今日で7月も終わりになります。
いよいよ自分にとっては電気扇弄りのシーズン真っ只中となりました😃。
手持ちの修理待ち品を形にしつつ、新たな素材を求めて
オクやメルカリ等を覗いています。
そんな中、昨日の午前中の巡回で以下の内容で
即決(送料込み)でストアー出品されている芝浦扇?を発見しました。
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昭和レトロ扇風機 東京芝浦電気製 型番不明 ジャンク品 (中古品)
製造番号等のプレートがありませんので型番、製造番号等は不明です。
通電はしますが羽がゆっくり回る程度の状態です。
安全のため通電されない事をお勧めします。
ジャンク品として販売致しますのでご理解いただける方のみご購入ください。
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但し書きはいつもの普通な感じですが、画像の首振り機構の形と
通電・動作可能(但し難有り)の部分を見て、脊髄反射的に
入札・落札していました😅。
いや~、ここで逃したら多分一生手に入らないと思うので。
そしてその後の手続き等も何の滞りなく順調に進んで、
本日午後に待ち物が無事到着しました😃。
売主は銘板無し・型式不明の芝浦扇と言っていましたが、
自分の目には大阪市電気局(OEB)で整備された、
芝浦扇 C-2011に見えるのですが・・・。
首振り機構が遊星ギアで無くてウォームギアのタイプ。
風速切り替えは3段階。
銘板の取り付け穴は存在しているので、取り外されたのは間違いなさそう。
まぁOEBファンガードが付いている時点で、その辺の機種特定物は
無くなっていることが大半なので、そこは気にしないことに。
(たまに大阪市電気局で整備された電気扇との英文の.銘板に
換えられている物も有りますが、今回は潔く何もなしでした)
このC-2011、大分前から機会が有れば欲しいと思っていました。
やっぱりこの首振り機構部分に興味が有ったので。
ちなみに、C-2020,2021辺りが大正8年のカタログモデルなので、
それ以前且つ大正5年から一般的な電気扇の形になったようなので、
その辺が先日のC-2000の頃になるのかなと。
そう考えるとC-2011の生産時期は大正6~7年頃製になるのかな?🤔。
明確な資料が無いのでそこは推測の範疇ですが。
なお、このウォームギヤタイプの首振り機構はこの1世代で終了します。
その後は「芝浦扇と言ったらこれ!」的な遊星ギヤタイプになります。
やっぱりモーターカバーの裏ブタと一緒なのは色々問題があったのか。
・・・ちょっと横道に逸れましたね😅。
そして売主も言っていて購入の決定打となった内容ですが、
未整備だけど普通に動く!!
(整備前なので壊すのが怖いので短時間のみの動作確認です)
また首振りアームに繋がなければ首振り機構も動くので、
ちゃんと整備すれば首振りも出来そうです。
また一つ今年の楽しみが増えました😃
こいつの整備は間もなく来る今年の夏休みの宿題にします。