今年3月に旅立った雲が、もう生まれ変わってきてくれたことを

 

 

そのことを少しずつ書いていっています。

 

カテゴリ【生まれ変わり】でまとめていきますが

 

まだ(1)を読んでいない人は↓の記事からご覧くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20190912U

2019年9月12日の雲

大好きなオーツ麦を食べる顔がすごいです♪

 

 

 

 

 

 

さて、(1)からの続きです。

 

 

 

 

風はいつもそうしていたように、私の手の中に潜り込んできて

 

だけどいつもとは違って弱々しく、目を閉じて眠りました。

 

 

 

 

それから約2時間後に風は旅立っていきました。

 

 

 

 

風が愛らしい黄色い身体から抜け出たと気づいた直後

 

ちょうど他の誰か1ピと一緒に

 

まだケージに戻らずに放鳥を愉しんでいたうあが

 

まるですべてをわかっているかのように風の元へ舞い降りて

 

そのまま風の身体の羽繕いをはじめました。

 

 

 

 

それまで風が私の手の中にいたときには

 

一緒に手の中に潜ってきたりして側にいることも多かったうあだけど

 

 

 

 

この時は、最初から風をきれいにしてあげるつもりで来たようでした。

 

小さく残って取れないままでいた茶色になったろう膜もスッと剥がして

 

風を完全にきれいな姿にしてくれました。

 

 

 

 

 

 

20210423Ua01

2021年4月23日のうあ

孵化して丸一日は経った頃かな

 

 

 

 

 

 

お気づきかも知れませんが、うあが雲の生まれ変わりなのです。

 

最初に気づいたのは

 

卵から出てきたうあの姿を初めて見たときでした。

 

 

 

 

羽も何も生えていない、赤裸の姿なのに

 

まだ開かぬ目も、黒い目をしているとわかるのに

 

なぜか私にはその時、真っ白な身体、赤い目に見えたのです。

 

雲の旅立った3月24日から約1ヶ月後の4月23日のことでした。

(うあが孵化したのは22日だけど確認したのは23日でした)

 

 

 

結構な衝撃でした。

 

ちゃんと頭では、その生まれたばかりの雛の姿は

 

赤い目ではないとわかっているし、羽だって生えてないのに

 

やっぱり私には赤い瞳で真っ白な羽をまとって見えたのです。

 

 

 

 

 

とはいえ、雲が恋しくて、そう見えちゃったのかしら~と

 

ちょっと自分を疑ってもみたりもしました。

 

身体に、その見た目に大切さを感じたのは

 

雲が初めてでもあったから。

 

この”姿”、”その時の肉体”については

 

また別で書こうかな、と思います。

 

 

 

 

 

ある意味、雲が生まれ変わってきたんだ!ってがっかりしないように

 

期待しすぎないようにもしていたように思うけど

 

念の為に雲には

 

 

 

「もしも雲なんだったら、いつもやってたアレをやって教えてくれる?」

 

 

 

そう心の中で話しかけて、お願いしていました。

 

 

 

 

そのまま、赤裸の雛が真っ白に見えたことさえ忘れて

 

当然ながら、うあを雲なのかも、と見ることも無くなっていました。

 

次々生まれた雛たちと、その成長が可愛くて

 

すっかり頭から離れていたようです。

 

ただ、うあの羽が伸び、開き始め色がわかってきた頃には

 

あは、やっぱり白じゃないしー、って思いました。