他の電気扇の修理のほうがハード過ぎて、
こちらの内容が大分霞んでしまいましたが・・・。
夏休み前に入手した銘板無しの詳細不明の芝浦扇ですが、
自分の見立てでは大阪市電気局(OEB)で整備された
芝浦扇C-2011ということで落ち着きました。
(やはり決め手は首振り機構のギヤボックスの形状の
特殊性からになりますが・・・)
そして動作するのでどうしても後回しになりがちでしたが、
とりあえずメンテナンスのほうが終了しました。
実際の整備は中々面倒でした。
一度もきちんとはメンテされていないようで、
その事による劣化があちこちに有り、
汚れもかなりしつこくこびり付いていました😢。
ローター軸も段付きしていたり、動きが悪かったりで、
大分手直しをしました。
ギアボックス内の清掃はこれが限界でした。
そしてギヤもかなり逝ってしまってました。
部品を取り付け、首振り機構を完成させてから、
動作を確認します。
ひとまずは引っかかりも無く動くようになりました😭。
中から行き先不明のワッシャーが2個も出て来て、
よく巻き込んで壊れなかったなと😓。
こういう事がよくあるので、一度は必ずバラす様に
心がけています。
このC-2011は実用というよりかは、資料的観点からの動態保存と
なりそうです。
たまに首振りがコケるし、モーターへの配線も未交換な為です。
例のC-2031の件も有り、モーターコイルを外すのが正直ちょっと
心配でもあるので・・・。
よほど気が向いたら交換するかもしれません。
一応このC-2011はこれにて完成となります。