TEAM JACKPOT -47ページ目

第一回リレー台本作品 タイトル:『狭間』 作:TEAM JACKPOT

周りを見渡しても全く覚えていない。
嘘のような状況。
気付いてみれば、場所も自分も分からない。

新澤「ここはどこ?私は誰だ?」

そこに、聞こえてきたのは扉の音

新澤は少なからずこの空間に扉があるのを知った。

そして、その音の方向に視線を送る。

そこに立っていたのはうさぎの着ぐるみ。

新澤「…なっ」

うさぎのきぐるみはおもむろに持っていたプラカードを新澤に見せた

どっきり大成功!!の文字

新澤「なんだよ、どっきりかよー」

新澤ホッとしたらしく座り込む

うさぎ「…」

新澤「なんのどっきりなのこれ?っていうか、ここどこよ?」

うさぎ「…」

新澤「ねぇ…」

うさぎ「…」

新澤「なんで黙ってるんだ?なぁ、どっきりなんだろう?」

新澤、なにか背筋が凍るような感じを覚え扉に走る。
が、扉は開かない

新澤「おい!なんとか言えよ!!」

うさぎ、プラカードを床に落とすと、おもむろに頭を脱ぎ始めた。
そして…
うさぎの着ぐるみの下から顔を出したのは若い女性。

女性「ねえ、どっきりした?」

新澤「う、うん。どっきり、っていうかびっくりした。ところで君何?どっきりのスタッフか何か?」

女性「どのくらいびっくりした?」

新澤「え、ま、まあ自分が誰か忘れちゃうくらい……ってそうだよ。俺は誰でこのどっきりは何なの?」

女性「そう、そんなにびっくりしたの……それなら、もういいわよね」

新澤「もういいって何の話……ってちょっと!」

女性は新澤が開けられなった扉を簡単に開くと、新澤をちらりと見て出ていく。扉が閉まる。

新澤「なんだよ今の……」

呆然とする新澤。その時、別の方向から扉を開けようとする音が聞こえる。
扉がゆっくりと開く。そして……そこに立っていたのは、30才のフランス人男。

仏人「オオ、ニイザワヒサシブリ」

新沢「え?俺新沢って言う名前なの?」

仏人「ナニイッテンダオマエ、アタマオカシイノカ?オレダヨオレ。シンコイワチュウデイッショダッタ、クルマタニ。オナチュウダッタジャネエカ。」

新沢「ごめん、俺、記憶喪失みたいで、自分のことも何も覚えてないんだ。」

仏人「クックック。アイカワラズニイザワハオモシロイナ。キングオブユーモアダ。ア、ソウイエバアレドウナッタ?」

新沢「アレッテナンダヨ」

仏人「アレッテイッタラアレダヨ、ホラ、オマエニカシテタ、エ○ホン」

新澤「え、エ○本??」

仏人「オイオマエ、シラバックレタッテムダダゾ。キオクソーシツノフリマデシテ、ソンナニアレガホシイカ!」

新澤「いや、そんなんじゃなくって、俺はまじで自分の事もココが何処なのかも分からないんだよ!さっきだって変な女が着ぐるみの中から出てきて・・・」

仏人「オンナ?オ、オマエオンナトシャベッタノカ?」

新澤「おう。それがどうかしたのか?」

顔色が変わるクルマタニ

仏人「オンナハ・・・オンナハ・・・」
仏人「・・・シニガミダヨ。」

新澤「はあっ!?」

仏人「キイタコトガアル。ソノシニガミハ、タマシイヲウバウマエニマズキオクヲウバウラシイ。ジブンガダレカモワカラナケレバ、カンタンニタマシイヲウバエルカラナ。」

新澤「何だよそれ!何の冗談だよ!?」

仏人「フランスジン、ウソツカナイヨ~。シカタナイ、エ〇本ハイマハアキラメル。マキコマレタクナイカラナ。

ニイザワ、イキノビテコンドチャントカエセヨ。」

そう言うと、フランス人は驚く程のスピードでその場を逃げ出す。

新澤「ちょっと待てよ!そもそも、お前誰だよ!?」

しかし、フランス人はあっという間に見えなくなってしまう。
新澤は一人取り残され、呆然としている。

新澤「・・・夢だな。うん、こりゃあきっと夢だ。」

??「夢ではありませんよ。」

新澤「!?」

突然の声に新澤は振り返る。
するとそこには、黒いフードで全身を覆った怪しい人物が立っていた・・・。

新澤「誰だよ…?」

顔は見えない、しかし声からは男だとわかる

男「…それが今のお前の底だよ…それじゃ何も進まない。」

新澤「は?」

男「お前がやらなきゃいけない事はイメージする事と観察だ」

新澤「お前何が言いたいんだよ!?」

男「まずは観察だよ。観察しろ。今居るこの場所が何処なのか?突然現れる人間が誰なのか?それを考えるのは順番が違う。自分が何者なのかわからないなら、自分を観察しろ。髪は長いのか、長いのはただ伸ばしただけか、手入れはしているのか。目は良いのか悪いのか、良いのは今コンタクトを着けてるからか、裸眼なのか。今着ている服は?靴は?痛みはないか?腹は減ってないか?眠気はないか?まずそこから始めるんだよ。」

新澤「………うん。」

男「そこからイメージするんだ。そこからお前自身が誰なのかわからなくても、どういう人物だったかはわかるだろ。次は観察するんだよ。」

新澤「………観察?」

男「お前の前に現れた人間は観察できたか?ウサギの着ぐるみを着た女、年齢はいくつに見えた?髪の長さは?身長は?着ぐるみのサイズは合っていたか?新品の着ぐるみか?使い込まれた物か?次に現れた外国人は?同じ中学と言っていた事柄が大事なんじゃない。それを言った人物の目を、語気を、心を読み取るんだよ。お前の選択、行動、言葉がこの後の出来事を左右するんだ。でも疑いから入るな、認める事から始めるんだよ。」

新澤「………。」

突然遠くから電車が近づいてくる音が聞こえる。

男「悪い…僕の時間はここまでだ。それに…言えるのはこのくらいしかない。僕は君の味方じゃないけど、でも君の事は好きだ。また会えるといいな…。」

そういうと男は暗闇の中に消えて行った。
近づく電車の音は大きくなり、やがて遠ざかって辺りは静けさに包まれた。

新澤「イメージ…観察…。」

新澤は虚ろな目で辺りを見回した。すると男が立っていた場所に光る物を見つけた。

近づいてみると、それはガラスの鍵だった。

新澤「ガラスの鍵なんて見たことも聞いたことも無いぞ。」

新澤は思わず鍵を拾おうとすると

新澤「冷た!! なんだコレ! 氷? 氷でできてるのか??」

するとどこからともなく着ぐるみの女の声が響き渡る。

女性「ふふふ… それはあなたの命の鍵。もしあなたがその氷の鍵が溶けてしまう前に自分の記憶を取り戻せたら、きっとあなたは生きてそこから抜け出せる。でも思い出す前に鍵が溶けて消えてしまったら、あなたも消えてなくなるの。さあ、たいして時間は残ってないよ。がんばってみてね。」

新澤「お、おい! 待て、待ってくれ!」

静寂が訪れ、氷の鍵だけが光を放っている。

新澤「氷が溶ける前にって… だいたい溶けちゃうからうかつに触るわけにもいかないよな。どうすりゃいいんだ、一体全体!」

するとまた声が響き渡る。

仏人「ダカライッタロ、アノオンナハシニガミダッテ。アセルナニイザワ。マズハオチツクンダヨ。」

新澤「お、おい、クルマタニだっけ?お前。おーい助けてくれよ!エ○本10冊にして熨斗つけて返してやるから、頼むよ!俺は、俺はニイザワか? 俺はいったいどこのどんな人間なんだ?教えてくれよ!」

仏人「ノンノン。ジブンノチカラデオモイダサナイトイミナイヨ。マアガンバッテヤ。サリュ!」

新澤「おーい!ク、クルマタニー!!」

再び静寂に包まれ、途方にくれる新澤。

新澤「・・・行っちまったよ。何なんだよ!何がどうなってるって言うんだよ!!!どいつもこいつも言いたい事だけ言っていきやがって!!!!・・・・はぁ。どうすりゃいいんだ俺・・・」

ふと、氷の鍵が目に入る。

新澤「あっ、忘れてた。」

新澤は氷の鍵に近づいてみると、氷の鍵は溶けて半分の大きさになっていた。

新澤「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!やべ~溶けてんじゃん!!ちっちゃくなってんじゃん!!・・・待てよ!氷の鍵が溶ける前に記憶を取り戻さないと、俺はここから生きて抜け出せない。ってゆーか思い出す前に鍵が溶けて消えちまったら、俺も消えてなくなっちまうんだろぉぉぉぉぉ~~~~~!!!!やべぇ、どうしよう。マジどうしよう。どうしたらいいんだ・・・全然分かんねぇ。あぁ~~~~~!!!消えちまうなんてぜって~嫌だ!でもマジ分かんねぇんだよぉ~・・・」

新澤は焦り出し、爪を噛みながら辺りをうろうろし始めた。
チラリと氷の鍵に目をやると、鍵はどんどん溶け続けさらに小さくなっていた。

新澤「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~!!!!」

取り乱した新澤は咄嗟にその氷の鍵を扉のカギ穴に差し込んだ。
するとその瞬間、強い光が新澤を包みこんだ。

新澤「うわぁぁぁぁ!!!」


それと同時に、走馬灯のように映像が新澤の目に飛び込んできた。

新澤「えっ!?   ウサギの着ぐるみを着ていた女性に、仏人、それに黒いフードの男までいる!な、なんだ?なにかしゃべっているみたいだけど。なんだ、聞こえない!どうなってん・・・」

そのときまた強い光が新澤を包んだ。

新澤「うわぁぁぁ!!!」

新澤、目を開けると

新澤「・・・え!?」

新澤は自分の部屋のベッドに寝ていた。

新澤「夢か・・・」

汗だくになった新澤は水を飲むために立とうとすると、
床に氷の鍵とエ○本が落ちていた。

新澤「!!!!!!」

新澤は氷の鍵には気付くはずもなく、エ○本を手にした。

その瞬間、新澤は動けなくなった。

新澤「うっっっっ!なんだ!!」

後ろに人の気配がし、そしてそれがだんだん近づいて来た。

仏人「やはりか、やはりお前はそっちをとったか。」

新澤「ク、、ルマ、、タニ、、お、お前、喋れ」

仏人「喋れるさ。仮の姿だからなこれは。」

新澤「お、お前は、、だ、、誰だ。」

クルマタニが顔の皮を剥がす。

新澤「!!!」

剥がすと、その顔はクルマタニ。

仏人「クルマタニダヨ。」

新澤「変われよ。なんか変われよ。」

仏人「ゴーメンネ。キタイサセテ、ゴーメンネ。ハヤクオキナサイ。ニイザワ、チコクヨ。」

新澤「ハ!」

新澤は目を覚まし時計を見ると出勤時間になっていた。

次はあなたの所にクルマタニが行くかもしれない。

その時は、氷の鍵を手にする事をお薦め致します。

リレー台本完結編  え~・・・どうするのこれ(笑) キモ

キモです。簡潔に今の気持ち。

1,え、これコメディ?
2,え、え、これ俺のターンでオチつけるの?
3,え、え、え、ってかまた最後が私?
4,お腹の調子が悪いよお(´;ω;`)


相変わらずひどい投げっぱなしですね。
うさぎさん性格変わる変わるwさらにアリスの設定どこ消えたwwwんで酒井さんすでに忠信の名前、忠やんが正式名称化してますけどwwwwwってかみんなもう少しゴールイメージ共有しましょうよwwwwwww
いかんいかん、あまりの動揺に草を生やしてしまった。

すごい長文になりそうなので最初に書くべきこと書いておきます。

とりあえず次の更新はきむ姉さんで。話を続けなくてもいいかと。感想をお聞かせ下さい。っていうか

迷走の犯人を発見してくれると個人的には非常にうれしい



以下完結編です、が、こんな超長文読むかなあ。やるだけやりますか。


しかしペソて。

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タイトル:『母さん、アリスがうさぎを追いかけなかったら僕は~(ホニャララ)』(仮)

作:TJP

夕暮れの街
大学生と見られる男女グループが歩いている

忠信 「ほんっとあの教授ムカつくよなぁ。何が『君たちももっと大人になりたまえ』だよ。」
真理 「自分の方が赤ちゃんの産毛みたいな頭してるくせにね。」
卓弥 「まあまあ。でも、こっちも講義中にアレはやりすぎちゃったかなって感じじゃん。」
忠信 「オレは、あんな風に自分を偽ってる大人にはなりたくないんだっつの!」

そこへ別の男合流

ヒロ 「おい!お前ら教授のカツラ外したってホントか?」
忠信 「おう!これがその証拠写真だ!」
ヒロ 「うおっ!マジだ!お前らパネェな!」
真理 「見事にカツラが宙を舞ってるでしょ!」
ヒロ 「オレにも写メ送ってくれよ。」
忠信 「この写メを待ち受けにすると、一生ハゲないって話だぜ。」
ヒロ 「え~~~っ!マジパネェっっ!!」
卓弥 「今、話を作るなよ。」
忠信 「こうやって都市伝説は作られていくんだよ。」

と、たわいのない話をしていると、突然雨が降って来る

真理 「あ、雨」
忠信 「うわっ。なんだよ。聞いてないっつーの。」
卓弥 「とにかく駅まで急ごう。」

その時、雷が鳴る

真理 「やだ。何なの、も~。」
ヒロ 「これはヤベ~ぞ!お前ら、ヘソ隠すの忘れんな!」
忠信&真理 「(真剣に)おう!」
卓弥 「・・・。」

雨の中を走り出す4人
駅へと辿り着く

卓弥 「やっと着いたな。」
ヒロ 「すげぇ、ビショビショだ。」
忠信 「あれ?真理は?」
ヒロ 「え?さっきまでいたよな?」
卓弥 「すぐ後ろにいたはずだけど。」
ヒロ 「トイレでも行ってるんじゃね?」
忠信 「そうだな。」

しばらく待つが、一向に姿を見せない真理

ヒロ 「あいつ、トイレ長くね?」
忠信 「あいつも一応女子だからな。いろいろあるんじゃん?」
ヒロ 「そっか。」

ホームに電車が来るがまだ現れない真理

卓弥 「なあ。さすがに長過ぎないか?」
ヒロ 「・・・何かあった・・・とか?」
忠信 「!?まさか。ちょっと電話してみる。・・・ダメだ、出ねぇ。」
ヒロ 「オレ、その辺見て来る!」
卓弥 「あぁ。頼んだ。」
卓弥「まあ、すぐに来るだろ…。ん?どうした?忠やん?」

忠信、青ざめた顔で登ってきたエスカレーターを見ている

卓弥「どうしたの?そんなに心配しなくても平気だって。」

忠信「真理…ヤバいかも知れない…。」

卓弥「なに、どうしたの?」

忠信「さっき雷が鳴ったろ?」

卓弥「…ん?うん…。」

忠信「あの雷にやられたんだ!」

卓弥「…。!?ヘソを隠さなかったから!?」

忠信「ああ、違う!宇宙戦争って映画あったろ?スピルバーグ監督の。あの映画に出てくる宇宙人の乗ったメカのビームに当たった人間は、一瞬にして灰になる…。さっきの雷は雷じゃなくてビームだったんだ!」

卓弥「ま…まさか!?」

沈黙

忠・卓「な訳ないか。」

卓弥「あ、電車きた。」

忠信「どうする?乗っちゃう?」

卓弥「もうちょっと待ってやろうよ。」

忠信「ったく…真理っていつもそういう所あるよな。」

卓弥「そういう所って?」

忠信「ほら、急に怒ったり、急に機嫌悪くなったり。」

卓弥「一緒だよね。」

忠信「一緒か。」

卓弥「でも最近、彼氏できたらしいよ。」

忠信「………え?」

卓弥「いやぁ、まさかアイツと付き合うヤツが居るとは思わなかったけどね。」

忠信「あ…うん、そう…なんだ…。」

卓弥「だって真理だよ?オレならムリだわ。なあ?」

忠信「あ?あ…うん、そうだよな!ムリムリ!」

卓弥「だよな!ムリムリ。ハハハハハ。」

沈黙…また青ざめた表情になる忠信

卓弥「ん?どうした忠やん?」

忠信「…え?…あ、卓ちん、オレも探してくるわ。」

卓弥「忠やん!?」

走り去る忠信

卓也「忠やん!」

1人佇む卓也。通過電車が通り過ぎる。

卓也「ハッ!!
…いや、やはり無理か。
しかし、忠やん、なんだってあんなに動揺してたんだ。もしや…。ハッ!これはまさか、ヘソか!?ほんとにヘソが落ちたというのか!…忠やん、だからあんなに慌てて。」

卓也、拾う。

卓也「なんだ、ペソか。危ない。平成のこの世の中においてヘソなんて落ちているわけないか。平安ならまだしも。おいおい卓ちゃん。平安時代にもヘソなんて落ちているわけないだろう。平安にヘソが落ちるなら、今の時代なら髪の毛が落ちるというものだ。だから、アデランスやらアートネイチャーやらが流行っているのか。あの教授、榊原もハゲているのは現代の混沌が原因なのか。…しかし、なんでおれはヘソとペソを見間違えたのだろう。そうそう、ヘソとはこういうものだよ。なぁっ!これ、ヘソじゃん!これってまさにヘソじゃん!え、ほんとに落ちているなんて。榊原教授もきっと口をあんぐりさせて驚くだろうなぁ。ヘソとペソ。ペソとヘソ。…これはきっとなにかの因縁かもしれない。きっとなにかの暗示かもしれない。よし、おれは旅に出よう。このヘソを持ち主に渡そうじゃないか。そして、このペソは1割いただこうじゃないか。そうすれば、世の中はちょっとだけ幸せになるかもしれない。よし、おれはやるぞ!…みんな、スマン、おれはここで待っていてあげることはできなかった。おれは旅立つよ。でも、先にいなくなったのはみんなだしね。しかたないよね。持ってる所持金はと、お札は千円一枚。少なっ!小銭はと、あ、ペソ!ペソだ!なんて偶然。やはりおれはこの使命を全うしなきゃいけないようだ。あとは、25円か。さて、まずはどこへ向かおうか。どこへ向かうなんて、誰に答えがわかるもんか。よし、まずは電車が来たから乗ろうか。ハッ!」


卓也、電車に乗る。そして、ホームには誰もいなくなった。

一方その頃、真理は見知らぬ場所で倒れている。

真理「…う~ん。」
??「……て。…きて。」
真理「う~ん?」
??「起きて。起きて。」
真理「う~、後5分だけ…。」
??「起きて。そんな所でお昼寝していると、風邪ひいちゃうよ?」
真理「…ん?」

やっと目を覚ました真理の前には、ウサギの着ぐるみの様な人物が立っていた。

真理「あれ?ここ、どこ?みんなは?」
ウサ「あぁ、やっと起きてくれた。」
真理「え、何?って言うか、誰?」
ウサ「何を言っているんだい?誰がどう見ても、ボクはシロウサギじゃないか。きっとまだ寝ぼけているんだね。」
真理「はぁ?」
ウサ「ほら、早くしないとお茶会に遅れてしまうよ?」
真理「私、確かいつもみたいに忠信と卓弥と学校から帰ってて、途中でヒロが合流して…。」
ウサ「ほら、寝ぼけてないで行こうよ。」
真理「…あ、分かった!あの3人が仕組んだドッキリか何かでしょ?」
ウサ「ドッキリ?」
真理「どうせアンタ、あの3人の内の中の誰かでしょ?こんな着ぐるみまで着て。」
ウサ「何を言っているんだい、アリス。」
真理「何がアリスよ。ほら、顔を見せなさい!」

そう言うと、真理はシロウサギの頭を掴んで引っ張る。

ウサ「い、痛い。痛いよアリス。」
真理「まだ言うか!ん~、なかなか取れないわね。」
ウサ「痛いよ、頭もげちゃうよ。」
真理「あ、あれ?あれ?」

真理は少しの間シロウサギの頭を引っ張り続けるが、一向に着ぐるみが取れる気配は無い。

ウサ「頭もげちゃうよアリス。頭がもげちゃったら、ボクもうお茶会に行ってもお茶が飲めなくなっちゃうよ。」
真理「…。」

真理はようやく、シロウサギの頭を引っ張るのを止める。

ウサ「うぅ、痛かった。」
真理「な、なんで?なんでその着ぐるみ、取れないの?」
ウサ「だからボクはシロウサギだってば。着ぐるみじゃないよ。」

真理は、今度はシロウサギの体のアチコチを調べ出す。

ウサ「うひゃ、何をするんだいアリス。くすぐったいよ。」

調べれば調べる程、ソレは正にそのまんまの“生き物”である事が分かる。

真理「…え…えぇーっ!?」
ウサ「うひゃ、うひゃ。」
真理「何これ?なんで?どうなってんの!?」

さっき歩いていた駅前商店街は、もうすっかり暗く
急な雨に早々の店じまいの様子。
フードをかぶって、駅とは逆に来た道を戻る忠信。

忠信「やばいよ、やばいよ。真理にもらったウサギの携帯ストラップ、どっかで落としちゃったよ。失くしたって言ったら、真理のやつめちゃめちゃ怒るだろうな。どっかに落ちてないかな。」

後ろからヒロが近づく。

ヒロ「忠やん、何してんの。」

忠信「おわ!びっくりしたなあ、もう。ヒロかあ。」

ヒロ「ヒロかあ、じゃねえよ。何を下見てきょろきょろしてんだよ。すげえ挙動不審だぞ、おまえ。」

忠信「え、そうかあ?いや、ちょい落し物探してんだけど。あ、真理、いた?」

ヒロ「いないよ。どこいったんだ、あいつ。俺に断りも無く。」

忠信「お前にいちいち断るいわれはないだろうけどな。」

ヒロ「いや、そんなことないよ。だってあいつは俺の…」

稲光とともに大きな雷が再び鳴る。

忠信「うわっ、やばいよ。やっぱりこの雷。真理大丈夫かな。」

ヒロ「真理ってああ見えて、意外と怖がりだからな。」

忠信「なんだよ、真理のことよくわかってます、みたいな。」

ヒロ「当然だよ。実はさ、俺たち…」

みたび雷の轟音と激しい閃光。
忠信の姿が消えている。
雨が一層激しくなる。

ヒロ「いやー、参ったね。この雷。あれ、忠やん?忠やんどこいったん?」


隣の駅の改札口。

卓也「『卓也のぶらり途中下車の旅』ー。今日はいつもの駅の隣の駅に、初めて降りてみました。ここからスタートしてみましょう。さあ、今日はどんな出会いがあるでしょうね。楽しみです。」

この時三度目の雷に卓也も遭遇。
辺りの様子が一変する。

卓也「あれ、なんだ?誰もいなくなっちまったぞ。薄暗いな。停電か?」

どこからか楽しげなオルガンのメロディーが聞こえてくる。

きれいな飾りをつけた木製の馬に乗った忠信が現れ、行ったり来たりしている。

忠信「おー、卓ちん。お前も来たのか。」

卓也「忠やん、いったい何やってんだ。そんなデレデレした顔でさ。」

忠信「何って、見ればわかるでしょ。メリーゴーランドよ。サイコーよ。たっのしーよー!」

卓也「あれー。ここ駅じゃなかった?」

忠信「そこの券売機で入場券買えるよ。1日パスポートがお得よ。そんでそっから入ってきて。」

卓也「ふーん。」

卓也、券売機でチケットを買い、改札口から入っていく。
「ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン!」と鳴ってバーが閉じる。

卓也「あれ。なんでだ。」

忠信「お前、ペソ持ってるだろ。」

卓也「うん、持ってる。忠やん、何で知ってんの。」

忠信「そいつを改札口でかざしてみ。」

卓也、ペソをかざして改札を通過する。

卓也「やった!入れたよ、忠やん。あれ、忠やん?どこ行った?」
その頃、真理は、ウサギに連れられ、ネバーランドなる場所の入口に来ていた。
入口には大きな門があり、ウサギが、そこにペソをかざすと、門が開く。

真理「何それ?」
うさ「これは、この、ネバーランドの通貨、ペソさ。ここでは、ドルは使えない。この、通貨を持つものだけが、ネバーランドの住人として、認められるんだよ。」
真理「そうなんだ。あ、私にも一枚ちょうだい。」
うさ「・・・。」
うさ、突如、語気が強くなり、
うさ「例えば、君はさ、君のクレジットカードの暗証番号教えてよって言われたら、教えるのかい?」
真理「は?教えません。」
うさ「君のおばあちゃんいいね、ちょうだいって言われたら、あげるのかよ?」
真理「いいえ、あげません。」
うさ「じゃあ、軽々しく、ペソをくれなんて言ってんじゃねえぞ、コラ。」
真理「・・・ごめん。」

うさぎ、つばを吐く。と、そこに、片手だけ手袋をした人物が、ムーンウォークで近づいてくる人物がいる。
キング「おいおい、穏かじゃないじゃないか。何かあったのかい?」
うさ「あ、これはこれは、キング、見苦しいところをお見せしやした。いえ、この、アリスが、なめたことぬかし、あ、このアリスにネバーランドでの掟を教えていたところでげす。」
キング「ああ、君がアリスかい。ようこそ、ネバーランドへ。うさ太郎、案内を頼むよ。ではまたね。」
うさ「了解でげす。お疲れっしたー。」

キング、ムーンウォークで去っていく。うさぎ、真理、惚れ惚れした感じで、キングの去っていく姿を眺めている。

うさ「ああ、キングは、いつ見てもかっこいいなあ。感謝しろよ、ネバーランドに入れるのは、世界でも、本当に数人の選ばれた子どもたちだけなんだからな。」
真理「そうなの?キングって、このネバーランドのキングってこと?」
うさ「ばっ、てめえ何言ってんの?ポップのだよ。」
真理「キング オブ ポップ・・・。」

と、真理、メリーゴーランドに乗っている卓也を発見。

真理「あれ、卓也じゃね?おーい、たーくーやー!」

卓也、真理に気付き、

卓也「あれ、真理。お前どこ行ってたんだよ。みんなお前のこと探してたんだぞ。」
真理「いや、私はいつの間にか、倒れててさ、で、この人にここに連れられて来て・・・。」

卓也、うさぎに気付き、

卓也「あ、どうも。」
うさ「あ、いえ。」
真理「ていうか、あんたこそここで何してんの?」
卓也「いや、俺はさ、駅でヘソと見間違えて、ペソを拾っちゃってさ。それで、このペソを返すたびに出てんだよ。」

うさぎ、ペソと聞いて身を乗り出し、

うさ「ペソ!?」

うさ「そ、そのペソ俺んだよ。」

卓也「まじ?よかったー!割とすぐ見つかったなぁ持ち主。見つからなかったらいつまでも俺はペソを持ってさまよう所だったぜ。しかもかわいいウサギちゃんが持ち主かぁ、真理も見つかったし、一件落着!!!」

真理「うそよ!そのペソはそいつのじゃないわよ!そいつは金にきたねぇドブネズミよ」

うさ「おい、言い過ぎだろこら。」

卓也「おいまじか!あっぶねー俺は人様のペソを危うくきったねーゴミやろうに渡す所だったぜ。」

うさ「お前ら言葉使いが酷いな。」

卓也「おいネズミやろう。俺様の心を踏みにじった罪は重いぞこら。耳を引っ張ってウサギにしてやんよ。」

真理「してあげて!」

うさ「ウサギだよ。」

卓也「キャクゴしろぉーーーー!!!!」

プンプンいいながら襲いかかる卓也。
そこに、忠信が入ってくる。

忠信「卓也!やめるんだ!何があったかは知らないが許してやれ。そいつを憎むな!罪を憎め!」

卓也「忠やん!」

うさ「あ!あ!」

忠信「ゴミなんか捨ておけい!」

うさ「あぁ~~↓」

卓也「それもそうか。これで三人そろったな、あとはヒロか。ヒロのやつどこいったんだろ」

真理「でも良かったぁ、1人で知らない所なんか嫌だもんね。」

うさ「忠様、ちと忠さま。」

忠信「うん。なんだゴミ。」

うさ「・・・。あ、あの。私しウサギです。」

忠信「だからどうした。」

うさ「あなたのウサギです。」

忠信「うちにお前のような汚いゴミは飼っていない。」

うさ「ストラップのウサギです。」

忠信「!!!???」

うさ「信じられませんか?ではこの胸を見て下さい。」

忠信「!!!!!」

うさ「そうです。貴方がマジックで書いた乳首です。」

忠信「!!!!」

うさ「このマジックで書かれた翼とちんこを見て下さい。もはや何がなんだか分かりません。」

忠信「俺のストラップ!」

うさ「そうです。信じてもらえたようですね。率直に言いましょう、貴方達をこの世界に呼んだのは撲の仕業です。」

忠信「!!!!!」

うさ「・・・・。(ニヤリ)」

忠信「・・・・・・はっ!?」

うさ「・・・えっ!?・・あっ・・いや・・・だからぁ・・」

忠信「え!?ちょっと待て!・・・確かにゴミ・・・あっ、いや、お前は俺の携帯ストラップだ。それは認める。そんで俺はお前を探してたんだよ・・・でもなんでこんなにデッカくなっちゃってんだ??てゆ~かしゃべってるし!!!!!!俺達をこの世界に呼んだのはお前の仕業って・・一体ど~ゆ~ことだ!?全然訳わかんね~よ!」

真理「・・・?なんか見たことある気がするんだよなぁこのドブネズミ…」

卓弥「忠やん、そのネズミと知り合い?」

忠信「え!?あ、あぁ・・ちょっと・・・多分・・・きっと・・・」

卓弥「てゆ~かヒロはどこに行っちまったんだよ!」

忠信「あっ!なぁ、お前が俺達をこの世界に呼んだって言ったよなぁ?」

うさ「あ、はい。」

忠信「だったらヒロはどうしたんだよ!ヒロもここに呼べよ!お前の話が本当なら、ヒロを今すぐここに連れてこいよ!」

うさ「仕方ないですねぇ・・・いくら説明しても分かってもらえそうにないですし、簡単に理解できるような事でもないので・・・分かりました。忠様に信じてもらえるなら、今ここにヒロさんをお連れしましょう!」

忠信「おう!」

卓弥「ツベコベ言ってねぇでさっさと呼べよ」

真理「ん~。。。思い出せそうで・・・思い出せない・・・ん~・・・」

ウサギ、パンッと手をたたく。すると突然ヒロが現れた。ウサギニヤリと忠信を横目で見る。

ヒロ「・・・!?・・・え??・・・うわぁ!?・・・え!?みんな・・・えっ!?」

忠信「ヒロ!!」

卓弥「ヒロだ!すげぇ、ホントに呼んだ・・・」

真理「あぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~!!!!!!思い出した!!忠信にあげた携帯ストラップだ!」

卓弥「ん!?真理なに騒いでるんだ??どうした?」

ヒロ「あぁ!!!真理!!良かったぁ!無事だったか!」

真理、ヒロの存在に気付く。

真理(あっ!やべぇ、ヒロだ。今ここで携帯ストラップの話をすると忠信とのコトがバレちゃう!!!)


ヒロ「おお!忠やんも卓ちんもいるじゃん!てか、ここどこだよ~! うぉ!?な、なんだこのどぶねずみ!?」

うさ「し、し、し、し失敬な!! うぅん!!僕は、シロウサギだよ!」

ヒロ「はぁ!?まじうけんだけどー! そんなきたない体でどこが白なんだよ!頑張ってドブウサギだね!!
   で、ドブウサギ!おまえは何者なんだ?てかここどこだ?なんで俺たちこんなとこにいんだ?」

忠やん「そ、それは・・・」

うさ「僕が君たちをこの世界に連れてきたんだよ!そして、この僕は、真理が忠やんにあげたストラ・」

忠やん、真理「!!!!!!!!っ」

ヒロ「はぁぁぁl?なんの為にドブウサギが俺たちを呼んだんだよ!」

うさ、チラッと忠やんを見て

忠やん「!!!!」

うさ「説明しましょう。私の持ち主である忠や・」

忠やん、いきなり大声を出す

忠やん「あーーーーーーーー!えーーーーーーー!うーーーーおおーーあーーー!」

卓弥「ど、どした!?忠やん、いきなり大声だして!!」

忠やん「えっ?あぁ~ほら、景色が綺麗だなぁっと思ってさ!」

卓弥「た、確かに!って今はそんなことよりここに連れてこられた理由を聞いてさっさと帰ろ・」

ヒロ「綺麗だーーーーーー!!」

卓弥「ってお前もかーーーーー!!!うさ、こいつらに構わず言ってくれ。」

うさ「やっとまともに『うさ』と呼んでくれましたね。 はい。説明致します。」

忠やん「あぁぁぁぁぁ・・・・」

うさ「忠やんは、恋愛で悩んでいるみたいなのです。ですが、皆さんに相談できずひと・」

ヒロ「ちょっ!なんで忠やんの恋愛話なんか話しはじめんだよ!」

うさ「う”んっ!!口をはさむのはやめちくり!」

ヒロ「(+o+)」

忠やん、真理「・・・・」

うさ「忠やんは、恋愛で悩んでいるみたいなのです。ですが、皆さんに相談できず1人で悩んでおられた。
   悩みは増え続け、次第に人形に、いや、ウサギに、いや、ストラップに、いや、いーや、ウサギに・」

卓弥「しつこい!」

うさ「・・・大事にしているウサギのストラップに」

ヒロ「ウサギのストラップ!?」

うさ「悩みを相談するようになった。もちろん、返事が返ってくるわけもなく忠やんが一人でしゃべっているだけ   なのだが。」

ヒロ、卓弥「だが?」

うさ「だが……飽きるほど話を聞かされているうちに私の方にストレスが溜まってしまって。」

ヒロ「だろ~な~毎日恋愛相談されたら憂鬱にもなるよな~」

うさ「やれ今日も告白できなかっただの、やれ他の男と話してるのが妬ましいだの、やれ何もできない自分はウジ虫だだの」

忠信「そこまで言ってねえ!」

真理「(小声で)そんな風に落ち込むタイプだったの……」

卓弥「ストレス溜まってなんでお前がこんなことできるようになるわけ?」

うさ「もう愚痴を聞かされ続けるぐらいならいっそ解決してしまおうと。」

ヒロ「解決?どうやってやるつもりだったんだ?」

うさ「うじうじと五月蠅い忠さまとアリスをくっつければいいかなと。」

卓弥「アリスって……?」

うさ「そこにいる元ご主人です。お二人をこのネバーランドに連れてくればなるようになるだろうと。」

忠信「やや投げやりなのがもうね。」

ヒロ「このテーマパークで遊ばせれば付き合うことになるだろう……て?ねーよそれは!」

うさ「それはわかってます。アリスにはよき人がおりますから。」

卓弥「まあ、そうらしいな。じゃあどういうつもりでここに呼んだんだ?」

うさ「遊園地帰りに物理的にくっ付けばそれで満足するかと」

忠信「もうお前いいよ!だまれよ!!(真っ赤で)」

真理「そういうことだったの……でも私、ペソ持ってないからここは入れないじゃない?」

うさ「そこなんだよねえ」

ヒロ・真理・忠信「ん?どういうこと?」

うさ「アリスとその思い人との心の繋がりが予想外に強くて。私の力では及ばず。」

ヒロ「中途半端になったってことか。」

うさ「しかし私ももう愚痴聞かされるのも落書きされるのも嫌なんだよね。」

真理「じゃあ簡単よ。もとの世界に返して。そしたらお焚きあげしてお役目終わらせてあげるから。」

卓弥「お、おお、結構過激な発言だな、真理。」

うさ「……是非お焚きあげして下さい。しかし、大量に下すったストレスに対するお礼をしないのも気分が悪いですから……」

忠信「ちょ、お前何いってんだよ」

うさ「アリス、あほ面。末永く幸せに暮らして下さい。そしてご主人、忠さま。あなたの心の空白を埋めて差し上げます。」

ヒロ「え、あほ面って……忠信?」

忠信「付き合ってんのお前だろうが!」

卓弥「そうだったの!?」

うさ「ええ、卓弥さん、でしたか。そのお二人は好き合っています。忠さまの入る余地はない。しかし……もっと縁がある方がいらっしゃった……あなたです。」

忠信・卓弥「……え?」

うさ「アリスに渡すはずだったペソが彼に渡ったのがよい証拠、アリスよりもそちらの方がお似合いなんですよ。」

忠信「いやふざけんな!それはお前のミスだろう!それに卓弥は男だぞ!」

ヒロ「友達がホモでも俺は受け入れる。」

真理「私も受け入れる。」

卓弥「やめろお前ら俺は被害者になりかねないんだぞ!」

うさ「そうですね。では、忠さまがアリスへの思いを断ち切り、卓弥さんと結ばれる方法を取りましょう。私の全存在をかけて。」

忠信「な、何をする気だ!?」

うさ「さようなら皆さん、忠さま、新たな人生をどうぞお楽しみ下さい。アリス、お焚きあげよろしく。」

真理「はいは~い」

忠信「なんなんだこの流れは~~!」


雷がなる。あたりは真っ暗に。場面変わって現実世界。真理とヒロ、卓弥が歩いている。


卓弥「仲がいいね~うらやましいよ。」

ヒロ「はは、そううらやましがるな。」

真理「そうよ、卓弥もいい人見つかるわよ。」

卓弥「いい人ねえ……そうそう、昨日の晩変な夢みたんだよ!お前らと遊園地行く夢!」

ヒロ「え?お前も?」

真理「ヒロも卓弥もなの?え~……気味が悪いわね。何よこれ。」

ヒロ「集団催眠とか?気持ち悪いな。」

卓弥「確かに。妙にリアルだったし……しかし、もう一人いたよな、一緒に行ったやつ。」

ヒロ「ああ、俺の夢も確かそうだった。」

真理「そうよね『男2、女2のダブルデートだった』もんね。」

ヒロ「お、ほら見ろ卓弥。最近お前が気にしてる彼女が来たぜ。」

卓弥「おい、よせよ……」

真理「忠子~!こっちこっち~!」

忠信(が女装している?)「お疲れ様~!もう授業終わった?この後お茶でも行かない?」

真理「いいわね!ヒロと卓弥も入れて、4人で!」

卓弥「よ、余計なこと言うなよ……(照れ)」

ヒロ「よ~し行こうぜ!」


4人とも舞台からはける。はける途中で真理がぼろぼろのうさぎのストラップを落とす。気付かないで去る。


~Fin~



はっはっは!もうわけわかんね~!(爆)

ワォ!

タイトル:『母さん、アリスがうさぎを追いかけなかったら僕は~(ホニャララ)』(仮)

作:TJP

夕暮れの街
大学生と見られる男女グループが歩いている

忠信 「ほんっとあの教授ムカつくよなぁ。何が『君たちももっと大人になりたまえ』だよ。」
真理 「自分の方が赤ちゃんの産毛みたいな頭してるくせにね。」
卓弥 「まあまあ。でも、こっちも講義中にアレはやりすぎちゃったかなって感じじゃん。」
忠信 「オレは、あんな風に自分を偽ってる大人にはなりたくないんだっつの!」

そこへ別の男合流

ヒロ 「おい!お前ら教授のカツラ外したってホントか?」
忠信 「おう!これがその証拠写真だ!」
ヒロ 「うおっ!マジだ!お前らパネェな!」
真理 「見事にカツラが宙を舞ってるでしょ!」
ヒロ 「オレにも写メ送ってくれよ。」
忠信 「この写メを待ち受けにすると、一生ハゲないって話だぜ。」
ヒロ 「え~~~っ!マジパネェっっ!!」
卓弥 「今、話を作るなよ。」
忠信 「こうやって都市伝説は作られていくんだよ。」

と、たわいのない話をしていると、突然雨が降って来る

真理 「あ、雨」
忠信 「うわっ。なんだよ。聞いてないっつーの。」
卓弥 「とにかく駅まで急ごう。」

その時、雷が鳴る

真理 「やだ。何なの、も~。」
ヒロ 「これはヤベ~ぞ!お前ら、ヘソ隠すの忘れんな!」
忠信&真理 「(真剣に)おう!」
卓弥 「・・・。」

雨の中を走り出す4人
駅へと辿り着く

卓弥 「やっと着いたな。」
ヒロ 「すげぇ、ビショビショだ。」
忠信 「あれ?真理は?」
ヒロ 「え?さっきまでいたよな?」
卓弥 「すぐ後ろにいたはずだけど。」
ヒロ 「トイレでも行ってるんじゃね?」
忠信 「そうだな。」

しばらく待つが、一向に姿を見せない真理

ヒロ 「あいつ、トイレ長くね?」
忠信 「あいつも一応女子だからな。いろいろあるんじゃん?」
ヒロ 「そっか。」

ホームに電車が来るがまだ現れない真理

卓弥 「なあ。さすがに長過ぎないか?」
ヒロ 「・・・何かあった・・・とか?」
忠信 「!?まさか。ちょっと電話してみる。・・・ダメだ、出ねぇ。」
ヒロ 「オレ、その辺見て来る!」
卓弥 「あぁ。頼んだ。」
卓弥「まあ、すぐに来るだろ…。ん?どうした?忠やん?」

忠信、青ざめた顔で登ってきたエスカレーターを見ている

卓弥「どうしたの?そんなに心配しなくても平気だって。」

忠信「真理…ヤバいかも知れない…。」

卓弥「なに、どうしたの?」

忠信「さっき雷が鳴ったろ?」

卓弥「…ん?うん…。」

忠信「あの雷にやられたんだ!」

卓弥「…。!?ヘソを隠さなかったから!?」

忠信「ああ、違う!宇宙戦争って映画あったろ?スピルバーグ監督の。あの映画に出てくる宇宙人の乗ったメカのビームに当たった人間は、一瞬にして灰になる…。さっきの雷は雷じゃなくてビームだったんだ!」

卓弥「ま…まさか!?」

沈黙

忠・卓「な訳ないか。」

卓弥「あ、電車きた。」

忠信「どうする?乗っちゃう?」

卓弥「もうちょっと待ってやろうよ。」

忠信「ったく…真理っていつもそういう所あるよな。」

卓弥「そういう所って?」

忠信「ほら、急に怒ったり、急に機嫌悪くなったり。」

卓弥「一緒だよね。」

忠信「一緒か。」

卓弥「でも最近、彼氏できたらしいよ。」

忠信「………え?」

卓弥「いやぁ、まさかアイツと付き合うヤツが居るとは思わなかったけどね。」

忠信「あ…うん、そう…なんだ…。」

卓弥「だって真理だよ?オレならムリだわ。なあ?」

忠信「あ?あ…うん、そうだよな!ムリムリ!」

卓弥「だよな!ムリムリ。ハハハハハ。」

沈黙…また青ざめた表情になる忠信

卓弥「ん?どうした忠やん?」

忠信「…え?…あ、卓ちん、オレも探してくるわ。」

卓弥「忠やん!?」

走り去る忠信

卓也「忠やん!」

1人佇む卓也。通過電車が通り過ぎる。

卓也「ハッ!!
…いや、やはり無理か。
しかし、忠やん、なんだってあんなに動揺してたんだ。もしや…。ハッ!これはまさか、ヘソか!?ほんとにヘソが落ちたというのか!…忠やん、だからあんなに慌てて。」

卓也、拾う。

卓也「なんだ、ペソか。危ない。平成のこの世の中においてヘソなんて落ちているわけないか。平安ならまだしも。おいおい卓ちゃん。平安時代にもヘソなんて落ちているわけないだろう。平安にヘソが落ちるなら、今の時代なら髪の毛が落ちるというものだ。だから、アデランスやらアートネイチャーやらが流行っているのか。あの教授、榊原もハゲているのは現代の混沌が原因なのか。…しかし、なんでおれはヘソとペソを見間違えたのだろう。そうそう、ヘソとはこういうものだよ。なぁっ!これ、ヘソじゃん!これってまさにヘソじゃん!え、ほんとに落ちているなんて。榊原教授もきっと口をあんぐりさせて驚くだろうなぁ。ヘソとペソ。ペソとヘソ。…これはきっとなにかの因縁かもしれない。きっとなにかの暗示かもしれない。よし、おれは旅に出よう。このヘソを持ち主に渡そうじゃないか。そして、このペソは1割いただこうじゃないか。そうすれば、世の中はちょっとだけ幸せになるかもしれない。よし、おれはやるぞ!…みんな、スマン、おれはここで待っていてあげることはできなかった。おれは旅立つよ。でも、先にいなくなったのはみんなだしね。しかたないよね。持ってる所持金はと、お札は千円一枚。少なっ!小銭はと、あ、ペソ!ペソだ!なんて偶然。やはりおれはこの使命を全うしなきゃいけないようだ。あとは、25円か。さて、まずはどこへ向かおうか。どこへ向かうなんて、誰に答えがわかるもんか。よし、まずは電車が来たから乗ろうか。ハッ!」


卓也、電車に乗る。そして、ホームには誰もいなくなった。

一方その頃、真理は見知らぬ場所で倒れている。

真理「…う~ん。」
??「……て。…きて。」
真理「う~ん?」
??「起きて。起きて。」
真理「う~、後5分だけ…。」
??「起きて。そんな所でお昼寝していると、風邪ひいちゃうよ?」
真理「…ん?」

やっと目を覚ました真理の前には、ウサギの着ぐるみの様な人物が立っていた。

真理「あれ?ここ、どこ?みんなは?」
ウサ「あぁ、やっと起きてくれた。」
真理「え、何?って言うか、誰?」
ウサ「何を言っているんだい?誰がどう見ても、ボクはシロウサギじゃないか。きっとまだ寝ぼけているんだね。」
真理「はぁ?」
ウサ「ほら、早くしないとお茶会に遅れてしまうよ?」
真理「私、確かいつもみたいに忠信と卓弥と学校から帰ってて、途中でヒロが合流して…。」
ウサ「ほら、寝ぼけてないで行こうよ。」
真理「…あ、分かった!あの3人が仕組んだドッキリか何かでしょ?」
ウサ「ドッキリ?」
真理「どうせアンタ、あの3人の内の中の誰かでしょ?こんな着ぐるみまで着て。」
ウサ「何を言っているんだい、アリス。」
真理「何がアリスよ。ほら、顔を見せなさい!」

そう言うと、真理はシロウサギの頭を掴んで引っ張る。

ウサ「い、痛い。痛いよアリス。」
真理「まだ言うか!ん~、なかなか取れないわね。」
ウサ「痛いよ、頭もげちゃうよ。」
真理「あ、あれ?あれ?」

真理は少しの間シロウサギの頭を引っ張り続けるが、一向に着ぐるみが取れる気配は無い。

ウサ「頭もげちゃうよアリス。頭がもげちゃったら、ボクもうお茶会に行ってもお茶が飲めなくなっちゃうよ。」
真理「…。」

真理はようやく、シロウサギの頭を引っ張るのを止める。

ウサ「うぅ、痛かった。」
真理「な、なんで?なんでその着ぐるみ、取れないの?」
ウサ「だからボクはシロウサギだってば。着ぐるみじゃないよ。」

真理は、今度はシロウサギの体のアチコチを調べ出す。

ウサ「うひゃ、何をするんだいアリス。くすぐったいよ。」

調べれば調べる程、ソレは正にそのまんまの“生き物”である事が分かる。

真理「…え…えぇーっ!?」
ウサ「うひゃ、うひゃ。」
真理「何これ?なんで?どうなってんの!?」

さっき歩いていた駅前商店街は、もうすっかり暗く
急な雨に早々の店じまいの様子。
フードをかぶって、駅とは逆に来た道を戻る忠信。

忠信「やばいよ、やばいよ。真理にもらったウサギの携帯ストラップ、どっかで落としちゃったよ。失くしたって言ったら、真理のやつめちゃめちゃ怒るだろうな。どっかに落ちてないかな。」

後ろからヒロが近づく。

ヒロ「忠やん、何してんの。」

忠信「おわ!びっくりしたなあ、もう。ヒロかあ。」

ヒロ「ヒロかあ、じゃねえよ。何を下見てきょろきょろしてんだよ。すげえ挙動不審だぞ、おまえ。」

忠信「え、そうかあ?いや、ちょい落し物探してんだけど。あ、真理、いた?」

ヒロ「いないよ。どこいったんだ、あいつ。俺に断りも無く。」

忠信「お前にいちいち断るいわれはないだろうけどな。」

ヒロ「いや、そんなことないよ。だってあいつは俺の…」

稲光とともに大きな雷が再び鳴る。

忠信「うわっ、やばいよ。やっぱりこの雷。真理大丈夫かな。」

ヒロ「真理ってああ見えて、意外と怖がりだからな。」

忠信「なんだよ、真理のことよくわかってます、みたいな。」

ヒロ「当然だよ。実はさ、俺たち…」

みたび雷の轟音と激しい閃光。
忠信の姿が消えている。
雨が一層激しくなる。

ヒロ「いやー、参ったね。この雷。あれ、忠やん?忠やんどこいったん?」


隣の駅の改札口。

卓也「『卓也のぶらり途中下車の旅』ー。今日はいつもの駅の隣の駅に、初めて降りてみました。ここからスタートしてみましょう。さあ、今日はどんな出会いがあるでしょうね。楽しみです。」

この時三度目の雷に卓也も遭遇。
辺りの様子が一変する。

卓也「あれ、なんだ?誰もいなくなっちまったぞ。薄暗いな。停電か?」

どこからか楽しげなオルガンのメロディーが聞こえてくる。

きれいな飾りをつけた木製の馬に乗った忠信が現れ、行ったり来たりしている。

忠信「おー、卓ちん。お前も来たのか。」

卓也「忠やん、いったい何やってんだ。そんなデレデレした顔でさ。」

忠信「何って、見ればわかるでしょ。メリーゴーランドよ。サイコーよ。たっのしーよー!」

卓也「あれー。ここ駅じゃなかった?」

忠信「そこの券売機で入場券買えるよ。1日パスポートがお得よ。そんでそっから入ってきて。」

卓也「ふーん。」

卓也、券売機でチケットを買い、改札口から入っていく。
「ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン!」と鳴ってバーが閉じる。

卓也「あれ。なんでだ。」

忠信「お前、ペソ持ってるだろ。」

卓也「うん、持ってる。忠やん、何で知ってんの。」

忠信「そいつを改札口でかざしてみ。」

卓也、ペソをかざして改札を通過する。

卓也「やった!入れたよ、忠やん。あれ、忠やん?どこ行った?」
その頃、真理は、ウサギに連れられ、ネバーランドなる場所の入口に来ていた。
入口には大きな門があり、ウサギが、そこにペソをかざすと、門が開く。

真理「何それ?」
うさ「これは、この、ネバーランドの通貨、ペソさ。ここでは、ドルは使えない。この、通貨を持つものだけが、ネバーランドの住人として、認められるんだよ。」
真理「そうなんだ。あ、私にも一枚ちょうだい。」
うさ「・・・。」
うさ、突如、語気が強くなり、
うさ「例えば、君はさ、君のクレジットカードの暗証番号教えてよって言われたら、教えるのかい?」
真理「は?教えません。」
うさ「君のおばあちゃんいいね、ちょうだいって言われたら、あげるのかよ?」
真理「いいえ、あげません。」
うさ「じゃあ、軽々しく、ペソをくれなんて言ってんじゃねえぞ、コラ。」
真理「・・・ごめん。」

うさぎ、つばを吐く。と、そこに、片手だけ手袋をした人物が、ムーンウォークで近づいてくる人物がいる。
キング「おいおい、穏かじゃないじゃないか。何かあったのかい?」
うさ「あ、これはこれは、キング、見苦しいところをお見せしやした。いえ、この、アリスが、なめたことぬかし、あ、このアリスにネバーランドでの掟を教えていたところでげす。」
キング「ああ、君がアリスかい。ようこそ、ネバーランドへ。うさ太郎、案内を頼むよ。ではまたね。」
うさ「了解でげす。お疲れっしたー。」

キング、ムーンウォークで去っていく。うさぎ、真理、惚れ惚れした感じで、キングの去っていく姿を眺めている。

うさ「ああ、キングは、いつ見てもかっこいいなあ。感謝しろよ、ネバーランドに入れるのは、世界でも、本当に数人の選ばれた子どもたちだけなんだからな。」
真理「そうなの?キングって、このネバーランドのキングってこと?」
うさ「ばっ、てめえ何言ってんの?ポップのだよ。」
真理「キング オブ ポップ・・・。」

と、真理、メリーゴーランドに乗っている卓也を発見。

真理「あれ、卓也じゃね?おーい、たーくーやー!」

卓也、真理に気付き、

卓也「あれ、真理。お前どこ行ってたんだよ。みんなお前のこと探してたんだぞ。」
真理「いや、私はいつの間にか、倒れててさ、で、この人にここに連れられて来て・・・。」

卓也、うさぎに気付き、

卓也「あ、どうも。」
うさ「あ、いえ。」
真理「ていうか、あんたこそここで何してんの?」
卓也「いや、俺はさ、駅でヘソと見間違えて、ペソを拾っちゃってさ。それで、このペソを返すたびに出てんだよ。」

うさぎ、ペソと聞いて身を乗り出し、

うさ「ペソ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うさ「そ、そのペソ俺んだよ。」

卓也「まじ?よかったー!割とすぐ見つかったなぁ持ち主。見つからなかったらいつまでも俺はペソを持ってさまよう所だったぜ。しかもかわいいウサギちゃんが持ち主かぁ、真理も見つかったし、一件落着!!!」

真理「うそよ!そのペソはそいつのじゃないわよ!そいつは金にきたねぇドブネズミよ」

うさ「おい、言い過ぎだろこら。」

卓也「おいまじか!あっぶねー俺は人様のペソを危うくきったねーゴミやろうに渡す所だったぜ。」

うさ「お前ら言葉使いが酷いな。」

卓也「おいネズミやろう。俺様の心を踏みにじった罪は重いぞこら。耳を引っ張ってウサギにしてやんよ。」

真理「してあげて!」

うさ「ウサギだよ。」

卓也「キャクゴしろぉーーーー!!!!」

プンプンいいながら襲いかかる卓也。
そこに、忠信が入ってくる。

忠信「卓也!やめるんだ!何があったかは知らないが許してやれ。そいつを憎むな!罪を憎め!」

卓也「忠やん!」

うさ「あ!あ!」

忠信「ゴミなんか捨ておけい!」

うさ「あぁ~~↓」

卓也「それもそうか。これで三人そろったな、あとはヒロか。ヒロのやつどこいったんだろ」

真理「でも良かったぁ、1人で知らない所なんか嫌だもんね。」

うさ「忠様、ちと忠さま。」

忠信「うん。なんだゴミ。」

うさ「・・・。あ、あの。私しウサギです。」

忠信「だからどうした。」

うさ「あなたのウサギです。」

忠信「うちにお前のような汚いゴミは飼っていない。」

うさ「ストラップのウサギです。」

忠信「!!!???」

うさ「信じられませんか?ではこの胸を見て下さい。」

忠信「!!!!!」

うさ「そうです。貴方がマジックで書いた乳首です。」

忠信「!!!!」

うさ「このマジックで書かれた翼とちんこを見て下さい。もはや何がなんだか分かりません。」

忠信「俺のストラップ!」

うさ「そうです。信じてもらえたようですね。率直に言いましょう、貴方達をこの世界に呼んだのは撲の仕業です。」

忠信「!!!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うさ「・・・・。(ニヤリ)」

忠信「・・・・・・はっ!?」

うさ「・・・えっ!?・・あっ・・いや・・・だからぁ・・」

忠信「え!?ちょっと待て!・・・確かにゴミ・・・あっ、いや、お前は俺の携帯ストラップだ。それは認める。そんで俺はお前を探してたんだよ・・・でもなんでこんなにデッカくなっちゃってんだ??てゆ~かしゃべってるし!!!!!!俺達をこの世界に呼んだのはお前の仕業って・・一体ど~ゆ~ことだ!?全然訳わかんね~よ!」

真理「・・・?なんか見たことある気がするんだよなぁこのドブネズミ…」

卓弥「忠やん、そのネズミと知り合い?」

忠信「え!?あ、あぁ・・ちょっと・・・多分・・・きっと・・・」

卓弥「てゆ~かヒロはどこに行っちまったんだよ!」

忠信「あっ!なぁ、お前が俺達をこの世界に呼んだって言ったよなぁ?」

うさ「あ、はい。」

忠信「だったらヒロはどうしたんだよ!ヒロもここに呼べよ!お前の話が本当なら、ヒロを今すぐここに連れてこいよ!」

うさ「仕方ないですねぇ・・・いくら説明しても分かってもらえそうにないですし、簡単に理解できるような事でもないので・・・分かりました。忠様に信じてもらえるなら、今ここにヒロさんをお連れしましょう!」

忠信「おう!」

卓弥「ツベコベ言ってねぇでさっさと呼べよ」

真理「ん~。。。思い出せそうで・・・思い出せない・・・ん~・・・」

ウサギ、パンッと手をたたく。すると突然ヒロが現れた。ウサギニヤリと忠信を横目で見る。

ヒロ「・・・!?・・・え??・・・うわぁ!?・・・え!?みんな・・・えっ!?」

忠信「ヒロ!!」

卓弥「ヒロだ!すげぇ、ホントに呼んだ・・・」

真理「あぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~!!!!!!思い出した!!忠信にあげた携帯ストラップだ!」

卓弥「ん!?真理なに騒いでるんだ??どうした?」

ヒロ「あぁ!!!真理!!良かったぁ!無事だったか!」

真理、ヒロの存在に気付く。

真理(あっ!やべぇ、ヒロだ。今ここで携帯ストラップの話をすると忠信とのコトがバレちゃう!!!)




___________________________________________________

今日はここまで。

続きは・・・・

プリケツよろしくね!!



増田薫でしたっ!!!!












新澤どすこい!

タイトル:『母さん、アリスがうさぎを追いかけなかったら僕は~(ホニャララ)』(仮)

作:TJP

夕暮れの街
大学生と見られる男女グループが歩いている

忠信 「ほんっとあの教授ムカつくよなぁ。何が『君たちももっと大人になりたまえ』だよ。」
真理 「自分の方が赤ちゃんの産毛みたいな頭してるくせにね。」
卓弥 「まあまあ。でも、こっちも講義中にアレはやりすぎちゃったかなって感じじゃん。」
忠信 「オレは、あんな風に自分を偽ってる大人にはなりたくないんだっつの!」

そこへ別の男合流

ヒロ 「おい!お前ら教授のカツラ外したってホントか?」
忠信 「おう!これがその証拠写真だ!」
ヒロ 「うおっ!マジだ!お前らパネェな!」
真理 「見事にカツラが宙を舞ってるでしょ!」
ヒロ 「オレにも写メ送ってくれよ。」
忠信 「この写メを待ち受けにすると、一生ハゲないって話だぜ。」
ヒロ 「え~~~っ!マジパネェっっ!!」
卓弥 「今、話を作るなよ。」
忠信 「こうやって都市伝説は作られていくんだよ。」

と、たわいのない話をしていると、突然雨が降って来る

真理 「あ、雨」
忠信 「うわっ。なんだよ。聞いてないっつーの。」
卓弥 「とにかく駅まで急ごう。」

その時、雷が鳴る

真理 「やだ。何なの、も~。」
ヒロ 「これはヤベ~ぞ!お前ら、ヘソ隠すの忘れんな!」
忠信&真理 「(真剣に)おう!」
卓弥 「・・・。」

雨の中を走り出す4人
駅へと辿り着く

卓弥 「やっと着いたな。」
ヒロ 「すげぇ、ビショビショだ。」
忠信 「あれ?真理は?」
ヒロ 「え?さっきまでいたよな?」
卓弥 「すぐ後ろにいたはずだけど。」
ヒロ 「トイレでも行ってるんじゃね?」
忠信 「そうだな。」

しばらく待つが、一向に姿を見せない真理

ヒロ 「あいつ、トイレ長くね?」
忠信 「あいつも一応女子だからな。いろいろあるんじゃん?」
ヒロ 「そっか。」

ホームに電車が来るがまだ現れない真理

卓弥 「なあ。さすがに長過ぎないか?」
ヒロ 「・・・何かあった・・・とか?」
忠信 「!?まさか。ちょっと電話してみる。・・・ダメだ、出ねぇ。」
ヒロ 「オレ、その辺見て来る!」
卓弥 「あぁ。頼んだ。」
卓弥「まあ、すぐに来るだろ…。ん?どうした?忠やん?」

忠信、青ざめた顔で登ってきたエスカレーターを見ている

卓弥「どうしたの?そんなに心配しなくても平気だって。」

忠信「真理…ヤバいかも知れない…。」

卓弥「なに、どうしたの?」

忠信「さっき雷が鳴ったろ?」

卓弥「…ん?うん…。」

忠信「あの雷にやられたんだ!」

卓弥「…。!?ヘソを隠さなかったから!?」

忠信「ああ、違う!宇宙戦争って映画あったろ?スピルバーグ監督の。あの映画に出てくる宇宙人の乗ったメカのビームに当たった人間は、一瞬にして灰になる…。さっきの雷は雷じゃなくてビームだったんだ!」

卓弥「ま…まさか!?」

沈黙

忠・卓「な訳ないか。」

卓弥「あ、電車きた。」

忠信「どうする?乗っちゃう?」

卓弥「もうちょっと待ってやろうよ。」

忠信「ったく…真理っていつもそういう所あるよな。」

卓弥「そういう所って?」

忠信「ほら、急に怒ったり、急に機嫌悪くなったり。」

卓弥「一緒だよね。」

忠信「一緒か。」

卓弥「でも最近、彼氏できたらしいよ。」

忠信「………え?」

卓弥「いやぁ、まさかアイツと付き合うヤツが居るとは思わなかったけどね。」

忠信「あ…うん、そう…なんだ…。」

卓弥「だって真理だよ?オレならムリだわ。なあ?」

忠信「あ?あ…うん、そうだよな!ムリムリ!」

卓弥「だよな!ムリムリ。ハハハハハ。」

沈黙…また青ざめた表情になる忠信

卓弥「ん?どうした忠やん?」

忠信「…え?…あ、卓ちん、オレも探してくるわ。」

卓弥「忠やん!?」

走り去る忠信

卓也「忠やん!」

1人佇む卓也。通過電車が通り過ぎる。

卓也「ハッ!!
…いや、やはり無理か。
しかし、忠やん、なんだってあんなに動揺してたんだ。もしや…。ハッ!これはまさか、ヘソか!?ほんとにヘソが落ちたというのか!…忠やん、だからあんなに慌てて。」

卓也、拾う。

卓也「なんだ、ペソか。危ない。平成のこの世の中においてヘソなんて落ちているわけないか。平安ならまだしも。おいおい卓ちゃん。平安時代にもヘソなんて落ちているわけないだろう。平安にヘソが落ちるなら、今の時代なら髪の毛が落ちるというものだ。だから、アデランスやらアートネイチャーやらが流行っているのか。あの教授、榊原もハゲているのは現代の混沌が原因なのか。…しかし、なんでおれはヘソとペソを見間違えたのだろう。そうそう、ヘソとはこういうものだよ。なぁっ!これ、ヘソじゃん!これってまさにヘソじゃん!え、ほんとに落ちているなんて。榊原教授もきっと口をあんぐりさせて驚くだろうなぁ。ヘソとペソ。ペソとヘソ。…これはきっとなにかの因縁かもしれない。きっとなにかの暗示かもしれない。よし、おれは旅に出よう。このヘソを持ち主に渡そうじゃないか。そして、このペソは1割いただこうじゃないか。そうすれば、世の中はちょっとだけ幸せになるかもしれない。よし、おれはやるぞ!…みんな、スマン、おれはここで待っていてあげることはできなかった。おれは旅立つよ。でも、先にいなくなったのはみんなだしね。しかたないよね。持ってる所持金はと、お札は千円一枚。少なっ!小銭はと、あ、ペソ!ペソだ!なんて偶然。やはりおれはこの使命を全うしなきゃいけないようだ。あとは、25円か。さて、まずはどこへ向かおうか。どこへ向かうなんて、誰に答えがわかるもんか。よし、まずは電車が来たから乗ろうか。ハッ!」


卓也、電車に乗る。そして、ホームには誰もいなくなった。

一方その頃、真理は見知らぬ場所で倒れている。

真理「…う~ん。」
??「……て。…きて。」
真理「う~ん?」
??「起きて。起きて。」
真理「う~、後5分だけ…。」
??「起きて。そんな所でお昼寝していると、風邪ひいちゃうよ?」
真理「…ん?」

やっと目を覚ました真理の前には、ウサギの着ぐるみの様な人物が立っていた。

真理「あれ?ここ、どこ?みんなは?」
ウサ「あぁ、やっと起きてくれた。」
真理「え、何?って言うか、誰?」
ウサ「何を言っているんだい?誰がどう見ても、ボクはシロウサギじゃないか。きっとまだ寝ぼけているんだね。」
真理「はぁ?」
ウサ「ほら、早くしないとお茶会に遅れてしまうよ?」
真理「私、確かいつもみたいに忠信と卓弥と学校から帰ってて、途中でヒロが合流して…。」
ウサ「ほら、寝ぼけてないで行こうよ。」
真理「…あ、分かった!あの3人が仕組んだドッキリか何かでしょ?」
ウサ「ドッキリ?」
真理「どうせアンタ、あの3人の内の中の誰かでしょ?こんな着ぐるみまで着て。」
ウサ「何を言っているんだい、アリス。」
真理「何がアリスよ。ほら、顔を見せなさい!」

そう言うと、真理はシロウサギの頭を掴んで引っ張る。

ウサ「い、痛い。痛いよアリス。」
真理「まだ言うか!ん~、なかなか取れないわね。」
ウサ「痛いよ、頭もげちゃうよ。」
真理「あ、あれ?あれ?」

真理は少しの間シロウサギの頭を引っ張り続けるが、一向に着ぐるみが取れる気配は無い。

ウサ「頭もげちゃうよアリス。頭がもげちゃったら、ボクもうお茶会に行ってもお茶が飲めなくなっちゃうよ。」
真理「…。」

真理はようやく、シロウサギの頭を引っ張るのを止める。

ウサ「うぅ、痛かった。」
真理「な、なんで?なんでその着ぐるみ、取れないの?」
ウサ「だからボクはシロウサギだってば。着ぐるみじゃないよ。」

真理は、今度はシロウサギの体のアチコチを調べ出す。

ウサ「うひゃ、何をするんだいアリス。くすぐったいよ。」

調べれば調べる程、ソレは正にそのまんまの“生き物”である事が分かる。

真理「…え…えぇーっ!?」
ウサ「うひゃ、うひゃ。」
真理「何これ?なんで?どうなってんの!?」

さっき歩いていた駅前商店街は、もうすっかり暗く
急な雨に早々の店じまいの様子。
フードをかぶって、駅とは逆に来た道を戻る忠信。

忠信「やばいよ、やばいよ。真理にもらったウサギの携帯ストラップ、どっかで落としちゃったよ。失くしたって言ったら、真理のやつめちゃめちゃ怒るだろうな。どっかに落ちてないかな。」

後ろからヒロが近づく。

ヒロ「忠やん、何してんの。」

忠信「おわ!びっくりしたなあ、もう。ヒロかあ。」

ヒロ「ヒロかあ、じゃねえよ。何を下見てきょろきょろしてんだよ。すげえ挙動不審だぞ、おまえ。」

忠信「え、そうかあ?いや、ちょい落し物探してんだけど。あ、真理、いた?」

ヒロ「いないよ。どこいったんだ、あいつ。俺に断りも無く。」

忠信「お前にいちいち断るいわれはないだろうけどな。」

ヒロ「いや、そんなことないよ。だってあいつは俺の…」

稲光とともに大きな雷が再び鳴る。

忠信「うわっ、やばいよ。やっぱりこの雷。真理大丈夫かな。」

ヒロ「真理ってああ見えて、意外と怖がりだからな。」

忠信「なんだよ、真理のことよくわかってます、みたいな。」

ヒロ「当然だよ。実はさ、俺たち…」

みたび雷の轟音と激しい閃光。
忠信の姿が消えている。
雨が一層激しくなる。

ヒロ「いやー、参ったね。この雷。あれ、忠やん?忠やんどこいったん?」


隣の駅の改札口。

卓也「『卓也のぶらり途中下車の旅』ー。今日はいつもの駅の隣の駅に、初めて降りてみました。ここからスタートしてみましょう。さあ、今日はどんな出会いがあるでしょうね。楽しみです。」

この時三度目の雷に卓也も遭遇。
辺りの様子が一変する。

卓也「あれ、なんだ?誰もいなくなっちまったぞ。薄暗いな。停電か?」

どこからか楽しげなオルガンのメロディーが聞こえてくる。

きれいな飾りをつけた木製の馬に乗った忠信が現れ、行ったり来たりしている。

忠信「おー、卓ちん。お前も来たのか。」

卓也「忠やん、いったい何やってんだ。そんなデレデレした顔でさ。」

忠信「何って、見ればわかるでしょ。メリーゴーランドよ。サイコーよ。たっのしーよー!」

卓也「あれー。ここ駅じゃなかった?」

忠信「そこの券売機で入場券買えるよ。1日パスポートがお得よ。そんでそっから入ってきて。」

卓也「ふーん。」

卓也、券売機でチケットを買い、改札口から入っていく。
「ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン!」と鳴ってバーが閉じる。

卓也「あれ。なんでだ。」

忠信「お前、ペソ持ってるだろ。」

卓也「うん、持ってる。忠やん、何で知ってんの。」

忠信「そいつを改札口でかざしてみ。」

卓也、ペソをかざして改札を通過する。

卓也「やった!入れたよ、忠やん。あれ、忠やん?どこ行った?」
その頃、真理は、ウサギに連れられ、ネバーランドなる場所の入口に来ていた。
入口には大きな門があり、ウサギが、そこにペソをかざすと、門が開く。

真理「何それ?」
うさ「これは、この、ネバーランドの通貨、ペソさ。ここでは、ドルは使えない。この、通貨を持つものだけが、ネバーランドの住人として、認められるんだよ。」
真理「そうなんだ。あ、私にも一枚ちょうだい。」
うさ「・・・。」
うさ、突如、語気が強くなり、
うさ「例えば、君はさ、君のクレジットカードの暗証番号教えてよって言われたら、教えるのかい?」
真理「は?教えません。」
うさ「君のおばあちゃんいいね、ちょうだいって言われたら、あげるのかよ?」
真理「いいえ、あげません。」
うさ「じゃあ、軽々しく、ペソをくれなんて言ってんじゃねえぞ、コラ。」
真理「・・・ごめん。」

うさぎ、つばを吐く。と、そこに、片手だけ手袋をした人物が、ムーンウォークで近づいてくる人物がいる。
キング「おいおい、穏かじゃないじゃないか。何かあったのかい?」
うさ「あ、これはこれは、キング、見苦しいところをお見せしやした。いえ、この、アリスが、なめたことぬかし、あ、このアリスにネバーランドでの掟を教えていたところでげす。」
キング「ああ、君がアリスかい。ようこそ、ネバーランドへ。うさ太郎、案内を頼むよ。ではまたね。」
うさ「了解でげす。お疲れっしたー。」

キング、ムーンウォークで去っていく。うさぎ、真理、惚れ惚れした感じで、キングの去っていく姿を眺めている。

うさ「ああ、キングは、いつ見てもかっこいいなあ。感謝しろよ、ネバーランドに入れるのは、世界でも、本当に数人の選ばれた子どもたちだけなんだからな。」
真理「そうなの?キングって、このネバーランドのキングってこと?」
うさ「ばっ、てめえ何言ってんの?ポップのだよ。」
真理「キング オブ ポップ・・・。」

と、真理、メリーゴーランドに乗っている卓也を発見。

真理「あれ、卓也じゃね?おーい、たーくーやー!」

卓也、真理に気付き、

卓也「あれ、真理。お前どこ行ってたんだよ。みんなお前のこと探してたんだぞ。」
真理「いや、私はいつの間にか、倒れててさ、で、この人にここに連れられて来て・・・。」

卓也、うさぎに気付き、

卓也「あ、どうも。」
うさ「あ、いえ。」
真理「ていうか、あんたこそここで何してんの?」
卓也「いや、俺はさ、駅でヘソと見間違えて、ペソを拾っちゃってさ。それで、このペソを返すたびに出てんだよ。」

うさぎ、ペソと聞いて身を乗り出し、

うさ「ペソ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うさ「そ、そのペソ俺んだよ。」

卓也「まじ?よかったー!割とすぐ見つかったなぁ持ち主。見つからなかったらいつまでも俺はペソを持ってさまよう所だったぜ。しかもかわいいウサギちゃんが持ち主かぁ、真理も見つかったし、一件落着!!!」

真理「うそよ!そのペソはそいつのじゃないわよ!そいつは金にきたねぇドブネズミよ」

うさ「おい、言い過ぎだろこら。」

卓也「おいまじか!あっぶねー俺は人様のペソを危うくきったねーゴミやろうに渡す所だったぜ。」

うさ「お前ら言葉使いが酷いな。」

卓也「おいネズミやろう。俺様の心を踏みにじった罪は重いぞこら。耳を引っ張ってウサギにしてやんよ。」

真理「してあげて!」

うさ「ウサギだよ。」

卓也「キャクゴしろぉーーーー!!!!」

プンプンいいながら襲いかかる卓也。
そこに、忠信が入ってくる。

忠信「卓也!やめるんだ!何があったかは知らないが許してやれ。そいつを憎むな!罪を憎め!」

卓也「忠やん!」

うさ「あ!あ!」

忠信「ゴミなんか捨ておけい!」

うさ「あぁ~~↓」

卓也「それもそうか。これで三人そろったな、あとはヒロか。ヒロのやつどこいったんだろ」

真理「でも良かったぁ、1人で知らない所なんか嫌だもんね。」

うさ「忠様、ちと忠さま。」

忠信「うん。なんだゴミ。」

うさ「・・・。あ、あの。私しウサギです。」

忠信「だからどうした。」

うさ「あなたのウサギです。」

忠信「うちにお前のような汚いゴミは飼っていない。」

うさ「ストラップのウサギです。」

忠信「!!!???」

うさ「信じられませんか?ではこの胸を見て下さい。」

忠信「!!!!!」

うさ「そうです。貴方がマジックで書いた乳首です。」

忠信「!!!!」

うさ「このマジックで書かれた翼とちんこを見て下さい。もはや何がなんだか分かりません。」

忠信「俺のストラップ!」

うさ「そうです。信じてもらえたようですね。率直に言いましょう、貴方達をこの世界に呼んだのは撲の仕業です。」

忠信「!!!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と、ここまでにしておきましょう!

どうも新澤です。

この話壮大なスケールになってません?
もっと軽くしてほしいものです。


こないだのチラシ撮影会は楽しかったねぇ。きっと良い写真が撮れてると思います。
チラシの完成が待ち遠しいものです。

まぁドタバタとこれから忙しくなって行くとは思いますが、ガンガン攻めて行きましょう。

漫才もゴリゴリ頑張って下さい。

もちろん優勝するチームは俺とちゃあですが。へへへ。

ではお次は増田さんどーぞ。

リレーコメディー続きだよ。

ちゃです。続き書きます。


その頃、真理は、ウサギに連れられ、ネバーランドなる場所の入口に来ていた。
入口には大きな門があり、ウサギが、そこにペソをかざすと、門が開く。

真理「何それ?」
うさ「これは、この、ネバーランドの通貨、ペソさ。ここでは、ドルは使えない。この、通貨を持つものだけが、ネバーランドの住人として、認められるんだよ。」
真理「そうなんだ。あ、私にも一枚ちょうだい。」
うさ「・・・。」
うさ、突如、語気が強くなり、
うさ「例えば、君はさ、君のクレジットカードの暗証番号教えてよって言われたら、教えるのかい?」
真理「は?教えません。」
うさ「君のおばあちゃんいいね、ちょうだいって言われたら、あげるのかよ?」
真理「いいえ、あげません。」
うさ「じゃあ、軽々しく、ペソをくれなんて言ってんじゃねえぞ、コラ。」
真理「・・・ごめん。」

うさぎ、つばを吐く。と、そこに、片手だけ手袋をした人物が、ムーンウォークで近づいてくる人物がいる。
キング「おいおい、穏かじゃないじゃないか。何かあったのかい?」
うさ「あ、これはこれは、キング、見苦しいところをお見せしやした。いえ、この、アリスが、なめたことぬかし、あ、このアリスにネバーランドでの掟を教えていたところでげす。」
キング「ああ、君がアリスかい。ようこそ、ネバーランドへ。うさ太郎、案内を頼むよ。ではまたね。」
うさ「了解でげす。お疲れっしたー。」

キング、ムーンウォークで去っていく。うさぎ、真理、惚れ惚れした感じで、キングの去っていく姿を眺めている。

うさ「ああ、キングは、いつ見てもかっこいいなあ。感謝しろよ、ネバーランドに入れるのは、世界でも、本当に数人の選ばれた子どもたちだけなんだからな。」
真理「そうなの?キングって、このネバーランドのキングってこと?」
うさ「ばっ、てめえ何言ってんの?ポップのだよ。」
真理「キング オブ ポップ・・・。」

と、真理、メリーゴーランドに乗っている卓也を発見。

真理「あれ、卓也じゃね?おーい、たーくーやー!」

卓也、真理に気付き、

卓也「あれ、真理。お前どこ行ってたんだよ。みんなお前のこと探してたんだぞ。」
真理「いや、私はいつの間にか、倒れててさ、で、この人にここに連れられて来て・・・。」

卓也、うさぎに気付き、

卓也「あ、どうも。」
うさ「あ、いえ。」
真理「ていうか、あんたこそここで何してんの?」
卓也「いや、俺はさ、駅でヘソと見間違えて、ペソを拾っちゃってさ。それで、このペソを返すたびに出てんだよ。」

うさぎ、ペソと聞いて身を乗り出し、

うさ「ペソ!?」


続く

ムツザキ君に勧められた博多風流(だっけ?)のラーメンを食べたところ、言われていた通り下しました。
でもきっと、また行くでしょう。
では、この辺で、座長、お願いします。
遅くなってすんません。

ちゃあ