昨日までに分解と今後の修理方針がほぼ決まった、SHARP HSA-1138ですが、
まずはやれそうなところから修理を進めていきます。
ほぼほぼ洗浄と給油・手直しがメインになります。
修正前
修正後
芯送り側のギア欠けは、芯送りギアがきちんと噛むように変形した歯を
修正しました。
山は1歯程欠けていますが、潰れて噛み合いが悪くなっていた所は
ダイヤモンドヤスリでちまちまと修正しました。
その結果、とりあえずは最下段から最上段まで芯送りが出来る様になりました😃
芯は手持ちの密林購入φ75のガラス芯を、本体に付いてきた芯筒に
真鍮線で固定します。
芯の作りが気持ち緩めの為、ストレス無くスムーズに昇降します。
取り外し後
かなり凝った作りの変態的な点灯システムは、老朽化で整備中に壊れたので、
いずれ直す予定でとりあえず今回は取り外しました。
やはり芯同様、長年の経年劣化には耐えられなかったようなので、筒の中に残った
予備点灯用の点火芯の残骸が外せれば再チャレンジします😄。
当時の物つくりの状況の所為なのか、作り込みが再分解を考えていない
設計になっていて色々と大変ですね。
ネジの止め方も知恵の輪状態の部分が多かったです・・・。
そして芋ネジ固定部で折れていた芯送り摘みは、まだ軸が挿さる所に
余裕があるので、ドリルで揉んで+10mmほど掘った後に横からM4の
タップを立てて、M4ナベにて軸に固定しました。
多少は摘みの偏心は有りますが、実用範囲内かと。
今日は時間切れで無理ですが、あとはバスケット下のガスケットの選定、
手配が済めば火が入りそうです。
意外に早く点灯チェックが出来るかもしれませんね。
来週末が楽しみです😄。