバーガバーって感じです。
やがて、神通力ダンゴは、本当にあとかたもなくなり、そこにダンゴがあったことすらわからない状態になりましたが、それでも鯉は同じ場所でスパスパとやっています。
これは以前真水酒乱会 鯉心
さんがおっしゃっていたのと同じです。
吸い込み式で、粉エサを使う狙いは、まさに、ここにあるのです。
カラ針をおいておけば釣れたかもしれません。
で、
エサがなくなってから、30秒くらいで鯉は行ってしまいました。
もう一度、今度は、少し大きめの神通力ダンゴを、同じ所に落としました。
先ほどと同じように、稚魚→フナの順番で来ました。今回の鯉の登場は、ちょっと遅く、約12分たった頃、60㎝くらいの鯉がやって来ました。
驚いたのは、さらに、その10秒くらい後に、80㎝を超える大物がやってきたのです(スミマセン、80は私の中では大物なんです 笑)。
フナは行ってしまいました。稚魚たちはまわりを泳いでいますが、エサには来ていません。2尾の鯉が神通力ダンゴをバフバフと必死で食べています。
2尾がエサを奪い合っている雰囲気は特にありませんが、なんとなく、大きい方が「いい位置」で食べているように見えます。
水深がほとんどない場所ですから、傾斜の状態から、岸に対して垂直にならないと頭が出てしまうようなことになります。80は垂直で食べていますが、60は横から食べているような格好になって、たまに頭や背ビレ尾ビレが水面に出ていました。
2尾は、神通力ダンゴを2分もかからず食べきり、はやり同じ場所でスパスパやっています。
私は微動だにせず見ていましたが、なにを思ったのか、鯉をタモですくってやろうと思いついたのです。
は?なんで?と思われるかもしれませんが、目の前に魚がいたら捕まえたくなるのが、男の性(さが)です。
で、イスからそろ~りと立ち上がろうとしたとき、2尾は行ってしまいました。
それからすぐに、きな粉ダンゴの方のサオを上げ、神通力ダンゴにかえました。
今、目の前で見た光景からすると、もう、釣れないわけがありません。
サオに張り付き、さあ来い!すぐ来い!いま来い!とやっていましたが、反応がありません。
時間は過ぎますが、一向にヒットしません。投入点をかえようか、リグをチェックしようかと迷いましたが、「けど、もうあと20秒で釣れるはずだから、今、動かしてはいけいない」という、まったく根拠のない希望的観測がわいてきて、迷いながらもサオはそのままでひたすた待ちました。
結局、なにも起こらないまま、アッという間に終了の時間を迎えてしまいました。
これは、若い頃パチンコで、台を代えるかどうか迷った時、「これだけ突っ込んだんだから、もう出るはずだ。あと千円で来る」と、迷いながらも打ち続け、結局その台で有り金を使い切ってしまったという経験が何度もありますが、それに似ています。
・・・なんてことはどうでもいいのですが、
そもそも、きな粉ダンゴがまったく無視されたのは、ナゼだろうかと考えました。
「鯉のエサは、春は動物性タンパク質がいい」という話がありますが、それで言うと、神通力ダンゴの勝ちってことになります。
しかし、きな粉ダンゴにいれた「鯉バラケ」にも、サナギ粉やオキアミ粉が入っているのです。きな粉ダンゴは純植物性ではありません。
ていうか、大豆やら麦やらヌカやらは、鯉は嫌いではないはずです。いくら春は動物性だからといって、完全無視はやりすぎではないかと思うわけです。
キーッ!せっかく考えたオリジナルダンゴを否定されたということは、自分自身を否定されたことと同じじゃないか!クヤシーッ!
・・・とは思いません。非現場主義を語っている時点で、こういうこと、つまり机の上で考えたことと、実際の現場で起こることには乖離もあるだろうってことは織り込み済みなのです(今後もあります)。
しかし、気持ちいいほどの完全無視。結局「ほぼきな粉ダンゴ」は最後まで残りました。
なんか少し不思議な感じでした。
と、まあ、書いてみればそれほど珍しい光景でもないのかな、とも思ってしまいましたが、とにかく、この出来事から、
私は次の2つのことについて、深く考えるきっかけを得ました。
①魚が釣れる順番
②集魚剤のこと
です。
考えたことを書き留めておこと思います。
あ、私の鯉釣りに関しての基本的なスタイルは、
「一事が万事」と
「朝令暮改」
なのでご注意ください。
つまり、たった一つの出来事を取り上げて、そこから永久不変の理論を導き出します。しかし、その理論は実は流動的で、ある日突然まったく異なった理論を展開するということがあります。
長くなりそうなので、また後日。