いつもお世話になりっぱなしのアラジン仲間の方から、
クリスマスイブの日にアラジン8型捻りのブルーグレーの
レストア素材を譲って頂きました。
品物の状態が良く、その日のうちに全部バラす事が出来てしまい、
今回はその続編です😃。
分解の終わったブルーグレーの捻りのタンクは、
その後数日掛けて洗浄後付着した劣化灯油?や腐食の除去をする為、
軽くクエン酸パックしたところ、緑青が大分浮き出しました。
その作業を繰り返した後に磨きを掛けて、
現在はこの状態です。
大分ヤレ感は薄れましたが、一度状態をリセットして
ここから時間を掛けて仕上げるつもりです。
そして今日は、会社の健康診断で病院に行ってきました。
いつも年末なんですよね・・・。
病院から帰ってきてから、整備中のブルーグレーの捻りの
部品洗浄をしました。
今日も大分寒くて作業が予定より遅れていますが、
併せてフレームの粗仕上げも終わりました。
その他の部品の洗浄もほぼ終わり、後は磨くだけです。
タンクやギャラリー、フレームはそれなりに使用された
経年のヤレは有りますが、天板やチムニー、ボイリングや窓枠などは
ほぼ未使用に近く、リペアパーツに置き換えられたのかな?
と思われる状態でした。
仮組みした完成イメージはこんな感じになりそうです。
後はネジ類の洗浄とフレームの最終仕上げ、タンクの漏れチェックが済めば
完成出来そうです。
段々先が見えてきました。
年内中には火入れまで行けそうな気がしています。
(但し一筋縄ではいかないのがブルーグレーの難しい所。
今回はどうなるかなぁ・・・)
引き続きブルーグレーの捻りを少しずつ仕上げていますが、
タンク漏れチェックでNGとなったので修理を開始しました。
どうも2ヶ所ほど応力割れを起こしたようです😓。
正面からは見えない所なので、内筒は外さずに外から半田を載せて
直す方向で行きます。
後で表面を酸化させて目立たなくします。
自分の経験上だと、ブルーグレーのタンクは割れない物の方が奇跡ですね。
作りがそれ以降の緑の物とは良くも悪くも別物で、
感覚的に、当てたりすると凹まずに割れやすい印象です。
90年近い代物なのでしょうがない気もしますが・・・😓。
クラック塞ぎにはタンクシーラーという手も有りますが、
個人的にはそれに頼るのはあまり好きでは無いので。
(後で熱をかけての手直しが難しくなるので・・・)
それからすったもんだが色々有りましたが、修理した所からの漏れも無く、
タンクの漏れチェックがOKになりました😄👍。
これで一安心です。
そんなこんなでバタバタしながらも、フレームの最終の仕上げも
無事終わりました。
大分ピカピカです😊。
もう自分の一生涯中でこういう個体に出会うことは無いかなと思います。
そして、修理したタンク内を乾燥させた後、芯を取り付けました。
懸念された芯押さえアームのサビつきも問題無いですね😃。
ここから一気に組み立てます😇。
準備は出来ていたのであっという間に形になりました😃。
少し作業の手を止めては一人でニヤニヤしています😅。
いやー、格好良いですよね。
あとはいつもながらハラハラドキドキの初点灯式です。
今回はどうなるのかな?
・・・無事火が灯りました😭😭😭。
良かった~。
ここから芯焼きなのですが、出だしは好調です😄👍。
今日は気持ち良く寝れそうです😅。
ここからは点灯時間を稼いで芯の調子を出します。
紆余曲折有りましたが、無事形になってホッとしました。
多分今年のレストアは大物はこれが最後です😃
ブルーグレーなどの高価なものは、
私にはそうポンポン買える物でも無いので・・・。
しばらくは新入りは無いと思います😄。
これから自分なりにこのアラジンと共に時を重ねます😊。