teamkazu39のブログ -3ページ目

定位的放射線治療とはどんな治療ですか。

治療効果を高めることと腫瘍周辺の正常部位の合併症を低下させることとを目的に、小さい範囲に対して大量の放射線を短期間に集中して照射することです。正確な位置精度が要求されるので、近年の治療技術と画像診断の進歩により可能となって急速に広まってきました。腫瘍がその治療範囲だけにとどまっていることが重要なので、脳腫瘍、早期肺癌などが対象になります。なお、「ピンポイント照射」という言葉はこの治療を指すことが多いですが、これは俗語で不正確な言葉です。当初(1980年代後半)は、病変の境界が比較的わかりやすくて呼吸などによる動きがない脳腫瘍に対して行われ始め、血管奇形や聴神経鞘腫などの良性腫瘍も対象に含めて行われてきました。1990年代になって、早期肺がんなどの体幹部に対して応用されるようになって、現在では保険適応となっています。治療効果は手術に劣らない場合もある上に合併症も少ないので今後の高齢化社会ではますます発展すると思われます。どのような腫瘍に対して行うのかが重要で、通常は早期のがんに限って行われます。(岡嶋馨)

放射線局部療法

頭部をマスクで強く固定、位置決めに約30分、この段階ですでに苦痛である。


そして照射開始、1方向2分位か? 5方向から行ったと思う。 終わったぁ。


半分終わりましたよぉ。 え? 半分? まだ半分?


残り半分も角度、方向を変え5方向だと思う、照射して終了。


おそらく位置決めから1時間、長かったなぁ(。>0<。)


無事終わって良かった、今の所吐き気も頭痛も無い。

メシマコブにより増強された白血球 がん細胞を攻撃 効果・効能

血液中には赤血球・白血球・血小板があることは良く知られている。赤血球は酸素を体の隅々まで運搬する働きをし、血小板は傷が出来た時出血を止める働きをする。
 白血球には色々な種類があり、大きく分けるとリンパ球、マクロファージ(別名:大食細胞)、顆粒球に分けられる。
マクロファージは別名の大食細胞の名が示すように、体内に入ってきた細菌、ウイルス、カビなどを捕らえて食べてしまう。古くなって用のなくなった赤血球まで食べる。リンパ球にはT細胞(Tリンパ球)、B細胞(Bリンパ球)、ナチュラルキラー(NK)細胞などが含まれ、一群となってガン細胞を攻撃する。顆粒球は別名食細胞あるいはミクロファージと呼ばれ、好中球、好酸球や好塩基球などが含まれる。
マクロファージはインターフェロン、インターロイキンやTNF(Tumor Necreosis Factor)と呼ばれる物質(サイトカイン)を出している。このうちTNFは必要に応じて適度に出ると健康を維持できるが、持続的に過剰に出ると炎症やアレルギーを引き起こすことが知られている。(この辺りの研究は急速に進んでいるので、新たな知見が得られているだろう。)
 T細胞(Tリンパ球)にはヘルパーT細胞、キラーT細胞、サプレッサーT細胞の3種類が知られている。ヘルパーT細胞はマクロファージやキラーT細胞にガン細胞・細菌などの異物を攻撃するよう指示を与える。サプレッサーT細胞は異物が弱まった時に攻撃を中止するよう指示を出す。B細胞はヘルパーT細胞の指示(抗原の情報)で抗体を生産し、異物を封じ込める。NK細胞はガンを見分けて直接攻撃する(下の写真を参照)。

 次の写真は右下の小さなキラー細胞が大きなガン細胞を攻撃している所を示す。(これの出典は明らかでないが、方々で引用されている。)


図1.ガン細胞(上の大きいもの)を攻撃するキラー細胞(下の小さいもの)

 ガン細胞にいくつか穴があいているのが分かるだろう。この穴はキラー細胞がパーフォリンと言う鉄砲玉をガン細胞に発射し開けたものである。風船に穴を空けると中身が飛び出し駄目になってしまう。それと同様に、穴のあいたガン細胞は中身が飛び出て5分くらいで死滅する。しかし、この中身にはガンの遺伝子も入っている。このガン遺伝子が正常細胞に取り付いたら、この細胞はガン細胞になってしまう。つまり、ガンの転移である。キラー細胞はパーフォリンと言う鉄砲玉の他に、グランザイムと言う酵素を出して、ガン遺伝子を機能しない状態にまで細かく切断してしまう。こうしてキラー細胞はガン細胞を殺すばかりでなく、転移を起こさないようにしている。
 最近はガン細胞を攻撃している白血球の電子顕微鏡写真が撮影され公開されるようになってきた。興味のある方は例えば“ガンのすべてがわかる本”(矢沢サイエンスオフィス編(学習研究社、2001))を参照されたい。
 メシマコブを初めとしていろいろなキノコの成分は直接ガン細胞を殺すのではなく、体内の白血球群を増強し、その結果、上図のように、キラー細胞がガン細胞を殺すのだ。

 キラー(NK)細胞がガン細胞を攻撃し死滅させることは理解できたと思う。ところが、キラー細胞の活性(強さ)は年齢と共に変化する。これを示したグラフが図2である。20歳あたりに活性のピークがあり、幼児期と高齢期では活性が著しく低い。これは幼児と高齢者では免疫力が低いので病気になりやすいことを示しており、日常の経験と一致する。NK細胞ばかりでなく、他の白血球についての活性も同様であろう。